peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

マイコアジサイ(舞妓紫陽花)

2008年07月09日 | Weblog
みちのく紫陽花園のマイコアジサイ(舞妓紫陽花)
 2008年7月1日




2008年7月1日(火)、一関市舞川字原沢111にある「みちのくあじさい園」
の山本コレクション・コーナーに植えられている「マイコアジサイ(舞妓
紫陽花)」という名のあじさいが花を咲かせていました。





マイコアジサイ(舞妓紫陽花)
アジサイ科 アジサイ(ハイドランジア)属
Hydrangea serrata f.belladona Kitamura
装飾花がテマリ(手鞠)状に集まって咲く、ベニテマリによく似た
品種。小さな装飾花が育ってきて花の房が大きくなる。淡青が基本の
ようだが、他のアジサイ同様、土や肥料の影響で花の色が変化し易い。
ガク片が純白のものは「シロマイコ」と呼ばれる。三重県美杉村で
発見されたという。

パセリ(parsley)/オランダゼリ

2008年07月09日 | Weblog
一関市県立磐井病院のパセリ(Parsley)
/オランダゼリ 2008年7月8日







2008年7月8日(火)、一関市孤禅寺にある岩手県立磐井病院に行き
ました。新築落成記念見学会の際、5階屋上に「屋上庭園」があるこ
とを知っていましたので、エレベーターで昇って行きました。これと
言って特筆するほどの植物は見当たりませんでしたが、50~60㎝ほど
に伸びたパセリ(Parsley)が黄緑色の小さな花を咲かせていました。






パセリ(Parsley)/オランダゼリ
セリ科 パセリ属 Petroselinum crispum
地中海の東部沿岸地方原産の2年草。若い葉が独特の香りをもって
いるので、ギリシャ・ローマ時代には既に香味野菜として利用され、
今では世界中で栽培されている。細かく縮んだ緑色の葉は、生食用
としてサラダ料理、料理のツマや薬味に欠くことができないものと
なっている。

葉は根生し、光沢のある3出複葉で、小葉はさらに細かく切れ込んで
縮れている。ビタミンA、B、Cが豊富で、鉄分などの微量成分も含まれ、
消化を助ける作用がある。

一度播いておくと年中収穫でき、春播き、秋播きをすると良質のもの
が周年とれるという。2年目には高さ50~60cmほどに花茎がのび、セリ
科特有の散形花序を傘形につけ、黄緑色の小さな花を咲かせる。ひとつ
ひとつの花は、拡大鏡で見なければならないほど小さいけれども、5弁、
5本の雄しべをもっている。間もなく、扁平でふたつに分かれた果実を
結ぶ。葉が美しいので、観葉植物にもなる。

このパセリは、和名をオランダゼリという。江戸時代の中頃、オラン
ダから伝えられたために名付けられたものとのこと。しかし、本格的
に栽培されるようになったのは明治に入ってからで、明治初年に開拓
使の手によって、他の西洋野菜と共に輸入されてからのことだという。
漢名:旱芹菜

品種:夏にも品質の落ちない「サマーグリーン」「カールサマー」が
春播きによく、秋播きには「パラマウント」「U・Sパラマウント」が
良いとのこと。