2012年5月26日(土)、一関市博物館(字沖野々215)に行きました。博物館の樹木園や敷地内には様々な樹木が植えられていますが、この時期ベニドウダン(紅灯台)が、真っ赤な花を沢山咲かせていました。
ベニドウダン(紅灯台) ツツジ科 ドウダンツツジ属 Enkianthus cernuus form.rubens
山地に生える落葉低木。高さは2mほどになる。葉は枝先に輪生状につき、長さ1.5~4㎝の倒卵形または狭卵形で、先は尖り、縁には細かい鋸歯がある。
5~6月、葉が開いた後、枝先に紅色の花を5~10個総状に吊り下げる。花序の軸には褐色の毛がある。花冠は長さ5~6㎜の鐘形で、先は浅く5つに切れ込み、縁はさらに細かく切れ込む。雄しべは10個。花柱は花冠と同長かやや長い。萼片は卵形。用途:庭木。分布:本州(紀伊半島、山陽地方)、四国、九州。
花が緑白色のものをシロドウダン(白灯台)Enkianthus cernuus といい、本州(近畿地方以西)、四国、九州に分布する。