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peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ヤマアジサイ(山紫陽花)「シチダンカ(七段花)」

2008年07月05日 | Weblog
みちのくあじさい園のヤマアジサイ(山紫陽花)
「シチダンカ(七段花)」 2008年7月1日






2008年7月1日(火)、「あじさいまつり」が開かれている一関市舞
川字原沢111にある「みちのくあじさい園」に行ってきました。
出入り口がある管理棟前のあじさいロードを100mほど下った所に
「シチダンカ(七段花)」という名のヤマアジサイ(山紫陽花)が
沢山咲いていて、見頃を迎えていました。












ヤマアジサイ(山紫陽花)「シチダンカ(七段花)」
アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属
Hydrangea macrophylla serrata
江戸時代にシーボルトが「日本植物誌」で世界に紹介。その後実物を
見た人がなく、「まぼろしの花」といわれていたが、昭和34年に兵庫
県の六甲山中で再発見されたという。両性花のまわりを囲む装飾花の
ガク片は星形の八重咲き。酸性土壌では青色、中世土壌ではピンク色
になる。
ヤマアジサイ(山紫陽花) Hydrangea macrophylla serrata
別名:サワアジサイといい、北海道の一部、本州、四国、九州の内陸
の湿度のある山林に自生する小型で葉に光沢のないアジサイ(落葉低木)
性質に地方性があり、関東・東海地方のものは、両性花、装飾花とも
白色で、近畿以西になると、青やピンクの色がつくとのこと。特に九州
は多彩な品種があるといわれている。ベニガク、七段花、アマチャなど
は江戸時代後期の古書にも記載がある。
ヤマアジサイは花色、花形とも最も変化に富み、豪雪地帯に分布する
葉の大きいエゾアジサイと境界を接している。現在見い出されている変
異種は150種を超えるとされている。

ヤマアジサイ(山紫陽花)「ベニガク(紅萼/紅額)」

2008年07月05日 | Weblog
みちのくあじさい園のベニガク(紅萼/紅額)
2008年7月1日








2008年7月1日(火)、一関市舞川字原沢111にある「みちのくあじさい園」
に行ってきました。管理棟がある出入り口から150mほど下った所に、初代
・日本アジサイ協会会長 山本武臣氏が寄贈されたという「山本コレクショ
ン・コーナー」があり、多くの珍しいアジサイが植栽されています。特に
群植されている「ベニガク(紅萼/紅額)」と呼ばれているヤマアジサイは
素晴らしいと思いました。









一関市大東町摺沢のベニガク(紅萼/紅額)
 2008年6月26日








2008年6月26日(木)、一関市大東町摺沢地区の国道343号線沿いの
レストランの前に、鉢植えにされた「ベニガク(紅萼/紅額)」が
展示されていました。





一関市厳美町のヤマアジサイ「ベニオトメ(紅乙女)」
 2007年6月30日



2007年6/30(土)、一関市厳美町の道の駅「厳美渓」の売店
に「紅おとめ」と書かれたヤマアジサイが展示されていました。




ヤマアジサイ「ベニガク(紅萼/紅額)」
アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属
Hydrangea macrophylla serrata f.rosalba
ふつう「ベニガク」と呼ばれている紫陽花で、江戸時代から栽培
されているといわれる古品種。額のように周りを取り囲む装飾花が
紅色の額縁咲き一重のアジサイ。ヤマアジサイの園芸品種で、花は
白~淡紅に変化する。装飾花のガク片は菱形で鋸歯があるものが多
い。

ふつうのアジサイ(紫陽花)は、この額縁咲きアジサイの萼が全て
美しい装飾花になったものといわれ、アジサイの起源種である。
アジサイ(ハイドランジア)属 Hydrangea
落葉、常緑低木、まれに高木。蔓性植物で東アジア、北・南アメ
リカに23~80種以上が分布するとのこと。葉は卵形、楕円形、披
針形。葉縁に欠刻があり、対生、輪生。花は大きな頭状または円
錐花序。萼が発達する種が多い。花木として世界的に栽培される。
アジサイ科 Hydrangeaceae
従来はユキノシタ科 Saxifragaceaeに入れられていたが、花形の
違いにより「アジサイ科」として独立した。17属170種が北半球に
分布し、高木、低木、蔓性、草本がある。葉は対生、単生、托葉
はない。花は両性、集散花序または単生、花弁4、5。萼が花弁状
(装飾花)になる種類がある。一部の花が不稔性になる。
ウツギ(ドイツィア)属 Deutzia、バイカウツギ(フィラデル
フス)属 Philadelphusなどがある。

ヤマアジサイ(山紫陽花)「クレナイ(紅)」

2008年07月05日 | Weblog
みちのくあじさい園のヤマアジサイ(山紫陽花)「クレナイ(紅)」
 2008年7月1日







2008年7月1日(火)、一関市舞川字原沢111にある「みちのくあじさい園」
に行ってきました。出入り口がある管理棟前の花苗売場で、いろいろな品
種のアジサイが展示販売されていました。その中で、真紅に輝く花を付け
た「クレナイ(紅)」という名のヤマアジサイが特に目立っていました。



ヤマアジサイ(山紫陽花)「クレナイ(紅)」
アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属
Hydrangea macrophylla serrata cv.Kurenai
長野県飯田産で、長野県を代表する赤花。はじめ装飾花(ガク片)の
3~4ひらが白く咲き、ピンク色から次第に濃くなり、紅色に染まる。
5月頃、白咲きで、3~4ひらのガク片がある。5月末頃、白色にピンク
色が入ってくる。6月上旬には紅(クレナイ)色になる。
ヤマアジサイ(山紫陽花) Hydrangea macrophylla serrata
一名「サワアジサイ」。関東地方以西、九州まで、また、韓国の低山
の湿った林内にふつうに見られる落葉低木で、葉は対生し、楕円形で
無毛・花は枝先につき、装飾花、両性花とも桃色、紫色、白色など変
異が多く美しい。「ブルー・ディックルcv.Blue Deckle」など、多く
の品種が作出されている。[栽培]繁殖は挿木。[花期]6~8月。