2012年6月13日(水)、一関市東山町の「幽玄洞」(東山町長坂字東本町154-1)に行きました。正面入り口付近の花壇に植えられたイモカタバミ(芋傍食)が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。
http://www6.ocn.ne.jp/~yuugen/ [幽玄洞(自然洞窟博物館:岩手県一関市東山町)]
イモカタバミ(芋傍食) カタバミ科 オキザリス(カタバミ)属 Oxalis articulata
南アメリカ原産の多年草で、ニュージーランドや我が国の本州中部以南に帰化しているほか、観賞用に栽培もされている紡錘形の根から、長い柄の先に倒心臓形の3小葉をつける葉を数本出す。小葉にはごく短い毛があり、下面に淡黄褐色の小点がある。
4~9月、葉より高い花茎を出し、直径1.5㎝ほどの5弁の濃紅色の筋が目立つ紅紫色の花を1本の花茎に10~25個つける。根の上部に小型のイモ状の塊茎を多数つけて大きな株となるが、耕起などで分散して殖える。1967年に帰化が報じられ、別名:フシネハナカタバミとも呼ばれる。
ムラサキカタバミO.corymbosaに良く似ているが、ムラサキカタバミは花の中心部が淡黄緑色で葯が白色なのに対し、イモカタバミは地中の根に多数のイモ状の塊茎ができること、花の数が多く花の中心部が濃紅紫色で葯が黄色であることなどで区別できる。また、ハナカタバミは、イモカタバミに似ているが、全体が大型で葉、葉柄に軟毛が多くある点で見分けられる。
カタバミの仲間はすべて睡眠運動をする。夕方になると小葉が閉じて、一方が欠けたように見えることから「カタバミ(傍食)」という名がついた。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&全国農村教育協会発行「日本帰化植物写真図鑑」より]
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%A2%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%9F [イモカタバミ(Wikipedia)]
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/imokatabami.html [イモカタバミ(芋片喰)]
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-imokatabami_large.html [イモカタバミ(芋片喰)]
http://matsue-hana.com/hana/imokatabami.html [イモカタバミ(芋傍食)]
http://www.geocities.jp/tama9midorijii/ptop/ip/imokatabami.html [イモカタバミ(芋片喰)]