peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町松川のカナメモチ(要黐) 2012年6月4日(月)

2012年06月04日 | 植物図鑑

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2012年6月4日(月)、一関市立松川住宅(一関市東山町松川字台)に行きました。住宅内の広い道路沿いに生垣として植栽されているカナメモチ(要黐)が、白い花を沢山咲かせていました。

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カナメモチ(要黐) バラ科 カナメモチ(フォティニア)属 Photinia glabra

新芽が紅色なのでアカメモチ(赤芽黐)とも呼ばれる。山地や丘陵に生える日本原産の常緑小高木で、生垣として普通に植えられている。高さ10mになるものもある。葉は互生し、長さ6~10㎝の長楕円形または倒卵状楕円形で先は尖り、基部はくさび形。縁には細かい鋸歯がある。革質で表面は光沢がある。若葉は紅色を帯びて美しい。葉柄は1~1.5㎝。

5~6月、直径10㎝ほどの花序に直径約1㎝の小さな白い花が多数咲く。花弁は5個あり、倒卵形で白い毛がある。雄しべは約20個。花柱は2個。萼片は5個で三角形。果実は直径5㎜くらいの楕円状球形で赤く熟し、先端に萼片が黒紫色になって残る。

最近は茎葉が大型で新芽の色がよいオオバカナメモチP.×fraseri(本種とオオカナメモチP.serratifoliaの雑種)の品種’レッド・ロビン’cv.Red Robinが世界的に普及している。

まれに中国産の小高木になるオオカナメモチも庭木として植えられる。栽培:繁殖は挿し木。用途:庭木。分布:本州(東海地方以西)、四国、九州。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「同・園芸植物」より]


盛岡市「岩手公園」のベニガクエゴノキ 2012年6月2日(土)

2012年06月04日 | 植物図鑑

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2012年6月2日(土)、盛岡市の岩手公園(盛岡城跡公園)に行きました。多目的広場から坂道を登って行くと三ノ丸跡に植えられている2本のエゴノキが、蕾を沢山つけていました。1本の株元に名札があり「エゴノキ」と書かれていました。もう1本の方には名札がついていませんでしたが、紅色の花が数輪開花していましたので、ベニガクエゴノキだと思います。

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ベニガクエゴノキ エゴノキ科 エゴノキ(ステラックス)属 Styrax juponicum f.rubricalyx

落葉小高木で、樹高は2~7mほどになる。葉は長さ4~8㎝の卵形で互生する。葉の先は尖り、縁には浅い鋸歯がある。「エゴノキの園芸品種」とする説と「山野に自生している。」という説がある。花柄と萼筒が赤いのが特徴で、和名もそこに由来する。

開花時期は5~6月。花には長い柄があり、枝からぶら下がって咲く。花冠は5深裂し、桃色で花径約2㎝、中心には10本の黄色い雄しべがある。花は甘い香りがする。10月頃、灰白色をした卵球形の蒴果をつける。果皮にはエゴサポニンが含まれ洗濯石鹸の代わりに利用された過去もある。

http://borancha.exblog.jp/15964324/ [ベニガクエゴノキほか]

http://blogs.yahoo.co.jp/igai_5060/54976066.html [ベニガクエゴノキ:移り往く季節の中で:Yahoo!ブログ]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_3788.htm [ベニガクエゴノキ:四季の山野草]

http://kakuremino2.p2.bindsite.jp/pictorial/pictorial5/pictorial5199.html

[ベニガクエゴノキ]

http://kyo-no-hana.com/blogs/kyohana/2011/05/post-1935.html [ベニガクエゴノキ]