2018年5月13日(日)、一関市東山町松川の一関市松川市民センターで、「ひがしやま山野草の会」(小野寺栄会長、会員23人)主催の「東山山野草展」(5/12~5/13)が開催されていましたので、観に行ってきました。
山野草展には380点の多彩な植物が展示されていましたが、それらの中に青紫色の花を咲かせたミヤマオダマキ(深山苧環)2点と白い花を付けたもの1点が展示されていました。
ミヤマオダマキ(深山苧環)キンポウゲ科 オダマキ属 Aquilegia flabellata var.pumila
花期:6~8月。分布:北海道・本州(中部地方以北)。特徴:高山の草地や岩場に生える多年草。根は太く長くなり、垂直に伸びる。茎は高さ10~20㎝。花の形が、昔、麻布を巻いた物(苧環)に似ていることから名が付いた。近縁種に洋種のカナダオダマキ・セイヨウオダマキなどがある。フウリンオダマキは花は似ているが、オダマキ属ではなくヒメウズ属に分類される。
栽培:春・秋は日に当て、夏は半日蔭で管理。過湿を嫌うので、灌水は乾き気味に行う。肥料は春・秋に置き肥を与える。アブラムシが付きやすく、被害が出る前に予防として薬剤を撒いておく。2~3年ごとの春か秋に植え替え、根が長く垂直に伸びるので、中深~深鉢を用い、軽石や硬質鹿沼土で植え付ける。増殖は株分けか実生による。[栃の葉書房発行「別冊趣味の山野草・山草図鑑」より]