peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市厳美町祭畤のカンボク(肝木)2018年5月26日(土)

2018年05月27日 | 植物図鑑

2018年5月26日(土)、いちのせき健康の森セミナーハウス主催の「自然観察会」が終わって、国道342号線を帰る途中「槻木平」バス停がある辺りに、白い花を沢山咲かせているカンボク(肝木)がありました。「ヤブデマリ(藪手毬)」が混じっていたので、混同してしまいました。

(上)祭畤(まつるべ)山 標高990m

(下2つ)よく似た花をつけるヤブデマリ(藪手毬)スイカズラ科 ガマズミ属の仲間

カンボク(肝木)スイカズラ科 ガマズミ属 Viburnum plicatum var.tementosum

山地の湿った所に生える落葉低木~小高木。高さ2~7m。樹皮は暗灰色で、コルク層が発達して厚い。は対生し、長さ5~12㎝で、中ほどまで大きく3つに切れ込み、中央の裂片が長く、縁には粗い鋸歯がある。花期5~7月。直径10㎝ほどの花穂の中心部に小さな両性花が多数集まり、その周りを白い装飾花が取り巻いている。装飾花は直径2㎝ほど。果実9~10月に赤く熟す。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]


一関市厳美町祭畤のタニウツギ(谷空木)2018年5月26日(土)

2018年05月27日 | 植物図鑑

2018年5月26日(土)いちのせき健康の森セミナーハウス[一関市厳美町字祭畤(まつるべ)251番地]主催の「自然観察会」(9:30~11:30時)が実施されましたので参加しました。この日の一番のお目当てはノビネチドリ(延根千鳥)。セミナーハウス第一駐車場の東向きの斜面に沢山生えていました。花も丁度最盛期を迎えているように感じました。

 さらに進むと淡いピンク色の花を沢山咲かせているタニウツギ(谷空木)がありました。この花は今が最盛期のようで、道路沿いにも沢山花を咲かせていました。 

(下)いちのせき健康の森セミナーハウスの第2リフト乗り場付近。花の色がかなり濃いタニウツギ(谷空木)がありました。

 タニウツギ(谷空木)スイカズラ科 タニウツギ属 Weigeta hortensis

日本海側の多雪地に多い落葉低木。高さ2~5mになる。は対生し、長さ4~10㎝の楕円形で、裏面には白い軟毛が多い。花期5~7月。花長さ3㎝ほどの漏斗形。淡紅色または紅色で、外側の方が色が濃い。花筒の上半部は急に膨らんでいる。分布:北海道(西部)、本州(主に日本海側)[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]