goo blog サービス終了のお知らせ 

peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市「道の駅・厳美渓」のチシマタンポポ(千島蒲公英) 2012年6月10日(日)

2012年06月11日 | 植物図鑑

P2690649a

P2690645a

P2690644a

P2690700a

2012年6月10日(日)、「道の駅・厳美渓」(字沖野々215)に行きました。産直ストアの入口に「ちしまタンポポ」という名札をつけた植物が、1鉢だけ展示販売されていました。

P2690668a_2

P2690688a

P2690694a

P2690646a

P2690651a

P2690650a

チシマタンポポ(千島蒲公英) キク科 ヤナギタンポポ属 Hieracium alpinum

ヨーロッパ・アルプス、アペニン山脈の標高2000~3000mくらいの岩場、砂礫混じりの草地に自生している。日本では栽培種。「ヒエラキウム・アルピニウム」という学名だけだったが、この名前では販売しづらいので、気の利いた和名をと園芸業者が考えたのがこの名前で、自生地とは無関係である。なお、花が咲いている状態は、タンポポに似ているが、葉に毛が目立つ。ヤナギタンポポ属という近縁の植物である。

花は黄色。舌のような花びらだけの舌状花(ぜつじょうか)が集まり、1つの大きな花になっている。中心の黄色い盛り上がりも舌状花である。花はこれらの舌状花で構成されている。花のすぐ下にガクに似たものがある。キク科の場合は、ガクといわずに総苞(そうほう)と呼ぶ。細い小さな葉状になって上の花を支えている。その下に長さ10㎝ほどの花茎がある。花茎や葉には毛がよく目立つ。葉は長い楕円形。仲間にはコウリンタンポポやブタナがある。[山と渓谷社発行「山渓名前図鑑・野草の名前(春)」より]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/tisimatanpopo0.htm [ヒエラキウム・アルピヌム(チシマタンポポ)]

http://www.geocities.jp/tampopo7007/tisima.htm [チシマタンポポ]

http://homepage3.nifty.com/wako3/sizenhana/ka/tisimatanpopo/tisimatanpopo.htm [チシマタンポポ]

http://www.okadanouen.com/zukan/tisimatanpopo.html [チシマタンポポ(千島蒲公英)]

http://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2011/07/post-2229.html [千島蒲公英(チシマタンポポ):花図鑑]

http://takosan.sakura.ne.jp/d-chishimatanpopo.html [チシマタンポポ]


一関市博物館のガマズミ 2012年6月10日(日)

2012年06月11日 | 植物図鑑

P2690736a

P2690737a

P2690732a

P2690743a

P2690738a

P2690668a

P2690720a

2012年6月10日(日)、一関市博物館(字沖野々215)に行きました。博物館の敷地内には様々な植物が植えられていますが、この日は南側の池の傍に植えられているガマズミが、白い花を枝いっぱいに咲かせていました。

P2690759a

P2690739a

P2690740a

P2690746a

P2690734a

P2690733a

P2690735a

ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum dilatatum

別名:ヨソゾメ、ヨツズミ。各地の山野に普通に生え、高さ2~4mになる落葉低木。幹は叢生する。若枝は灰緑色で長い星状毛と腺点がある。古い枝は灰黒色で皮目が散生する。髄は白色で中心は褐色。葉は対生し、長さ6~15㎝の広卵形~円形で先端は鈍頭または鋭頭。基部は広いくさび形またはやや心形で、縁に粗い鋸歯がある。表面は脈に毛があり、裏面は腺点が密生し、星状毛や短毛がある。

5~6月、本年枝の先端から散房花序を出して、直径約5㎜の小さな白い花を多数開く。花序の枝には星状毛が密生する。花冠は直径約5㎜で、筒部がごく短く、先は5裂して広がっている。雄しべは5個。花糸は長さ3.5㎜で、花冠から離生する。花柱は1個で長さ0.6㎜。柱頭は3裂する。萼は小形で5裂し、毛がある。

果実は核果で長さ6~6.5㎜のやや扁平な卵状楕円形。9~10月に赤く熟し、霜が降りる頃になると、白い粉をふいて甘くなり、食べられる。核は長さ約5㎜の楕円形。

果実が黄色に熟す品種をキミノガマズミ f.×anthocarpumという。用途:器具材、鎌の柄、杖、輪かんじき、果実酒、染料。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34740153&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「のガマズミ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38648545&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市「サハラガラスパーク」のガマズミの真っ赤な実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36112995&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市文化会館のガマズミ]


一関市「道の駅・厳美渓」の八甲田小川桔梗 2012年6月10日(日)

2012年06月11日 | 植物図鑑

P2690657a

P2690655a

P2690667a

P2690669a

P2690690a

2012年6月10日(日)、「道の駅・厳美渓」(字沖野々215)に行きました。産直ストアの入口に「八甲田オガワギキョウ」という名札をつけた植物が、1鉢だけ展示販売されていました。

P2690701a

P2690687a

P2690692a

P2690653a

P2690654a

P2690658a

オガワギキョウ(小川桔梗) キキョウ科 ホタルブクロ属 Campanula 'Ogawa Gikyou'

四国の小川聖一氏が、イシダテホタルブクロ(石立蛍袋)とチシマギキョウ(千島桔梗)を交配し作出したもので、育種者の小川氏の名で呼ばれ、育てやすく花つきがよい。花茎が分枝する1号と、矮性で上向きに咲く2号がある。

本種の草丈は10~15㎝ほど。葉は楕円形で、縁には粗い鋸歯がある。5~7月、青紫色の鐘形の花を下向きにつける。属名のCampanulaは、ラテン語の「campana(鐘)」の縮小形で小さな鐘を意味する。花冠の形から名づけられた。

チシマギキョウ(千島桔梗)は、高山の日なたの岩場や砂礫地に生え、中部地方以北の本州から北海道にかけて分布する。葉に比べて大きな花を咲かせるが、暖地での花つきが今一つ。交配種は花つきがよい。チシマギキョウとホタルブクロの交配はサラガミネギキョウ、チシマギキョウとイシダテホタテブクロの交配をオガワギキョウと呼び、育てやすく花つきがよい。[栃の葉書房発行「育てる調べる山野草2525種」&講談社発行「山野草大百科」&下記Webサイトより]

http://hanazukusi.exblog.jp/13766436/ [花の仲間調べ:小川桔梗(オガワギキョウ)]

http://dejikameiroiro.cocolog-nifty.com/wakokazuko/2008/08/post_170d.html [オガワギキョウ:デジカメのいろいろ]

http://shiokaze.hama1.jp/e963206.html [しお風つうしんブログ:ききょう、月見草]

http://mell.seesaa.net/ [オガワギキョウほか(我が家の花日記)]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-61/target_tab-3 [チシマギキョウ(みんなの趣味の園芸)]