peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市のチャイブ/エゾネギ(蝦夷葱) 2012年5月26日(土)

2012年06月05日 | 植物図鑑

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20121年5月26日(土)、一関市山目字才天にある民家の庭に植えられているチャイブ/エゾネギ(蝦夷葱)が、アサツキに良く似た花を沢山咲かせていました。

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(下)サハラガラスパーク(字滝の上)のガーデンに「ハーブ」として植栽されているチャイブ/エゾネギ(蝦夷葱)が、花を沢山咲かせていました。

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チャイブ ユリ科 アリウム(ネギ)属 Allium schoenoprasum

和名:西洋アサツキ、エゾネギ(蝦夷葱)。別名:シブレット、チャイブス。チャイブは英名(Chives)。北半球の温帯から寒帯(本州北部から北海道、シベリア、ヨーロッパ)に広く分布し、地下に球茎をもつ多年草。株立ちになって多数の葉を出し、高さ約30㎝になる。葉は細長い中空(狭円筒形)で、香りがやさしく、ネギのような刺激臭は少ない。やわらかい葉を収穫し、普通のネギと同じように、スープなどの薬味に、また、オムレツなどに混ぜて利用する。<花は紅紫色。球形の散形花序につく。欧米で利用される本種は、地上部はアサツキに似るが、はっきりした鱗茎を形成せず夏にも休眠しない。開花期:6~7月。利用法:食用。

タネ播き適期:3~4月、9~10月。株分け適期:3~4月、9月。

栽培のポイント:日当たりがよく、水もちと水はけのよい肥沃な場所を好む。苗を植え付け後にすぐ水やりすると、株が腐ることがあるので、3~4日後に水やりする。生育中に肥料が不足すると、葉の先が黄変するので、月に1回追肥して肥料をきらさないようにする。夏季の高温と乾燥に弱いので、スダレや寒冷紗などで日除けをすると元気に育つ。鉢植えの場合は、風通しの良い棚の上などに置き、なるべく涼しく管理する。花をつけると葉がかたくなるので、柔らかい葉を長く楽しみたいときには、蕾のうちに切り取ると良い。

野菜のアサツキは、秋盛んに生育し、雪の降る冬は地上葉は生長を停止して越冬する。春に球根の形成と葉の伸長、6月に開花し7月には休眠に入る。葉と若い鱗茎を食用にする。栽培:繁殖は分球による。花期:6~8月。

[主婦の友社発行「ハーブ図鑑200」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%96 [チャイブ(Wikipedia)]

http://www11.ocn.ne.jp/~kyouwa/hana_saiziki_chives.html [花の歳時記:チャイブ]

http://yasashi.info/ti_00002.htm [チャイブとは(ヤサシイエンゲイ)]

http://allabout.co.jp/gm/gc/72836/ [料理の名脇役、チャイブを育てよう!:ガーデニング(All About)]

http://www.atariya.net/herb/chives.htm [チャイブ(アタリヤ農園)]


一関市大東町渋民のヤグラネギ(櫓葱) 2012年6月4日(月)

2012年06月05日 | 植物図鑑

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2012年6月4日(月)、一関市立渋民公民館(館長・伊藤朋広)主催の文学講座「菅江真澄・はしわの若葉を歩く」全5回の2回目が開講されましたので受講してきました。会場の渋民公民館(渋民集会センター)(大東町渋民字小林29-2)に隣接している畑に植栽されたヤグラネギ(櫓葱)が、珠芽(しゅが)を沢山つけていました。

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ヤグラネギ(櫓葱) ユリ科 アリウム(ネギ)属 Allium fistulosum Linn var.viviparum Makinoネギ属の植物は北半球に400種ほどあり、いずれも独特の匂いをもち、地中に鱗茎が発達する。観賞用に栽培されるもの(園芸界では「アリウム」と呼ぶ)もあるが、古くから食用として利用され、今では重要な野菜になっているものが多い。

ユリ科(Liliaceae)ネギ(A. fistulosum Linn.)は中国西部からシベリアにかけて分布している多年草で、本種はその変種とされています。ただし、自然に分化したものではなく、人間の手によって選抜されたのではないかと言われています。5月に花茎の頂点に形成される「珠芽(しゅが)」が櫓(やぐら)に似ていることからこの名前が付けられました。晩春~初夏に珠芽を植えつけることで容易に繁殖が可能です。葉にはアリシンなどを主成分とする精油を含み、発汗・利尿・健胃作用があります。

花の代わりに「珠芽(しゅが)」と呼ばれる球根状の芽が形成されます。普通のネギは、ぼんぼり状の花を咲かせることから、一般にこれを「葱坊主」と呼びます。群馬県特産の下仁田ネギは、葉の緑の部分(葉身)が短くずんぐりむっくりとした形態が特長です。

ネギ(葱)Allium fistulosumは、シベリアからアルタイ地方原産と考えられている。「葱」は中国名で日本では「ギ」と読むので、古くは一文字(ひともじ)とも呼んだ。日本には大変古い時代に入ったので、各地で風土に合った栽培品種ができた。関東地方では深く土寄せして、葉の基部を白く軟化した「根深ネギ」が多く栽培され、「千住ネギ」や「岩槻ネギ」、群馬県の「下仁田ネギ」などが有名。西日本では緑色の葉の部分を食べる葉ネギが主流で、「九条ネギ」が代表的な品種。本来は多年草だが、越年草として栽培する。初夏につく球形の花穂がいわゆる「ネギ坊主」。東北地方などでは、茎の先に小苗状のむかごができるヤグラネギ(櫓葱)が家庭用に栽培されている。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&下記Webサイトより]

http://tomorrow-noen.jugem.jp/?eid=106 [ヤグラネギ:素人の野菜作りブログ]

http://www.takeda.co.jp/kyoto/area/plantno123.html [ヤグラネギ:武田薬品工業株式会社京都薬用植物園]

http://kotobank.jp/word/%E3%83%A4%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%8D%E3%82%AE(%E6%AB%93%E8%91%B1) [ヤグラネギ(櫓葱)とは:コトバンク]

http://homepage2.nifty.com/hatory/xin_cheng_hong_wen_yun_gong_fang/yaguranegito_jiu_tiaonegi.html [ヤグラネギと九条ネギ]

http://plaza.rakuten.co.jp/kansonaikikata/diary/201206010000/ [ヤグラネギ(櫓葱):歩人のたわごと:楽天ブログ(Blog)]


一関市大東町渋民のオランダイチゴ(和蘭苺) 2012年6月4日(月)

2012年06月05日 | 植物図鑑

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2012年6月4日(月)、一関市立渋民公民館(館長・伊藤朋広)主催の文学講座「菅江真澄・はしわの若葉を歩く」全5回の2回目が開講されましたので受講してきました。会場の渋民公民館(渋民集会センター)(大東町渋民字小林29-2)に隣接している花壇(畑)に植栽されたオランダイチゴ(和蘭苺)が、赤く熟していました。

http://www.mapion.co.jp/m/basic/39.0182139_141.3460556_9/t=print/size=763x538/icon=home,141.3460556,39.0182139/[一関市大東町渋民の地図]

 

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(下)近くに「しぶたみ農村公園」の表示板がありました。

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2012年5月1日、一関市街地の民家の庭で咲いていたオランダイチゴ(和蘭苺)の白い花。

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オランダイチゴ(和蘭苺) バラ科 オランダイチゴ属 Fragaria×ananassa

現在世界各地で栽培されているイチゴ(苺)は、北アメリカ原産の野生イチゴと南アメリカ原産の野生イチゴを親に、18世紀にオランダ、イギリス、フランスなどで育成されたもの。日本には江戸時代末期にオランダ人が持ち込んだことから、オランダイチゴ(和蘭苺)の名がついた。ほぼ一年中出荷されているが、初夏の果物としてお馴染み。露地植えでは4~5月に白い花が咲く。静岡県久能山で明治時代に始まった石垣栽培は、石の保温力を利用したものだが、現在はビニールハウスでの栽培が主流になっている。