パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

名は体を表すか

2008年08月07日 | おもいで
8月7日(木)快晴
いよいよ北京オリンピックが始まる。
楽しみだ。
バレーボールも、水泳も、柔チャンもオグシオも、野口みずきもサッカーも野球も。
野球と言えば、代表メンバーの藤川球児投手。
球児って名前がすごいね!
親の願いが、そのまま現実になったような、稀なケースだ。
兄の友人にタケトラ君(漢字失念)という子がいて、どんな強そうな子なんだ?とワクワクしてのぞきにいくと、
色白の華奢な男の子が、おとなしく遊んでて驚いた。
子供心に、ここまで名と体が違うのは、悲劇だなあと思ったものだ。
さらに、彼のお父さんはタケグマさんだと聞き、お父さんも見てみたいと思った。

娘が通った保育園には、飛雄馬先生という男の保育士さんがいた。
小さい子達が、回らない舌で「ヒューマセンセー~っ!」とまとわりつく光景は微笑ましかった。
サッカーの監督岡ちゃんに似た風貌。
星飛雄馬というよりも、ドラえもんののび太君のよう。
男の保育士さんに免疫のなかった母であったが、子供を見る優しい視線、
たくましい遊ばせ方、お遊戯会での女装・・・
園に一人は男の保育士さんって必要だわと思ったものだ。
それにしても、野球選手になって欲しいと願いをこめて名付けたお父上は
息子から「俺、保育士になりたいんだ」と言われた時、どう思っただろうか。

高校の時、紫折(しおり)ちゃんという同級生が居た。
新卒で来た古文の若い男の先生。
名簿と生徒の顔を交互に見ながらの初授業。
紫折という名に気付き、えらくお気に召され
「綺麗な名前だなあ~紫を折るかぁ・・・
紫折さん、立って!」
立ち上がった紫折ちゃんを見て、あきらかにがっかりした表情の先生、
あろうことか「名前負けだな・・・」とつぶやいたのを、ワタクシは聞き逃さなかった。
ひどすぎる・・・
自分の子供に綺麗すぎる名前をつけるのはやめておこうと思ったのは、きっとこの記憶のせいだ。

今朝、テレビから聞こえてきた「藤川球児」という名前で、いろいろと思い出してしまった。
夫に「球児って名前がすごいよねえ~」と言うと、
「青空球児好児?」
そう言うと思ってました・・・
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする