peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

ビワ(枇杷)

2008年07月16日 | Weblog
大船渡市末崎町のビワ(枇杷)の花
 2007年12月7日



2007年12月7日(金)、”45年ほど前に植えた温州ミカンが、11月中旬
から色づき始め、やわらかな日差しを浴びて鮮やかなオレンジ色に輝い
ている”と「岩手日報(夕刊)」で報道された、大船渡市末崎町大豆沢
の熊上富一郎さん宅を訪ねた際、家の前の畑に植えられた「ビワ(枇杷)
」の木が花を咲かせていました。





愛媛県産のビワ(枇杷)の実 2007年6月30日

2007年6/30(土)、コープ一関コルザ(いわて生協一関店)で、
黄橙色に熟したビワ(枇杷)が、5個入り1パック580円で売られ
ていたので買ってきました。「JAえひめ中央・唐川びわ」と書か
れていました。
一関市東山町の実生のビワ(枇杷)
 2007年6月28日



2007年6/28(土)、一関市東山町長坂の民家の庭に実生から
育てたという「ビワ(枇杷)」が、沢山の青い実をつけてい
ました。実を大きくするには撰果をしなければならないとは
思うものの、折角なった実を捥ぐことができないでいると話
していました。




1月に咲いたビワ(枇杷)の花
一関市上の橋付近 2007年1月28日



2007年1/28(日)、1月も末だというのに、さっぱり雪も降らず
暖かい春のような日が続いています。一関市街地を流れる磐井川
に架かる上ノ橋の近くの民家の庭にあるビワ(枇杷)の木が花を
咲かせていました。





一関市東山町松川のビワ(枇杷)の花 2006年12月7日


2006年12/7、朝から天気が良く暖かかったので、一関市川崎町図書館
に行ってきました。松川公民館(一関市東山町)のすぐ近くに「ビワ
(枇杷)」の木があり、花を開いていました。



ビワ(枇杷)バラ科 ビワ属
 Eriobotrya japonica
暖地の石灰岩地帯に自生しているものもあるが、果樹として広く
栽培されている常緑高木。温暖な気候を好み、千葉県以西の太平
洋側によく植えられているとのことであるが、東北地方の民家の
庭などにもよく植えられている。高さは3~4m程度のものが多い
が10mほどにもなるという。

葉は枝先に集まって互生し、長さ15~20cmの倒披針形~狭倒卵形
で厚く、斜めにきれいに並んだ側脈が目立つ。裏面は褐色の綿毛
におおわれている。

花期は10~翌年3月。枝先(円錐花序)に白い花を多数つける。
花は直径2cmほど。芳香がある。果実は翌年の初夏(6月頃)に黄
色く熟す。

代表的な品種の「茂木」は、19世紀に中国から長崎に入ってきた
果実から育成されたものだという。「田中」というのもよく栽培さ
れている。果実は生食。葉は乾燥して民間薬やお茶として利用。
 分布:九州、四国、中国

キササゲ(木大角豆)/アメリカキササゲ

2008年07月16日 | Weblog
一関市銅谷町のキササゲ(木大角豆)
 2008年7月15日






2008年7月15日(火)、一関市青葉町にある山目(やまのめ)公民館
から100mと離れていない銅谷町の県営アパートの前に植えられている
「キササゲ(木大角豆)」が花を咲かせていました。花は終りに近く、
ほとんどがササゲに似た実になっていました。








キササゲ(木大角豆)
ノウゼンカズラ科 キササゲ(カタルパ)属 Catalpa ovata
中国原産の落葉高木。古くから薬用や観賞用に植えられ、野生化も
している。高さは5~15m。大型のため広い庭園、公園の緑陰樹にむ
く。葉は対生し、長さ10~25cmの広卵形または心臓形。

6~7月、枝先に大型の円錐花序を出し、花冠が淡黄色の花をつける。
花は長さ約2cmほどの漏斗形で、内側に暗紫色の斑点があり、ふちは
縮れる。

果実はササゲに似た長さ30cmほどの果で利尿剤などに使われる。
和名は、野菜の「ササゲ」に似ていることに由来する。

なお、花が白色で内側の斑点が紫色という、北アメリカ原産の「ア
メリカキササゲC.bignonioides」や「ハナキササゲC.speciosa」も
多く植えられる。アメリカキササゲの葉が黄色の品種「オーレア
cv.aurea」は、葉色が長期間冴え目立つ。

[栽培]ふつうは実生で繁殖する。[花期]6~7月。

一関市街地のキササゲ(木大角豆/木捧)

2008年07月16日 | Weblog



7/18(火)、一関市山目公民館(一関市青葉2丁目)のすぐ近く
に生えている「キササゲ」が花と実の両方をつけていました。







一関市立JR駅前駐車場のアメリカキササゲ
(アメリカ木捧/木大角豆)






6/29(木)、JR一関駅西口にある市営駐車場のへりにある
「アメリカキササゲ」と思われる木が香りの良い花を沢山
咲かせていました。40~50年ぐらいは経っているような大
きな木で12m以上はありそうです。






キササゲ(木大角豆/木捧)ノウゼンカズラ科 キササゲ属
 Catalpa ovata
中国中部、南部原産の落葉高木で高さ5~15mぐらいになる。
古くから薬用や観賞用に植えられてきた。公園樹や庭園樹など
にされるほか、各地の川岸などに野生化していることも多い。

葉は長柄があって対生し、長さ10~25cmのほぼ広卵形。しば
しば浅く3裂する。
6~7月、枝先に大型の円錐花序をつけ、白色または淡黄色の
花を多数つける。花は長さ約2cmの漏斗形で、内側に暗紫色の
斑点があり、縁は縮れる。

10月頃、ササゲに似た長さ30cmほどの細長い果が熟す。
和名は、この果実がササゲに似ていることによるが、果実は薬
用(利尿剤)に利用される。

北アメリカ原産の「アメリカキササゲC.bignonioides」は、
花が白色で内側の斑点は紫色。