パパと呼ばないで

再婚した時、パパと呼ばないでくれと懇願した夫(←おとうさんと呼んで欲しい)を、娘(27)「おやじ」と呼ぶ。良かったのか?

感性

2019年07月05日 | 衣・食・住
7月5日(金)曇り

今日我が家はカレーパーティーの予定である。
モラタメさんからカリー屋シリーズ10箱いただいており、早くカレーパーティーしなきゃと思いつつ、
中年夫婦二人の夕食で開催するには少し寂しいなあと思っておる所に娘から「金曜日に泊りに行くよ」
即、頭に近所の居酒屋ラインナップが浮かび「どこに行く?」
ところがフィアンセYさんは仕事で遅くなるからご飯は別々になる。
じゃあ自宅でカレーパーティにしよう。
いくらなんでも義母の初手料理がレトルトカレーだったと彼の記憶に残るのは少々辛いもの。
それから、ここだけの話であるが、母は少しびびっている。
いや、味ではない。二度言うが、料理の腕の心配をしているのではない。
Yさんのお母様はとてもきちんとした方で、娘曰く、お家がいつ行って綺麗。
そして、そのお母様に育てられたYさんもとてもきちんとした青年で、彼がお茶碗を洗う後ろ姿を見ながら(・・・いまどきカップルだ)
娘は洗い物の最後、流し台を拭きあげることを学んだ(実母はそんなことしたことがない)

ここからは感性レベルの話であるので、ホント人それぞれで、正解とか非難とか矯正とかのできないことであるというのがワタクシ的見解。
少し前だったか、テレビで、他人の握ったおにぎりを食べられるか問題が話題になっていた。
これは、忘れた頃に、ある一定の期間をあけては話題に出てくる、答えの出ない話である。
そもそもおにぎりがダメっていう人。
家族の握ったものがギリギリOKという人。
コンビニとかおにぎり屋さんとかのものなら大丈夫な人。
お友達のお母さんが握ったものでも全然平気な人。
このテレビの後、ネットではまたひとしきりこの問題が賑わってたようで、その中で「人の握ったおにぎり食べられないなんていう人は、避難所でも食うなよ!」てな発言まで出る始末。
それは違うでしょ〜と思いながら、でも一方で「あたしも他人が握ったおにぎり食べられないわ〜」という発言を目にすると、ううむ・・・と心がざわつく。
ワタクシは、多分、食べられる。いや、ここで多分と付けたのは、最近ちょびっと深く考え始めたせいで、それまでのワタクシだったら「はぁ〜?人の握ったおにぎり食べられないっていう意味がわからない!」という側だった。
しかし、掃除や片付けが苦手なDNAを深くしみじみ思い知り、不潔とまではいかないまでも果たして綺麗好きかと問われると自信持ってイエスと言えない。
いや、綺麗は好きだ、だが綺麗にできない。保てない。汚くなったら綺麗にするという感じ。

その昔、我が母は、下着には熱湯をかけ、それから洗濯していた。
流し台のシンクに置いた洗い桶の中で布巾を洗いたくないと言ってた。
何でもかんでも押し入れやタンスに押し込んで、表面上は片付いている風だったので、急な来客にも動ぜず(実際我が父は呑み会の後、必ず同僚を家に連れてくる人だった)にこやかに応対していた。
だからワタクシの中で、母は完璧な主婦だ!うちは綺麗だ、母は綺麗好きだ、よってワタクシも綺麗好きだと思いながら大きくなった。
が・・・何をか言わんや

おにぎりの話の後で恐縮ですが、トイレの話。
だいぶ前に、我が友人A夫人が「我が家のトイレのウォシュレットが壊れて、今、なるべく外出先のトイレに行くようにしている」発言に驚いた。
そもそもワタクシは、なるべくならよそのトイレに行きたくない。
ましてやウォシュレット!!!
ワタクシのウォシュレットの使用限界は自宅と実家のみである。
変な話、あれほど掃除に苦労した、あの実家のトイレである。決してキレイとは言えないあのトイレである(しつこい)
これは、清潔か否かという点でないことがわかる。
ちょー綺麗好きな友人のお宅であろうが、1時間おきにお掃除の人が掃除するような高級ホテルのトイレであろうがウォシュレットは使わない。

ワタクシが常日頃、不満に思い、不思議に思い、イラつくことに、『女子トイレ』がある。
どんどん進化している。
消音用の音姫の普及率はすごいし、便座消毒のスプレー完備の個室も増えてきた。
長蛇の行列に並び、待つ。
遅い・・・
みんな中で何してるの?
ワタクシ、待たせるのも嫌だし待たされるのも嫌だから、自分の番が回ってきたら小走りで駆け込み、汚れていないと判断したら即、座り、即、用を足す。
下着を上げたら即、個室を出て、さあ次の方どうぞ。
ふと腰に手を回すとシャツがパンツに引っかかってましたなんてことは日常茶飯事。
でもまだそこは洗面所。鏡の前で整えればよろしくってよ。
しかし...中で何してたらこれほど遅いの?と首を傾げたくなるほど皆さん遅い。
本当にムカつくよね〜という話を鹿児島旅行中のトイレを出た後に娘と熱く語り合う。
さすが我が娘である、ほとんど同じ感性である。
あの便座消毒なんて昔はなかったわよ、つかキレイなトイレに限って完備されてるよね、あれって。
長蛇の行列の時には、あれ使ったり、便座シート広げたりはないわぁ〜
そこに、フィアンセYさんが申し訳なさげに「俺は、混んでるトイレの時は、すごいスピードでシュッと出してシュッと便器拭いて座ります。」
ここだ。基本的に綺麗好きな人とそうでない人の差は。
それ以降、ワタクシ、カランカランカランと高速でペーパーをたぐり、シュッと出してシュッと拭いて座るようになりました。
これならワタクシのポリシーにも反しないし、キレイ好きな人間に近づいた気になる。

金曜日に泊りに行くねとの娘からのラインの最後に「シーツだけ洗っておいてください」
綺麗なシーツがない。この前はどうしたかと思い出すに、あったか敷きパッドみたいなの敷いてたなあ。
ってことで、今度はYさん用の夏用冷感パッドを調達し、ここでまたハッとする。
一度洗っておくべきだろうが、お天気がいまひとつだ。
生乾き臭と、新品の臭い(←悪い意味で)を秤にかけて新品臭に軍配を上げました。

・・・って、ママ!シーツで悩んだり、だらだらブログなんか書いてないで、早く開かずの間を解放できるように片付けてよっ!(←娘心の声)
コメント (4)
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