peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

花巻市石鳥谷町「ビオトープ芽吹き屋」のアカシデ(赤四手) 2012年6月9日(土)

2012年06月12日 | 植物図鑑

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2012年6月9日(土)、ビオトープ芽吹き屋(花巻市石鳥谷町好地3-85-1)に行きました。広大な敷地内に様々な花木や草花が植えられているのですが、この日はアカシデ(赤四手)が、葉状の黄緑色の果穂を沢山垂れ下げていました。

http://www.mebukiya.co.jp/ [芽吹き屋]

http://www.mebukiya.co.jp/restaurant/shop1-2 [ビオトープ芽吹き屋]

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アカシデ(赤四手) カバノキ科 クマシデ属 Carpinus laxiflora

別名:シデノキ、ソロノキ、コソネ。山野に生え、高さ約15mになる落葉高木。樹皮は滑らかで暗灰白色。老木になると、筋状の窪みができる。葉は互生し、長さ4~8㎝の卵形または卵状楕円形。若葉は赤色で目立つ。

花は4~5月に開く。雄花序は黄褐色で長さ4~10㎝、前年枝から垂れ下がる。雌花序は本年枝の先につく。果穂は長さ5~6㎝。果苞は葉状で基部の両側に小さな裂片がある。用途:庭木、公園樹、盆栽、器具材、床柱。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37655836&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:駒形根神社のアカシデ(赤四手)の果穂]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A2%A5%AB%A5%B7%A5%C7 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「胆沢城跡」のアカシデ(赤四手)の果穂]


一関市我が家のニワ(庭藤) 2012年6月10日(日)

2012年06月12日 | 植物図鑑

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2012年6月10日(日)、一関市の我が家の狭い花壇に植えられているニワ(庭藤)が、いつの間にかピンク色の花を咲かせていました。花穂が上に伸びたものと下に垂れ下がっているものとがありますが、花柄の方から咲き進んでいます。私は全く手入れをせず、観賞が専門です。

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ハナ(花藤) マメ科 コマツナギ属 Indigofera decora

川岸などに生え、高さ30~60㎝になる落葉小低木。小葉は3~5対あり、長さ2.5~4㎝の長楕円形で裏面は有毛。

5~6月、紅色、時には白色の長さ約1.5㎝の蝶形花が咲く。用途:庭木、花材。分布:本州(近畿地方南部)、四国、九州。

仲間にはコマツナギ(駒繋)Indigofera pseudo-tinctoria やチョウセンニワ(朝鮮庭藤)Indigofera kirilowiiなどがある。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34759410&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:我が家のニワ(庭藤)&奥州市水沢盆栽会のニワ(庭藤)/イワ(岩藤)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%CB%A5%EF%A5%D5%A5%B8 [peaの植物図鑑:我が家のニワ(庭藤)/イワ(岩藤)ほか]


一関市「道の駅・厳美渓」のヤマボウシ(山法師) 2012年6月10日(日)

2012年06月12日 | 植物図鑑

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2012年6月10日(日)、「道の駅・厳美渓」(字沖野々220-1)に行きました。国道342号(厳美街道)バイパス線沿いにあるこの道の駅付近には、街路樹として沢山のヤマボウシ(山法師)が植栽されていますが、ほとんどの木は花のように見える苞片が落ちてしまっている状態でしたが、数本だけ未だ白い苞片が沢山ついていました。本当の花は丸い実になっていました。

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ヤマボウシ(山法師) ミズキ科 ミズキ属 Cornus kousa

別名:ヤマグワ(山桑)。各地の山野に生え、高さ5~10mになる落葉小高木~高木。樹皮は暗朱紅色。葉は対生し、長さ4~12㎝の卵状楕円形で、側脈は4~5対。

6~7月、小さな花が20~30個集まった球形の頭状花序をつくる。白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で長さ3~6㎝。果実は集合果で直径1~1.5㎝の球形。10月頃に赤く熟し、食べられる。実は甘酸っぱくておいしい。

総苞片が淡紅色の品種をベニヤマボウシ(紅山法師)f.roseaという。用途:庭木、街路樹、器具材。分布:本州、四国、九州、朝鮮、中国、台湾。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37584392&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町長坂のヤマボウシ(山法師)の花]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34672161&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:盛岡駅前のヤマボウシ(山法師)の花]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35776377&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市室根町のヤマボウシ(山法師)の熟した実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35524195&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市千厩町のヤマボウシ(山法師)の熟した実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37585694&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町長坂のベニヤマボウシ(紅山法師)の花]


一関市狐禅寺のコウゾリナ(顔剃菜/髪剃菜) 2012年6月10日(日)

2012年06月12日 | 植物図鑑

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2012年6月10日(日)、一関市狐禅寺の千歳橋(県道19号・一関大東線の北上川に架かる大橋)の近くで、もと生コン工場があった所に群生したコウゾリナ(顔剃菜/髪剃菜)が、黄色い花を沢山咲かせていました。

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コウゾリナ(顔剃菜/髪剃菜) キク科 コウゾリナ属 Picris hieracioides var.glabrescens

日本各地の山野の道端や草地で見かける越年草で、高さは30~100㎝。農村の空き地や市街地の道端あるいは土手に自生する。キク科の花は、小さな花によって構成される。花には舌状花(ぜつじょうか)と、筒状花(とうじょうか)とがあるが、コウゾリナはタンポポなどと同様に舌状花だけで構成されている。舌状花のすぐ下には、やや暗緑色のガクに相当する総苞(そうほう)がある。

和名は漢字で「顔剃菜」あるいは「髪剃菜」と書く。「菜」は食べられるという意味で、ナズナ、アマナ、ヨメナ、ゴマナなどと同じ様に、若菜を茹でて食べることができる。この茎を見るとザラザラしている。このザラザラ感が、カミソリの様な感じがすることから、それを顔に当てて髭が剃れるというのが一般的な説である。仲間にはカンチコウゾリナなどがある。

花期:5~10月。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓名前図鑑・野草の名前(春)」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/83b416fdf6c028aaf250afcd570cf76a [peaの植物図鑑:一関市北上川堤防のコウゾリナ(顔剃菜)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%DF%A5%E4%A5%DE%A5%B3%A5%A6%A5%BE%A5%EA%A5%CA [peaの植物図鑑:八幡平のミヤマコウゾリナ(深山顔剃菜)]