20121年5月26日(土)、一関市山目字才天にある民家の庭に植えられているチャイブ/エゾネギ(蝦夷葱)が、アサツキに良く似た花を沢山咲かせていました。
(下)サハラガラスパーク(字滝の上)のガーデンに「ハーブ」として植栽されているチャイブ/エゾネギ(蝦夷葱)が、花を沢山咲かせていました。
チャイブ ユリ科 アリウム(ネギ)属 Allium schoenoprasum
和名:西洋アサツキ、エゾネギ(蝦夷葱)。別名:シブレット、チャイブス。チャイブは英名(Chives)。北半球の温帯から寒帯(本州北部から北海道、シベリア、ヨーロッパ)に広く分布し、地下に球茎をもつ多年草。株立ちになって多数の葉を出し、高さ約30㎝になる。葉は細長い中空(狭円筒形)で、香りがやさしく、ネギのような刺激臭は少ない。やわらかい葉を収穫し、普通のネギと同じように、スープなどの薬味に、また、オムレツなどに混ぜて利用する。<花は紅紫色。球形の散形花序につく。欧米で利用される本種は、地上部はアサツキに似るが、はっきりした鱗茎を形成せず夏にも休眠しない。開花期:6~7月。利用法:食用。
タネ播き適期:3~4月、9~10月。株分け適期:3~4月、9月。
栽培のポイント:日当たりがよく、水もちと水はけのよい肥沃な場所を好む。苗を植え付け後にすぐ水やりすると、株が腐ることがあるので、3~4日後に水やりする。生育中に肥料が不足すると、葉の先が黄変するので、月に1回追肥して肥料をきらさないようにする。夏季の高温と乾燥に弱いので、スダレや寒冷紗などで日除けをすると元気に育つ。鉢植えの場合は、風通しの良い棚の上などに置き、なるべく涼しく管理する。花をつけると葉がかたくなるので、柔らかい葉を長く楽しみたいときには、蕾のうちに切り取ると良い。
野菜のアサツキは、秋盛んに生育し、雪の降る冬は地上葉は生長を停止して越冬する。春に球根の形成と葉の伸長、6月に開花し7月には休眠に入る。葉と若い鱗茎を食用にする。栽培:繁殖は分球による。花期:6~8月。
[主婦の友社発行「ハーブ図鑑200」&山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%83%A3%E3%82%A4%E3%83%96 [チャイブ(Wikipedia)]
http://www11.ocn.ne.jp/~kyouwa/hana_saiziki_chives.html [花の歳時記:チャイブ]
http://yasashi.info/ti_00002.htm [チャイブとは(ヤサシイエンゲイ)]
http://allabout.co.jp/gm/gc/72836/ [料理の名脇役、チャイブを育てよう!:ガーデニング(All About)]
http://www.atariya.net/herb/chives.htm [チャイブ(アタリヤ農園)]