青森県東通村尻屋崎の寒立馬(かんだちめ)
2008年7月20日
2008年7月20日(日)、青森県下北郡東通村大字尻屋字尻屋崎にある
尻屋崎灯台に行ってきました。灯台の近くに寒立馬(かんだちめ)と
呼ばれている馬が集まっていました。観光客が大勢来るので、餌でも
貰えると思って寄って来るのでしょうか?仔馬を連れた母親馬もいま
した。
ハーレーに乗ってやって来た青年と寒立馬
寒立馬(かんだちめ)について
尻屋崎の岬全体にいる「寒立馬(かんだちめ)」と呼ばれている馬
は、野生馬ではなく、飼い主がいる馬です。南部馬を祖先にもち、
改良を重ねた田名部馬をフランスのブルトン種などと交配し、尻屋
地区独自の農用馬にしていたもので、粗食や寒さに強いのが特徴です。
古くから地元の人たちは「野放し馬」と呼んでおり、特定の呼び名は
なかったそうです。昭和45年、当時の尻屋小中学校々長の岩佐勉氏が
尻屋の人たちの前で「東雲に 勇みいななく 寒立馬 筑紫ケ原の
嵐もののか」という歌を詠んだことから、「野放し馬」は「寒立馬」と
呼ばれるようになったそうです。「寒立ち」というのは、マタギ(狩人)
の間で、カモシカが厳寒の中、身じろぎもせずにたたずむ姿をそう呼ん
でいたとのことで、「野放し馬」が厳寒の風雪の中、じっとたたずむ姿
から「寒立馬」の言葉が生まれたのだと思います。
2008年7月20日
2008年7月20日(日)、青森県下北郡東通村大字尻屋字尻屋崎にある
尻屋崎灯台に行ってきました。灯台の近くに寒立馬(かんだちめ)と
呼ばれている馬が集まっていました。観光客が大勢来るので、餌でも
貰えると思って寄って来るのでしょうか?仔馬を連れた母親馬もいま
した。
ハーレーに乗ってやって来た青年と寒立馬
寒立馬(かんだちめ)について
尻屋崎の岬全体にいる「寒立馬(かんだちめ)」と呼ばれている馬
は、野生馬ではなく、飼い主がいる馬です。南部馬を祖先にもち、
改良を重ねた田名部馬をフランスのブルトン種などと交配し、尻屋
地区独自の農用馬にしていたもので、粗食や寒さに強いのが特徴です。
古くから地元の人たちは「野放し馬」と呼んでおり、特定の呼び名は
なかったそうです。昭和45年、当時の尻屋小中学校々長の岩佐勉氏が
尻屋の人たちの前で「東雲に 勇みいななく 寒立馬 筑紫ケ原の
嵐もののか」という歌を詠んだことから、「野放し馬」は「寒立馬」と
呼ばれるようになったそうです。「寒立ち」というのは、マタギ(狩人)
の間で、カモシカが厳寒の中、身じろぎもせずにたたずむ姿をそう呼ん
でいたとのことで、「野放し馬」が厳寒の風雪の中、じっとたたずむ姿
から「寒立馬」の言葉が生まれたのだと思います。