peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市舞川のハス(蓮)

2008年07月27日 | Weblog
一関市舞川のハス(蓮) 2008年7月26日




2008年7月26日(土)、一関市舞川相川地区の206号線沿い(18区集会所
前バス停付近)でハス(蓮)が花を咲かせていました。
ここは2006年8月10日に写真を撮った所で、菅原神社から東岳峠を経て
平泉町の高館橋(北上川)に至る道のそばです。







一関市舞川のハス(蓮) 2006年8月10日


2006年8/10(木)、平泉町から一関市舞川方面に来る国道脇の池
(相川地区内)に植えられた「ハス(蓮)」が淡紅色の花を咲かせ
ていました。この地区では、春に咲く「カタクリ」も大事に保護し
て公開しています。







ハス(蓮)スイレン科 ハス(ネルンボ)属
 Nelumbo nucifera  別名:ハチス(蓮)
アジア~北オーストラリア原産の水生植物(球根植物)で、5000年
も前から栽培されていたといわれ、蓮根(泥中を横に這う根茎)や
種子は食用にされてきたという。

日本には古い時代に中国から渡来したと考えられているが、化石や
種子が古い地層から発見されているので、日本にも自生していたと
いう説もある。

また、泥の中で育っても花や葉は清浄であることや花の美しさから
インドや中国で重んじられ、仏教文化とも深く関わってきた。絵画
や工芸品などの題材、供花にも多用される。

地下茎は秋になると先端部が大きくなり、「レンコン(蓮根)」と
して食用にされる。現在は、池や沼、水田などに栽培され、草丈も
50~200cmまで多くの品種があり、蓮根用や切花用のほか、花を楽し
む園芸品種がたくさんある。

葉は直径30~50cmの円形。7~8月の早朝、芳香のある直径10~20cm
の花を開く。花の色は淡紅色、白色、紅色などがあるが、大半は白
か淡桃色の半八重咲き大輪花。花床は花の後大きくなり、蜂の巣状
になる。種子も食べられる。
ハス科 Nelumbonaceae
東南アジア(中国、インド)、オーストラリア、北アメリカの熱帯、
温帯に分布する草本性水生植物。1属2種がある。日本には、古い時代
に中国から渡来したものと考えられている。根茎が長く伸び発達する
ので、肥大根茎よ呼びハスの特徴となる。学者によってはスイレン科
Nymphaeaceaeに入れる。