(2022年6月)
2022年6月に野沢温泉を訪ねた際の記録を連続して記事にしておりますが、その時に一晩お世話になったお宿は、前回取り上げた「松葉の湯」の斜前に位置する「げんたろう屋」さんです。
こちらのお宿は、外壁に描かれた大きなアートが印象的。
壁一面に描かれ、しかも鮮やかな色遣いなので、通りを往来する人は間違いなく立ち止まって見上げてしまうでしょう。
小規模なお宿ですが鉄筋PC造の4階建で、館内にはエレベーターも設置されていますので、館内の上下移動がとても楽。なおフロントは2階です。
今回私が案内されたお部屋はこちら。6畳の和室で、エアコンやテレビなどひと通りの設備は揃っており、心地よく一晩を過ごすことができました。今回私は地獄釜のように暑かった東京の猛暑から逃れるために野沢温泉へやってきたのですが、その目的に相応しく、日が傾いた頃から窓を開けておけば涼しい風が室内に入り、エアコンをつけずに心地よく安眠することができました。
なお部屋の鍵はタッチ式のカードキー。小規模旅館でカードキーは意外でしたが、いちいち鍵穴に挿して回して…という手順を踏まずに済むので楽ですね。
お部屋の窓から外を見ると、目と鼻の先の「松葉の湯」があり、そのまわりに野沢温泉の温泉街が広がっています。外からこの窓を見ると、ちょうど外壁の大きなアートに開いた窓から私が顔を出して温泉街を眺めていることになりますね。
夕飯は別室へ移動していただきます。
山の幸をメインにした献立で、特にネマガリタケが柔らかくて美味でした。
メインディッシュはこの鍋。
煮えた豚肉や野菜を白いご飯の上に一旦置いてから口へ運びます。すると出汁がご飯に染み込むので、ご飯がすごい勢いで進み、気づけば動けなくなるほど鱈腹に食べていました。
さて、肝心のお風呂については次回の記事で取り上げます。
次回記事に続く。