2012年10月7日(日)、「野村胡堂・あらえびす記念館」(紫波郡紫波町字彦根)に行きました。出入り口の道の傍にある民家の庭に植えられているマルメロが、西洋梨のような実を沢山つけていました。
http://kodo.or.tv/kodo/index.html [野村胡堂・あらえびす記念館(公式ホームページ)]
マルメロ バラ科 マルメロ属 Cydonia oblonga
別名:かまくらかいどう、まるめ。カリン(花梨、花櫚)と混同されることの多い果実だが、ヨーロッパでは紀元前(ギリシャ、ローマ時代)から栽培されている。日本へは17世紀・寛永11年(1634)に渡来した。現在、長野県や東北地方で多く栽培されている。(長野県諏訪地方の特産品となっている。)
イラン、トルキスタン地方原産の落葉低木~小高木で、高さは3~8mになる。葉は長さ5~10㎝の卵形または楕円形。5月頃、短い枝の先に直径4~5㎝の白色または淡紅色の花が1個咲く。果実はセイヨウナシ(西洋梨)型になる系統とリンゴ(林檎)型になる系統があり、直径約6㎝。
9~10月に黄色に熟し、芳香がある。果皮の表面に灰白色の短毛が密生しているのが特徴。果実はカリン同様、生食には向かず、砂糖漬け、シロップ漬け、ジャム、果実酒に加工して、咳止めに用いられる。リンゴや西洋ナシの矮性台木にも利用される。
栽培管理:日当たりが良く、適湿で肥沃な土を好む。植え付け適期:秋か春に苗木を植える。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「ヤマケイポケットガイド21 野菜・果物」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38512236&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市十二神のマルメロの実]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35937024&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロの実]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=34550359&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市街地のマルメロの花]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35913797&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のカリンの実]
http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/6584e55b910c8b01d0aa25c4b23ac97c [peaの植物図鑑:マルメロとカリン 似ているが違う果物]