2012年10月7日(日)、紫波郡紫波町彦根に行きました。野村胡堂記念館(紫波町彦根)のすぐ近くにある岩手保育学園の前の道を山の方に入って行ったら「熊出没注意」の表示がありました。
ここで軽トラが通れるほどの右側の道を登って行くと左側の斜面にブドウ(葡萄)畑が広がっていました。まだ収穫されずに残っているが果実があり、白い袋が沢山見えました。
熟したブドウ(葡萄)の強い香りが辺りに漂っているなと思って歩いていたら、熟したブドウの実が大量に捨てられていました。もしかして、クマがこの匂いを嗅ぎつけて出没して来るのではないかと思いました。
「ブドウ泥棒」と間違えられたりしたらイヤだなと思ったりしながら、更にこの農道を登って行くと、道は左右に分かれていました。左側の道を進みました。
この農道を更に登って行くと、右側の道路沿いに大きな栗の木が立っていて、果実を沢山実らせていました。
ここを過ぎて更にこの農道を進むと、作業小屋があり、軽トラが駐まっていました。右奥の方には葡萄畑も見えました。 この農道は行き止まりになっているようでしたので、ここから引き返してきました。
クリ(栗) ブナ科 クリ属 Castanea crenata
山地に生える落葉j高木。古くから果実を食用にし、栽培の歴史も長い。幹は直立し、高さは普通15~20m。樹皮は淡黒褐色で縦に割れ目が入る。葉は互生し、長さ7~20㎝の狭長楕円形で、縁には針状の鋸歯がある。
花期は6~7月。雌雄同株。雄花序は長さ10~15㎝でやや上向きにつき、淡黄白色の長い穂が良く目立ち、特有の香りがある。雌花は緑色で雄花序の基部にかたまってつく。長いトゲのある殻斗(かくと・イガ)の中には2~3個の堅果が入っている。多くの品種があり、果樹としてよく植えられる。栽培ものに比べて自生のものシバグリ。は実が小さい。
果樹用の品種としては、’丹沢’cv.Tanzawa,’筑波’cv.Tsukuba、’天津栗’cv.Tenshinguriなど。また刺なしや大粒品種もある。
ヨーロッパ原産にセイヨウグリC.sativaがあり、日本種より葉が大型で生育旺盛。果実をマロングラッセの素材にする。観賞用には葉が白覆輪や黄覆輪の品種が栽培される。園芸品種に’アルボバリエガタ’cv.Albovariegataなどがある。
栽培:繁殖は実生、挿し木。用途:庭木、建築・彫刻材。分布:北海道(西南部)、本州、四国、九州(屋久島まで)、朝鮮中南部。
[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」&同「同・園芸植物」より]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40568300&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:紫波郡紫波町彦部のクリ(栗)の花]
https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38474562&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:祭畤のクリ(栗)の実]