peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

紫波郡紫波町彦部のマルメロ (セイヨウナシ型) 2012年10月7日(日)

2012年10月13日 | 植物図鑑

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2012年10月7日(日)、「野村胡堂・あらえびす記念館」(紫波郡紫波町字彦根)に行きました。出入り口の道の傍にある民家の庭に植えられているマルメロが、西洋梨のような実を沢山つけていました。

http://kodo.or.tv/kodo/index.html [野村胡堂・あらえびす記念館(公式ホームページ)]

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マルメロ バラ科 マルメロ属 Cydonia oblonga

別名:かまくらかいどう、まるめ。カリン(花梨、花櫚)と混同されることの多い果実だが、ヨーロッパでは紀元前(ギリシャ、ローマ時代)から栽培されている。日本へは17世紀・寛永11年(1634)に渡来した。現在、長野県や東北地方で多く栽培されている。(長野県諏訪地方の特産品となっている。)

イラン、トルキスタン地方原産の落葉低木~小高木で、高さは3~8mになる。葉は長さ5~10㎝の卵形または楕円形。5月頃、短い枝の先に直径4~5㎝の白色または淡紅色の花が1個咲く。果実はセイヨウナシ(西洋梨)型になる系統とリンゴ(林檎)型になる系統があり、直径約6㎝。

9~10月に黄色に熟し、芳香がある。果皮の表面に灰白色の短毛が密生しているのが特徴。果実はカリン同様、生食には向かず、砂糖漬け、シロップ漬け、ジャム、果実酒に加工して、咳止めに用いられる。リンゴや西洋ナシの矮性台木にも利用される。

栽培管理:日当たりが良く、適湿で肥沃な土を好む。植え付け適期:秋か春に苗木を植える。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「ヤマケイポケットガイド21 野菜・果物」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38512236&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市十二神のマルメロの実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35937024&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロの実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34550359&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロの花]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35913797&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のカリンの実]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/6584e55b910c8b01d0aa25c4b23ac97c [peaの植物図鑑:マルメロとカリン 似ているが違う果物]


一関市千厩町「ふれあい花壇」の久留米鶏頭/玉ケイトウ 2012年10月6日(土)

2012年10月13日 | 植物図鑑

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2012年10月6日(土)、一関市千厩町清田の「ふれあい花壇」(千厩町清田字境)を見に行ってきました。この花壇は、一関市千厩町の第13区自治会(千葉樹一郎会長)が栽培管理しているもので、これまで一関市の花いっぱいコンクールで数々の賞を受賞しているほか、平成15年度全国花いっぱいコンクール内閣総理大臣賞受賞という実績もあります。

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(上と下2つ)「花の駅せんまや」から眺めた「千厩第13区自治会・ふれあい花壇」の全景。と「物見櫓」から見た「ふれあい花壇。

http://www.iwaken.or.jp/info/2010/10/06_1803.html [一関市千厩町第13区自治会「ふれあい花壇」が見ごろです。2010年(いわけんブログ)]

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(下6つ)トサカケイトウの花穂が丸く集まった久留米鶏頭/玉ケイトウ。沢山植栽されていましたが、真っ赤な花穂のものだけしか見つけられませんでした。

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ケイトウ(鶏頭) ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia cristata

(別名:トサカケイトウ)。熱帯アジア原産と考えられている一年草。古い時代に中国から入り、奈良時代には既に観賞用として庭に植えていたらしい。草丈は60~90㎝になる。茎はまっ直ぐに伸び、柔らかで太くて条線がある。葉は密に互生し、先の尖った広い披針形で、品種によって緑色のものと銅赤色のものがある。夏から秋にかけて、様々な形の花穂をつける。

トサカケイトウ、花序は短柄を有し、花茎の上端(花穂)が帯化、肥大して鶏のトサカ状になり、その下方に花を密生する。本種のほかにヤリゲイトウとフサゲイトウ(羽毛ゲイトウ)の2つの変種がある。

ヤリゲイトウ(槍鶏頭)var.childsii スギ(杉)の樹冠に似た姿になる。フサゲイトウ(房鶏頭)・羽毛鶏頭):var.plumosa 細かい花穂が密集している。玉ケイトウ:花穂が帯化、肥大してトサカ状になったものが密に集まった玉咲き。花色は紅赤、橙、ピンク、黄色など豊富。

日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統がある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、共に切花栽培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。

園芸品種:久留米ケイトウに’コロナ’cv.Corona、ヤリゲイトウに’金峰’ var.childsii cv.Kinhou、フサゲイトウに’フェアリーフェザー’var.plumosa cv.Fairy Feather、’ゴールデン・フェザー’var.plumosa cv.Golden Feather、’キャッスル・ピンク’var.plumosa cv.Castle Pink など。

アレンジメント用に同属別種のフットニィー C.huttonii の’シャロン’cv.Sharon、’ピア’cv.Pia がある。

栽培:日当たり、排水性の良い弱酸性土壌でよく育つ。花期:播種後、40~50日で開花する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-kurume-geitoh_large.html [クルメゲイトウ(久留米鶏頭):かぎけん]

http://www.sakataseed.co.jp/product/search/code00907172.html [久留米けいとう 切り花用 混合(サカタのタネ)]

http://bokyo-bokin.at.webry.info/201208/article_7.html [ケイトウ(ウェブリブログ)]

http://www.takii.co.jp/flower/howto/lecture/p10.html [花前線:花なんでも百科:栽培基礎知識:1~2年生草花:ケイトウ(タキイ種苗)]

http://www.shuminoengei.jp/m-pc/a-page_p_detail/target_plant_code-138 [ケイトウの育て方:みんなの趣味の園芸:育て方がわかる植物図鑑]

http://spike-pitch.at.webry.info/201208/article_31.html [ケイトウのお花畑(那須フラワーワールド)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%B6%CC%A5%B1%A5%A4%A5%C8%A5%A6 [peaの植物図鑑:一関市東山町のケイトウ(鶏頭)]


一関市千厩町清田のフサゲイトウ(房鶏頭)/&羽毛ゲイトウ(槍鶏頭) 2012年10月6日(土)

2012年10月13日 | 植物図鑑

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2012年10月6日(土)、一関市千厩町清田の「ふれあい花壇」(千厩町清田字境)を見に行ってきました。この花壇は、一関市千厩町の第13区自治会(千葉樹一郎会長)が栽培管理しているもので、これまで一関市の花いっぱいコンクールで数々の賞を受賞しているほか、平成15年度全国花いっぱいコンクール内閣総理大臣賞受賞という実績もあります。

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「ふれあい花壇」を見せていただき、休憩所でお茶を御馳走になりながら、花壇の栽培管理等についてお話を聞きました。その後、100mほど離れた所にある「千田信子様の花壇」を見せていただきました。

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千田信子さんの家に通じている道路沿いにも、様々な草花が沢山植えられていて、それぞれ花を咲かせていました。真っ先に目についたのはヤハズカズラ(矢筈葛)という和名があるツンベルギア・アラタ(アラータ)でした。

次に大きな家の庭先まで続いたセンニチコウ(千日紅)。そして、フサゲイトウ(羽毛ゲイトウ)でした。家の前だけでもこれだけ沢山の花を植栽管理していることに感動しました。

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(下5つ)フサゲイトウ’キャッスル・ピンク’ Celosia cristata var.plumos cv.Castle Pink

(「ふれあい花壇」に植栽されていたもの)

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(下4つ)真っ赤な花穂はフサゲイトウ’フェアリー・フェザー’ Celosia cristata var.plumosa cv.Fairy Feather、黄色の花穂はフサゲイトウ’ゴールデン・フェザー’ Celosia cristata var.plumosa cv.Golden Feather (千田信子様の花壇に植栽されていたもの)

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ケイトウ(鶏頭) ヒユ科 ケイトウ(ケロシア)属 Celosia cristata

(別名:トサカケイトウ)。熱帯アジア原産と考えられている一年草。古い時代に中国から入り、奈良時代には既に観賞用として庭に植えていたらしい。草丈は60~90㎝になる。茎はまっ直ぐに伸び、柔らかで太くて条線がある。葉は密に互生し、先の尖った広い披針形で、品種によって緑色のものと銅赤色のものがある。夏から秋にかけて、様々な形の花穂をつける。

トサカケイトウ、花序は短柄を有し、花茎の上端(花穂)が帯化、肥大して鶏のトサカ状になり、その下方に花を密生する。本種のほかにヤリゲイトウとフサゲイトウ(羽毛ゲイトウ)の2つの変種がある。

ヤリゲイトウ(槍鶏頭)var.childsii スギ(杉)の樹冠に似た姿になる。フサゲイトウ(房鶏頭)・羽毛鶏頭):var.plumosa 細かい花穂が密集している。玉ケイトウ:花穂が帯化、肥大してトサカ状になったものが密に集まった玉咲き。花色は紅赤、橙、ピンク、黄色など豊富。

日本では育種が進み、本種に玉トサカ状の久留米ケイトウ、本種とヤリゲイトウとの交雑による槍状の八千代ケイトウの2系統がある。そのほかに、2変種の系統の品種も数多く、共に切花栽培されている。近年花壇用の矮性種も育成されている。

園芸品種に久留米ケイトウに’コロナ’、ヤリゲイトウに’金峰’ var.childsii cv.Kinhou、フサゲイトウに’フェアリーフェザー’var.plumosa cv.Fairy Feather、’ゴールデン・フェザー’var.plumosa cv.Golden Feather、’キャッスル・ピンク’var.plumosa cv.Castle Pink など。アレンジメント用に同属別種のフットニィー C.huttonii の’シャロン’cv.Sharon、’ピア’cv.Pia がある。

栽培:日当たり、排水性の良い弱酸性土壌でよく育つ。花期:播種後、40~50日で開花する。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://pcweb.hobby-web.net/7108/08241.html [フサゲイトウ・羽毛鶏頭(日本の四季)]

http://www.geocities.jp/yunakisaragi/x-fusakeitou.html [フサゲイトウ(房鶏頭)]

http://d.hatena.ne.jp/hantubojinusi/20100911 [フサゲイトウ(半坪ビオトープの日記)]

http://www.aquiya.skr.jp/zukan/Celosia_cristata.html [ケイトウ(草木図譜)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/d/20120904 [peaの植物図鑑:花巻市「イギリス海岸」(その1)とフサゲイトウ]

http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-keitoh_large.html [ケイトウ(鶏頭)]