peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

平泉中尊寺の「中尊寺ハス(蓮)」

2008年07月26日 | Weblog
平泉中尊寺の「中尊寺ハス(蓮)」
 2008年7月26日





2008年7月26日(土)、西磐井郡平泉町平泉にある平泉温泉元湯ホテル
武蔵坊で、「都市平泉と列島の中世」と題するシンポジウムが開催され
たので、妻に連れられて行ってきました。
雨が降りそうな曇り空の蒸し暑い一日でしたが、午後1時からの開催と
思い、「中尊寺ハス(蓮)」を見に平泉中尊寺まで行ってきました。
(開催要項には、10:30から衣川遺跡群現地見学会があった。)








ハス(蓮)ハス科 ハス(ネルンボ)属
Nelumbo nucifera
古代から栽培されているインド、イラン、中国原産の水生植物。夏には
欠かせない水草で、日本各地で栽培されている。多くの品種が日本、中国
にあり、現在中国品種が導入されている。

特に有名な品種は「大賀蓮(おおがハス)」で、1951年、大賀一郎博士
が千葉県検見川の泥炭層から発掘した種子から育成された。年代は2000
年以上前の種子と言われる。花は白地にピンク色がかり美しい一重咲き。

現在は日本品種と、黄色のアメリカハスや、中国ハスなどとの雑種品種
が多く作出されて、変化が大きくなっているとのこと。
[栽培]秋から冬に根茎を植える。[花期]夏。
ハス(ネルンボ)属 Nelumbo
葉は円形または楕円形。質は薄く全縁、長い葉柄をもち水面上1mにも
なる。花は両性、花弁、萼が同質。萼は4~6.花色は紅、紅紫、白、黄
など。雄しべは数多く200以上。花床は著しく発達して、種子がその表
面になかば埋まる。八重咲きの花は雄しべが変化したものである。

根茎をレンコン(蓮根)といい食用とする。観賞用品種は根茎が細い。