peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「幽玄洞」のイモカタバミ(芋傍食) 2012年6月13日(水)

2012年06月18日 | 植物図鑑

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2012年6月13日(水)、一関市東山町の「幽玄洞」(東山町長坂字東本町154-1)に行きました。正面入り口付近の花壇に植えられたイモカタバミ(芋傍食)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

http://www6.ocn.ne.jp/~yuugen/ [幽玄洞(自然洞窟博物館:岩手県一関市東山町)]

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イモカタバミ(芋傍食) カタバミ科 オキザリス(カタバミ)属 Oxalis articulata

南アメリカ原産の多年草で、ニュージーランドや我が国の本州中部以南に帰化しているほか、観賞用に栽培もされている紡錘形の根から、長い柄の先に倒心臓形の3小葉をつける葉を数本出す。小葉にはごく短い毛があり、下面に淡黄褐色の小点がある。

4~9月、葉より高い花茎を出し、直径1.5㎝ほどの5弁の濃紅色の筋が目立つ紅紫色の花を1本の花茎に10~25個つける。根の上部に小型のイモ状の塊茎を多数つけて大きな株となるが、耕起などで分散して殖える。1967年に帰化が報じられ、別名:フシネハナカタバミとも呼ばれる。

ムラサキカタバミO.corymbosaに良く似ているが、ムラサキカタバミは花の中心部が淡黄緑色で葯が白色なのに対し、イモカタバミは地中の根に多数のイモ状の塊茎ができること、花の数が多く花の中心部が濃紅紫色で葯が黄色であることなどで区別できる。また、ハナカタバミは、イモカタバミに似ているが、全体が大型で葉、葉柄に軟毛が多くある点で見分けられる。

カタバミの仲間はすべて睡眠運動をする。夕方になると小葉が閉じて、一方が欠けたように見えることから「カタバミ(傍食)」という名がついた。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&全国農村教育協会発行「日本帰化植物写真図鑑」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F [イモカタバミ(Wikipedia)]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/imokatabami.html [イモカタバミ(芋片喰)]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-imokatabami_large.html [イモカタバミ(芋片喰)]

http://matsue-hana.com/hana/imokatabami.html [イモカタバミ(芋傍食)]

http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/ip/imokatabami.html [イモカタバミ(芋片喰)]


一関市赤荻「住宅展示場」のロベリア・エリヌス 2012年6月14日(木)

2012年06月18日 | 植物図鑑

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2012年6月14日(木)、一関市赤荻の「住宅展示場」(一関市赤荻字堺105-1)に行きました。この展示場には、様々な草花や樹木が植えられていて、四季それぞれに何らかの花が咲いていますが、この日はロベリア・エリヌスが、花を沢山咲かせていました。花の色はルリ色とピンク色とスカイブルーのものがありましたが、「瑠璃蝶々」という和名のものはルリ色のものからきていると思いました。

http://www.jamiti.com [JAMITハウジングギャラリーいちのせき]

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ロベリア・エリヌス キキョウ科 ロベリア(ミゾカクシ)属 Lobelia erinus

南アフリカ原産の耐寒性~半耐寒性多年草だが、日本では越年草として扱う。一般にこの名前で出回っているのは、エリヌス種から改良されたものが多い。草丈は10~25㎝ほどになり、径1㎝ほどの蝶形の花が群がって株を覆いつくすほど咲く。花の色は青紫(ルリ)色、桃、白、赤紫色など。蝶のような形の花が咲くことから、「瑠璃蝶々」の和名がある。「ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)」ともいう。また属名の「ロベリア」の名でも呼ばれる。花期:5~7月中旬。9月中旬~11月。

バリダ種は爽やかな青色の花を咲かせる立ち性の多年草である。管理:高温多湿に弱いため、秋播きにあいて一年草扱いとする。苗で冬を越すので、ポット苗を入手するなら、大きくしっかりしたものを選ぶ。春に花つき苗を植える方法もあるが、矮化処理されていると、開花期になっても大きくならない。不自然に葉色の濃いものは避けること。日当たりと水はけ、風通しの良い肥沃な場所に植え、表土が乾き始めたらたっぷり水やりをする。開花中は薄めた液体肥料を施すか、緩効性化成肥料をばら播きする。花が終わったら株を半分くらい切り戻すと、秋に再び花が咲く。秋播き一年草でタネ播きは9~10月。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&西東社発行「色・季節でひける花の事典820種」&主婦の友社発行「色がわかる四季の花図鑑」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%ED%A5%D9%A5%EA%A5%A2 [peaの植物図鑑:一関市街地のロベリア・エリヌス]

http://www.yasashi.info/ro_00001.htm [ロベリアとは(ヤサシイエンゲイ)]

http://garden-vision.net/flower/ragyo/lobelia.html [ロベリア:新・花と緑の詳しい図鑑]

http://www2.tky.3web.ne.jp/~hidamari/photo101.html [ロベリア・エリヌス]

http://www.weblio.jp/content/%E3%83%AD%E3%83%99%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%83%8C%E3%82%B9 [ロベリア・エリヌスとは:植物図鑑 Weblio辞書]