peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

花巻市「宮沢賢治童話村」のガマズミ 2012年10月27日(土)

2012年10月30日 | 植物図鑑

P3090830a

P3090588a

P3090829a

P3090831a

P3090874a

P3090094a

P3090131a

http://www.city.hanamaki.iwate.jp/sightseeing/dowamura/ [宮沢賢治童話村]

P3090106a

P3090130a

P3090124a

2012年10月27日(土)、花巻市「宮沢賢治童話村」(花巻市)に行きました。

隣接している花巻市博物館で、9/8(土)~11/4(日)の日程で開催中の「吉村作治の古代七つの文明展」を見学する妻と別れて、一人で「宮沢賢治童話村」を散策しました。

http://museum.city.hanamaki.iwate.jp/ [花巻市博物館ホームページ]

P3090910a

P3090901a

P3090899a

P3090903a

P3090657a

P3090809a

P3090835a

P3090554a

(下6つ)ガマズミの木が真っ赤に熟した実を沢山つけていました。

P3090873a

P3090822a

P3090877a

P3090832a

P3090590a

P3090825a

ガマズミ スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum dilatatum

別名:ヨソゾメ、ヨツズミ。各地の山野に普通に生え、高さ2~4mになる落葉低木。幹は叢生する。若枝は灰緑色で長い星状毛と腺点がある。古い枝は灰黒色で皮目が散生する。髄は白色で中心は褐色。葉は対生し、長さ6~15㎝の広卵形~円形で先端は鈍頭または鋭頭。基部は広いくさび形またはやや心形で、縁に粗い鋸歯がある。表面は脈に毛があり、裏面は腺点が密生し、星状毛や短毛がある。

5~6月、本年枝の先端から散房花序を出して、直径約5㎜の小さな白い花を多数開く。花序の枝には星状毛が密生する。花冠は直径約5㎜で、筒部がごく短く、先は5裂して広がっている。雄しべは5個。花糸は長さ3.5㎜で、花冠から離生する。花柱は1個で長さ0.6㎜。柱頭は3裂する。萼は小形で5裂し、毛がある。

果実は核果で長さ6~6.5㎜のやや扁平な卵状楕円形。9~10月に赤く熟し、霜が降りる頃になると、白い粉をふいて甘くなり、食べられる。核は長さ約5㎜の楕円形。

果実が黄色に熟す品種をキミノガマズミ f.×anthocarpumという。用途:器具材、鎌の柄、杖、輪かんじき、果実酒、染料。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮、中国。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=40423270&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市博物館のガマズミの花]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38648545&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「サハラガラスパークのガマズミの真っ赤な実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36112995&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市文化会館のガマズミの実]


一関文化センターのコウヨウザン(広葉杉) 2012年10月16日(火)

2012年10月30日 | 植物図鑑

P3070142a

P3070082a

P3070092a

P3070154a

P3070084a

P3070153a

P3070003a

P3070070a

2012年10月16日(火)、一関文化センター(一関市大手町2-16)の東側出入口付近に植えられている数本のコウヨウザン(広葉杉)が、若い実を沢山つけていました。少し離れた所のものには、昨年のものと思われる古い実も沢山ついていました。また、良く見ると花と思われるものも沢山ついていました。

P3070179a

P3070073a

P3070075a

P3070165a

P3070091a

P3070171a

P3070170a

P3070081a

P3070138a

P3070083a

コウヨウザン(広葉杉) スギ科 コウヨウザン属 Cunninghamia lanceolata

中国南部・台湾・インドシナ原産の常緑高木。江戸時代末期に渡来し、暖地によく植えられている。大きいものは高さ35m、直径1mになり、樹冠は広円錐形。樹皮は褐色で長い繊維状に剥がれる。葉は長さ3~7㎝の扁平な鎌状長披針形で堅く、先端は尖り、縁に細かい鋸歯がある。表面は濃緑色で光沢があり、裏面に白色の幅広い気孔線がある。。中国名は杉木。

4月頃開花する。雄花は黄褐色の長楕円形で、枝先に多数つく。雌花は淡紅色の卵状球形で、枝先に1個ずつつく。球果は長さ3~5㎝の卵状球形で、はじめは緑色、10月頃成熟すると褐色になる。種子は黄褐色で長さ6~7㎜の扁平な楕円形で、幅の広い翼がある用途:庭木、建築・器具・船舶材。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?id=36655974&saved_changes=1&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市大手町のコウヨウザン(広葉杉)]