縄文人(見習い)の糸魚川発!

ヒスイの故郷、糸魚川のヒスイ職人が、縄文・整体・自然農法をライフワークに情報発信!

「未来少年コナン」は、近代科学と管理社会に対峙するキングコングであり、ブルースリーである

2021年06月28日 07時19分47秒 | 記録しておきたいヒト・モノ・本・映画

ある人に「未来少年コナン」を薦めたので、久しぶりに観たくなってYouTube動画で視聴したら、第二回目だけにヘンテコな字幕が出てきて笑えた。

例えば「おじい!」→「汚泥」とか、「いろいろゴタゴタがあってね」→「省庁の夫婦があってね」などなど。

育ての親が死にゆく愁嘆場で、「汚泥」はないだろ!
色々とゴタゴタがあってねぇが、省庁の夫婦とは、なにかの意図を感じる( ´艸`)
 
高校生の時に初めて観た時から気付いていたが、「未来少年コナン」は「十五少年漂流記」をかなり意識しているようだ。
 
例えばコナンが住んでいる「残され島」は蝶々のような形をしているが、「十五少年漂流記」のチェアマン島と同じであったり、最終回のタイトルも同じく「大団円」であったり。
変な字幕の最高潮(笑)
 
なにより少年が海と島を舞台に、困難に立ち向かう冒険譚であること。
 
帆船と飛行機、冷酷な悪漢と善良な人々、そして純真無垢な少年少女たちの友情、地下に閉じ込められた虐げられた民衆が蜂起する場面などは、「燃えよドラゴン」のラストを思わせるではないか・・・冒険活劇の要素が盛りだくさん。
コナン、生きていて・・・と語るラナです、念のため。
 
少女のラナが、いざという時はコナンを信じ切って、躊躇せず大胆な行動をとる所もいいし、ハイテクに肉体で立ち向かうところもいい。
 
すなわちコナンは「キングコング」やブルース・リーと同様に、近代科学と管理社会に対峙する人間の象徴であり、原始的存在でもある。
 
そんなことを長者ヶ原遺跡のイベントのたびに焚火を観ながら話すと、観たことのない人も観てみようと思うらしく、新たなファンが増えていく。
 
これから海の季節がやってくるが、今年はどんな冒険が待っているのか楽しみですゾ。
 
 
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿