peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

北上市「詩歌の森公園」のエゾユズリハ(蝦夷譲葉) 2012年10月1日(月)

2012年10月02日 | 植物図鑑

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2012年10月1日(日)、北上市「詩歌の森公園」に立ち寄りました。北上市立中央図書館の駐車場(北上市本石町二丁目5番35号)に車を駐め、久しぶりに広い園内を散策しました。

駐車場から日本詩歌近代文学館の方に続いている道を歩いて行くと、水が流れているせせらぎがあり、上流の小高い丘の傍に植えられている4~5本のエゾユズリハ(蝦夷譲葉)が、緑色の果実を沢山つけていました。その一部は淡い紫色に色づき始めていました。

http://kitakami-kanko.jp/sports.php?itemid=96 [岩手県北上市 きたかみ魅力辞典:詩歌の森公園]

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エゾユズリハ(蝦夷譲葉) トウダイグサ科 ユズリハ属 Daphniphyllum macropodum var.humile

別名:ヒナユズリハ。ユズリハの変種で、日本海側の山地に多く生える常緑低木。下部からよく分枝して高さ1~3mになる。多雪地帯では下部が地を這う。葉は長さ10~16㎝の倒卵状長楕円形で、ユズリハよりやや小さくて 薄く、側脈も8~10対と少ない。

和名の「ユズリハ(譲葉)」は、若葉が伸びてから古い葉が落ちることによる。親が成長した子に後を譲るのにたとえて、めでたい木とされ、古くから正月の飾りに使われてきた。樹皮と葉は駆虫剤にする。。用途:庭木、公園樹、正月飾り。

5月頃、前年枝の葉腋から総状花序を出し、花弁も萼片もない花をつける。雌雄別株。果実は核果で長さ8~9㎜の楕円状球形。10~11月に藍黒色に熟す。分布:北海道、本州(山口県滑山まで)、南千島。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38718738&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区「」のエゾユズリハ(蝦夷譲葉)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=33257213&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:雪をかぶったエゾユズリハ(蝦夷譲葉)の実]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32914704&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:ユズリハ(譲葉)/エゾユズリハ(蝦夷譲葉)]


北上市「詩歌の森公園」のサンザシ(山査子・山樝子) 2012年10月1日(月)

2012年10月02日 | 植物図鑑

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2012年10月1日(日)、北上市「詩歌の森公園」に立ち寄りました。北上市立中央図書館の駐車場(北上市本石町二丁目5番35号)に車を駐め、久しぶりに広い園内を散策しました。東側の出入口付近に植えられている4~5本のサンザシ(山査子・山樝子酸実)が、赤く色づいた小さな実を枝に沢山つけていました。この植物の名を度忘れしたときは、唱歌「この道」を歌うと思い出します。’~サンザシの枝も垂れてる。’

http://www.youtube.com/watch?v=v4U46Dpg9IM [You Tube:この道」

http://kitakami-kanko.jp/sports.php?itemid=96 [岩手県北上市 きたかみ魅力辞典:詩歌の森公園]

http://d.hatena.ne.jp/oshu-plazainn/20101031 [詩歌の森公園:岩手・奥州の観光日記]

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サンザシ(山査子・山樝子) バラ科 サンザシ属 Crataegus cuneata

中国中南部原産の落葉低木。日本には江戸時代(享保19年=1734)に薬用木として朝鮮から渡来した。高さは2~3mになり、よく分枝し、枝には小枝の変形した刺が多い。葉は有柄で互生し、長さ2~7㎝の倒卵形で、先の方が3~5つに切れ込むものが多く、縁には不揃いの鋸歯がある。

4~5月、枝先に散房花序を出し、直径2㎝ほどの白い花を2~6個開く。雄しべは20個。花柱は5~6個で基部に白い毛がある。果実は直径1.5~3㎝の球形で、先端に萼の痕が残り、秋に赤く熟す。中国では果実を健胃・消化薬にする。用途:庭木、盆栽。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38609911&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市田村町のサンザシ(山査子・山樝子)の赤い実]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/d9ca54de940942036ade9083ab30e851 [peaの植物図鑑:サンザシ(山査子・山樝子)の果実]


北上市「詩歌の森公園」のズミ(酸実)/コリンゴ 2012年10月1日(日)

2012年10月02日 | 植物図鑑

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2012年10月1日(日)、北上市「詩歌の森公園」に立ち寄りました。北上市立中央図書館の駐車場(北上市本石町二丁目5番35号)の傍に植えられているズミ(酸実)が、赤く色づいた小さな実を枝全体にびっしりとつけていました。色づいた実を沢山つけたズミの木は別の所にもありました。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E141.7.1.700N39.17.23.820&ZM=&MT=%E5%8C%97%E4%B8%8A%E5%B8%82%E7%AB%8B%E4%B8%AD%E5%A4%AE%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8&from=ocn_Default&SH=&sw=0 [北上市立中央図書館(カーリル)]

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ズミ(酸実) バラ科 リンゴ属 Malus sieboldii

コリンゴ、コナシ、ミツバカイドウなどの名もある。丘陵から山地の日当たりの良い所に生える落葉小高木。よく枝分かれして、高さ5~8mになる。枝には刺がある。樹皮は灰黒色で、老木になると縦に割れ目ができる。若枝は赤味を帯び、柔らかい毛がある。葉は長さ3~10㎝の長楕円形または卵状長楕円形だが、3~5つに大きく切れ込むものも混じる。

花期は5~6月。花は直径2~3.5㎝で3~7個ずつ束になってつく。つぼみは濃いピンクだが、開くと白くなる。花弁は5個。雄しべは20個。花柱は3~4個で基部に白い毛がある。花柄は長さ2~4㎝で細く、柔らかい毛が多い。果実は直径5~10㎜の球形で、秋に赤く熟し、葉が落ちた後も枝に残り、よく目立つ。

果実が黄色に熟すものをキミズミ(黄実酸実)f.toringoという。用途:庭木、盆栽、器具材、樹皮を煮出して黄色の染料にしたり、絵の具の原料にもする。ズミの名は「染み(そみ)」から変化したといわれる。またリンゴの台木として利用され、庭木や生け垣に植えられることもある。分布:北海道、本州、四国、九州、朝鮮。

[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BA%E3%83%9F [ズミ(Wikipedia)]

http://www.ffpri-kys.affrc.go.jp/tatuta/jumoku/kmt164.htm [ズミ(森林総合研究所九州支部)]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/zumi.html [ズミ(酢実)]

http://www.okadanouen.com/zukan/zumi.html [ズミ(北信州の道草図鑑)]

http://www10.plala.or.jp/t-hirano/zumi.htm [ぶらり日光:ズミの花(遠州屋薬局)]