peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市大東町渋民のヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵) 2012年10月4日(木)

2012年10月05日 | 植物図鑑

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2012年10月4日(木)、一関市大東町渋民に行ったので、産直ふるさと大東(大東町渋民字関ノ上114-4 )に寄ってきました。すぐ近くの農家と思われる民家の畑に植えられたヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵)が、黄色い花を沢山咲かせていました。

http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,19471,143,280,html [産直するさと大東(大東町):一関市]

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ヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵) キク科 ヒマワリ(ヘリアンサス)属 Helianthus salicifolius

一年草のヒマワリの仲間だが、本種は北アメリカ原産の半耐寒性多年草。別名:ヘリアンサス。草丈は1~2m。真っ直ぐに伸びた無毛の茎にヤナギ(柳)の葉のような細長い葉を交互に沢山つけ、良く分かれた枝の先に直径5㎝ほどのレモンイエローの花をいっぱいにこぼれるほど咲かせる。花期:9~11月。

よく栽培される’ゴールデンピラミッド’は草丈約1mの矮性種で、茎の上部にピラミッド状に沢山花をつける。秋空の下、黄色の花が映えて美しい。

栽培管理:日当たりと水はけ、風通しの良い場所で育てる。茎が真っ直ぐに伸び背が高くなるので草丈1.5m程度のときに肥料を控え、1~2回摘芯すると枝数が増え、丈が抑えられて倒れにくくなる。株が混み合ってきたら株分けする。鉢植えは、よく日の当たる場所に置き、鉢土の表面が乾いたらたっぷり水やりする。こちらも適度に摘芯することで花数が増え、丈も低くなって倒れずに咲かせられる。植え付け、株分け:3~4月。

[西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典」&同「色・季節でひける 花の事典820種」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38486602&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:胆沢郡金ケ崎町のヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35914477&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のヤナギバヒマワリ(柳葉向日葵)]


一関市大東町「芦東山記念館」のサワフタギ(沢蓋木) 2012年10月4日(木)

2012年10月05日 | 植物図鑑

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2012年10月4日(木)、一関市大東町渋民に行ったので、芦東山記念館開館5周年記念特別展「芦東山の晩年~「石碑」と「田村村隆資料」を開催中の芦東山記念館(大東町渋民字伊勢堂71-17)に寄ってきました。平成24年9月30日(日)~11月25日(日)、開館時間:9:00~17:00(入館は16:30まで)、休館日:月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、入館料:一般300円、高校性・大学生200円。

http://www.city.ichinoseki.iwate.jp/index.cfm/6,31770,146,html [芦東山記念館開館5周年記念特別展「芦東山の晩年~「石碑」と「田村村隆資料」

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(上と下)記念館の出入り口付近から見える赤い屋根の大きな家は、芦家住宅。芦東山の子孫が居住しています。新しい記念館ができるまではここが「芦東山記念館」でした。

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(下)「掬水庵」があったという掬水の丘。東屋などがつくられています。

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(上)祖父の墓。

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(上)恩師の墓。

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(上と下)掬水の丘から眺めた室根山や田圃。

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(上と下)芦家住宅(旧記念館)。少し小高い場所に建っています。

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サワフタギ(沢蓋木) ハイノキ科 ハイノキ属 Symplocos chinensis var. leucocarpa f.pilosa

山野に生える落葉低木~小高木。よく枝分かれして、沢を塞ぐように茂る姿からこの和名がついたという。また果実がルリ色に熟し、葉がウシコロシ(カマツカ)に似ていることから、ルリミノウシコロシ(瑠璃実の牛殺し)の名もある。ニシゴリともいう。

高さは普通2~3m、大きいものは5~6mになる。樹皮は灰褐色で縦に割れ目が入る。葉は互生し、長さ3~10cm、幅2~4㎝の長楕円形~倒卵形で、先は急に尖り、縁には細かい鋸歯がある。

5~6月、本年枝の枝先から長さ3~6㎝の円錐花序を出して、白い小さな花を密につける。花序は腋生するハイノキと違って頂生する。花冠は直径7~8㎜で5深裂し、長い雄しべが目立つ。雄しべは多数。雌しべは1個。果実はやや歪んだ球形で長さ6~7㎜ほど。秋に藍(瑠璃)色に熟す。

果実が白く熟すものもあり、シロミノサワフタギ(白実の沢蓋木)という。実は野鳥の好物。用途:器具材、細工物、木灰は媒染剤。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32738580&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館のサワフタギ(沢蓋木)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40405996&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館のサワフタギ(沢蓋木)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37525744&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「柴宿団地」入口のサワフタギ(沢蓋木)]