多賀城市のモッコク(木斛)の実
2008年11月26日
2008年11月26日(水)、宮城県仙台市博物館(仙台市青葉区川内26番地・仙台城三の丸跡)で開催中(11/14~12/21)の特別展「みちのくの浄土~平泉~世界遺産登録をめざして」を見に行ってきました。平泉の仏像などは、何度も行って見ているので、仙台まで出かけて行って見ることもないだろうと思っていたのですが、妻がどうしても一緒に行きたいというので、東日本急行バスで行ってきました。
先ず最初に訪れたのは、多賀城市埋蔵文化財調査センター(宮
城県多賀城市中央二丁目27-1・多賀城市文化センター内)で開催
中(10/25~12/14)の企画展「絵で見る考古学~早川和子原画展」
で、入館無料でした。JR仙台駅からJR仙石線の電車に乗り多賀城
駅で降りて歩く。
次に向ったのが陸奥国分寺跡と陸奥国分尼寺跡でした。あまり
歩きたくなかったのと地理が良くわからないことから、JR仙石
線・多賀城駅に戻って、JR仙台駅まで電車に乗りました。JR仙
台駅西口バスプール5番から市営バス大和町行「薬師堂」下車。
陸奥国分寺 薬師堂
(仙台市若林区木ノ下二丁目8-28)奈良時代、聖武天皇が全国に
建立した国分寺の中で、最北に位置する寺。現存する薬師堂は、
慶長12年(1607年)に伊達政宗公が再興したものとのこと。国
の重要文化財。
陸奥国分寺 薬師堂を見てから、陸奥国分尼寺に向って歩いて
いたら、若林区木ノ下辺りの小川に沿って造られている歩道の
脇に植えられているモッコク(木斛)が裂開した実を多数つけ
ているのに出会いました。
JR仙台駅のモッコク(木斛)の実
2007年11月14日
2007年11月14日(水)、仙台市の東北大学病院(東北大学
医学部付属病院)に行くために、東日本急行バスでJR仙台駅
まで行きました。仙台市営バスに乗り換えるの便利なので
いつも利用しているのですが、予約している診療時間までに
4時間余も時間があったので、10月3日(水)に行った時、青
い実を沢山付けていた仙台駅のモッコク(木斛)を見てきま
した。実が割れて濃赤色の種子を出していました。
モッコク(木斛) ツバキ科 モッコク属(テルンストロエミア)
Ternstroemia gymnanthera(=Japonica)
暖地の海岸に近い所に生える常緑高木で、庭園樹や公園樹
としても広く植えられている。高さは9~15mになる。樹皮
は灰褐色。葉は有柄で互生し、枝先に放射状に集まって付く。
長さ3~7cmの長楕円状倒卵形で、厚くて光沢がある。葉に斑
が入る品種もある。
6~7月、葉のつけ根に長い花柄のある白色の小花を数個ずつ
下向きに開く。花は直径1.0~1.5cm。花弁は5個、雄しべは多
数。果実は直径1.5cmほどの球形で、晩秋に熟すと厚い果皮が
不規則に裂開し、濃赤色の種子を出すが、中にはそのままかた
くなって、割れないものもある。[栽培]繁殖は実生、挿木。
分布:本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄、台湾、中国、
東インドなどアジア東南部。
モッコク(テルンストロエミア)属 Ternstroemia
アジア、アフリカ、南北アメリカに85種ほど自生する常緑高木、
低木で、いずれも革質で光沢のある葉が良いので庭木として人気
がある。
2008年11月26日
2008年11月26日(水)、宮城県仙台市博物館(仙台市青葉区川内26番地・仙台城三の丸跡)で開催中(11/14~12/21)の特別展「みちのくの浄土~平泉~世界遺産登録をめざして」を見に行ってきました。平泉の仏像などは、何度も行って見ているので、仙台まで出かけて行って見ることもないだろうと思っていたのですが、妻がどうしても一緒に行きたいというので、東日本急行バスで行ってきました。
先ず最初に訪れたのは、多賀城市埋蔵文化財調査センター(宮
城県多賀城市中央二丁目27-1・多賀城市文化センター内)で開催
中(10/25~12/14)の企画展「絵で見る考古学~早川和子原画展」
で、入館無料でした。JR仙台駅からJR仙石線の電車に乗り多賀城
駅で降りて歩く。
次に向ったのが陸奥国分寺跡と陸奥国分尼寺跡でした。あまり
歩きたくなかったのと地理が良くわからないことから、JR仙石
線・多賀城駅に戻って、JR仙台駅まで電車に乗りました。JR仙
台駅西口バスプール5番から市営バス大和町行「薬師堂」下車。
陸奥国分寺 薬師堂
(仙台市若林区木ノ下二丁目8-28)奈良時代、聖武天皇が全国に
建立した国分寺の中で、最北に位置する寺。現存する薬師堂は、
慶長12年(1607年)に伊達政宗公が再興したものとのこと。国
の重要文化財。
陸奥国分寺 薬師堂を見てから、陸奥国分尼寺に向って歩いて
いたら、若林区木ノ下辺りの小川に沿って造られている歩道の
脇に植えられているモッコク(木斛)が裂開した実を多数つけ
ているのに出会いました。
JR仙台駅のモッコク(木斛)の実
2007年11月14日
2007年11月14日(水)、仙台市の東北大学病院(東北大学
医学部付属病院)に行くために、東日本急行バスでJR仙台駅
まで行きました。仙台市営バスに乗り換えるの便利なので
いつも利用しているのですが、予約している診療時間までに
4時間余も時間があったので、10月3日(水)に行った時、青
い実を沢山付けていた仙台駅のモッコク(木斛)を見てきま
した。実が割れて濃赤色の種子を出していました。
モッコク(木斛) ツバキ科 モッコク属(テルンストロエミア)
Ternstroemia gymnanthera(=Japonica)
暖地の海岸に近い所に生える常緑高木で、庭園樹や公園樹
としても広く植えられている。高さは9~15mになる。樹皮
は灰褐色。葉は有柄で互生し、枝先に放射状に集まって付く。
長さ3~7cmの長楕円状倒卵形で、厚くて光沢がある。葉に斑
が入る品種もある。
6~7月、葉のつけ根に長い花柄のある白色の小花を数個ずつ
下向きに開く。花は直径1.0~1.5cm。花弁は5個、雄しべは多
数。果実は直径1.5cmほどの球形で、晩秋に熟すと厚い果皮が
不規則に裂開し、濃赤色の種子を出すが、中にはそのままかた
くなって、割れないものもある。[栽培]繁殖は実生、挿木。
分布:本州(千葉県以西)、四国、九州、沖縄、台湾、中国、
東インドなどアジア東南部。
モッコク(テルンストロエミア)属 Ternstroemia
アジア、アフリカ、南北アメリカに85種ほど自生する常緑高木、
低木で、いずれも革質で光沢のある葉が良いので庭木として人気
がある。
画像は、サンザシ(山樝子/山査子)の果実
一関市街地のサンザシ(山樝子/山査子)の赤い実
2008年11月22日
2008年11月22日(土)、一関市山目字立沢の住宅街にある民家の庭で、
鉢植えにされたサンザシ(山樝子/山査子)と思われる木が、真っ赤な
実をつけていました。
北上市「詩歌の森公園」のサンザシ(山樝子/山査子)の真っ赤な実
2008年9月24日
2008年9月24日(水)、北上市黒沢尻の本石町にある「北上市詩歌の森
公園」に行きました。マンサク(満作)の木が多数植栽されている所に、
4mほどもあるサンザシ(山樝子/山査子)の木が、真っ赤な実をつけて
いました。
サンザシ(山樝子/山査子)バラ科 サンザシ(クラタエガス)属
Crataegus cuneata
中国原産の落葉低木。日本には享保19年(1734)に薬用木として朝鮮から
渡来したとのこと。花も実も美しいので庭木として植えられている。高さは
2~3mになり、よく分枝し、枝には小枝が変化したとされる刺が多い。
葉は有柄で互生し、長さ2~7cmの倒卵形。縁は3~5裂し、不揃いの鋸歯が
ある。
4~5月、枝先に散房花序を出し、直径2cmほどの白い花を2~6個開く。雄
しべは20個。花柱は5~6個で基部に白い毛がある。果実は直径1.5~2cmの
球形で、先端に萼の跡が残り、秋に赤または黄色に熟し食べられる。中国
では果実を健胃・消化薬にするという。
用途:庭木、鉢植え、盆栽、薬用とされる。[栽培]繁殖は接木、挿木、実生。
分布:中国中南部。
サンザシ(クラタエガス)属 Crataegus北半球に200種ほど分布するという
落葉低木、小高木。
一関市街地のサンザシ(山樝子/山査子)の赤い実
2008年11月22日
2008年11月22日(土)、一関市山目字立沢の住宅街にある民家の庭で、
鉢植えにされたサンザシ(山樝子/山査子)と思われる木が、真っ赤な
実をつけていました。
北上市「詩歌の森公園」のサンザシ(山樝子/山査子)の真っ赤な実
2008年9月24日
2008年9月24日(水)、北上市黒沢尻の本石町にある「北上市詩歌の森
公園」に行きました。マンサク(満作)の木が多数植栽されている所に、
4mほどもあるサンザシ(山樝子/山査子)の木が、真っ赤な実をつけて
いました。
サンザシ(山樝子/山査子)バラ科 サンザシ(クラタエガス)属
Crataegus cuneata
中国原産の落葉低木。日本には享保19年(1734)に薬用木として朝鮮から
渡来したとのこと。花も実も美しいので庭木として植えられている。高さは
2~3mになり、よく分枝し、枝には小枝が変化したとされる刺が多い。
葉は有柄で互生し、長さ2~7cmの倒卵形。縁は3~5裂し、不揃いの鋸歯が
ある。
4~5月、枝先に散房花序を出し、直径2cmほどの白い花を2~6個開く。雄
しべは20個。花柱は5~6個で基部に白い毛がある。果実は直径1.5~2cmの
球形で、先端に萼の跡が残り、秋に赤または黄色に熟し食べられる。中国
では果実を健胃・消化薬にするという。
用途:庭木、鉢植え、盆栽、薬用とされる。[栽培]繁殖は接木、挿木、実生。
分布:中国中南部。
サンザシ(クラタエガス)属 Crataegus北半球に200種ほど分布するという
落葉低木、小高木。
ビワ(枇杷)の花 2008年11月11日
2008年11月11日(火)、山目公民館(一関市青葉町)の近くにある民家
の庭に植えられているビワ(枇杷)の木が、沢山花を咲かせていました。
一関市青葉町のビワ(枇杷)の実 2008年7月15日
2008年7月15日(火)、磐井川に架かる上ノ橋から、上の橋通りを
山目側に100mほど来た所(青葉町)の道路際に、「ビワ(枇杷)」
の実が熟れていました。ムクドリでも啄ばんだのでしょうか、実が
ボコボコになっているものがありました。
ビワ(枇杷)バラ科 ビワ(エリオボトリア)属
Eriobotrya japonica
暖地の石灰岩地帯に自生しているものもあるというが、改良品種は
果樹として広く栽培されている。高さ10mほどになる常緑小高木で、
都会の庭先にもよく植えられている。
葉は枝先に集まって互生し、長さ15~20㎝の広倒披針形~狭倒卵形
で皮質。10~3月頃、枝先に芳香のある白い花を密に開く。花弁は5
枚。葉の裏、花柄、苞、萼に褐色の綿毛を密生する。
果実は6~7月頃に橙黄色に熟す。生食用の代表的な品種の「茂木」
は、19世紀に中国から長崎に入ってきた果実から育成されたものと
のこと。「田中」も茂木と並んでよく栽培されている。ビワ酒にも
される。
分布:本州(東海地方以西)、四国、九州、中国(四川省)
園芸品種は観賞用にフイリビワ(斑入り枇杷)cv.Variegataなど
がある。[栽培]繁殖は接木。[花期]冬。果実は5~7月。
ビワ(エリオボトリア)属 Eriobotrya
東アジアに10種の常緑低木、高木が自生する。
2008年11月11日(火)、山目公民館(一関市青葉町)の近くにある民家
の庭に植えられているビワ(枇杷)の木が、沢山花を咲かせていました。
一関市青葉町のビワ(枇杷)の実 2008年7月15日
2008年7月15日(火)、磐井川に架かる上ノ橋から、上の橋通りを
山目側に100mほど来た所(青葉町)の道路際に、「ビワ(枇杷)」
の実が熟れていました。ムクドリでも啄ばんだのでしょうか、実が
ボコボコになっているものがありました。
ビワ(枇杷)バラ科 ビワ(エリオボトリア)属
Eriobotrya japonica
暖地の石灰岩地帯に自生しているものもあるというが、改良品種は
果樹として広く栽培されている。高さ10mほどになる常緑小高木で、
都会の庭先にもよく植えられている。
葉は枝先に集まって互生し、長さ15~20㎝の広倒披針形~狭倒卵形
で皮質。10~3月頃、枝先に芳香のある白い花を密に開く。花弁は5
枚。葉の裏、花柄、苞、萼に褐色の綿毛を密生する。
果実は6~7月頃に橙黄色に熟す。生食用の代表的な品種の「茂木」
は、19世紀に中国から長崎に入ってきた果実から育成されたものと
のこと。「田中」も茂木と並んでよく栽培されている。ビワ酒にも
される。
分布:本州(東海地方以西)、四国、九州、中国(四川省)
園芸品種は観賞用にフイリビワ(斑入り枇杷)cv.Variegataなど
がある。[栽培]繁殖は接木。[花期]冬。果実は5~7月。
ビワ(エリオボトリア)属 Eriobotrya
東アジアに10種の常緑低木、高木が自生する。
岩手県立花きセンターのピレア・カディエレイ
/アサバソウ 2008年11月13日
2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)
に行きました。
「花の館」温室内の亜熱帯温室のフクギ(オトギリソウ科フクギ属)の根元に、
銀白色の斑が入った葉をつけたピレア・カディエレイ/アサバソウが植えられていました。
ミズ(ピレア)属 Pileaは、熱帯から亜熱帯に約400種ほどもあるとされている
多年草あるいは一年草で、半低木になるものもあるとのこと。葉は対生し、
3脈を持つ種類が多いという。日本にはミズP.hamaoi,ヤマミズP.japonica
などが自生する。
岩手県立花きセンターの「アサバソウ/ピレア・カディエレイ」
2007年12月21日
2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室の「亜熱帯・沖縄の植物たち」と表示がある部屋に
「アサバソウ/ピレア・カディエレイ」という白い斑が入った葉の植物
が植えられていました。
名札には「ピレア・カディエレイ Pilea cadierei gagep.etCuill.
イラクサ科 ミズ属 分布:ベトナム、葉にアルミニウム塗料を塗った
ような銀白色の斑がある。」と書かれていました。
アサバソウ/ピレア・カディエレイ イラクサ科 ミズ(ピレア)属
Pilea cadierei
ベトナム(東南アジア熱帯雨林気候区)原産。高さ15~30cmになる
多年草で、茎葉ともに多汁質。平滑、よく分枝し株立ち状になる。
葉の長さは5~7cmぐらいで、葉に銀白色の斑が入り光沢がある。繁殖
は容易で水に挿しても発根し、耐陰力が強いという。夏の強光では葉
の光沢が悪くなる。葉の斑の色から>アルミニウムプランツ
ミズ属(ピレア属 Pilea)は、世界の熱帯・温帯に200種以上がある。
このうち日本にも数種自生する。熱帯産のものがほとんどで、温室内
や下草や鉢植えとして、小型の愛らしい葉を鑑賞する。特にミニ観葉
としてテラリウムに多用される。一年草または多年草でまれに小低木
もある。匍匐性のものが多く、葉は対生し、全縁または鋸歯縁、通常
3脈である。
/アサバソウ 2008年11月13日
2008年11月13日(木)、岩手県立花きセンター(胆沢郡金ケ崎町六原字頭無2-1)
に行きました。
「花の館」温室内の亜熱帯温室のフクギ(オトギリソウ科フクギ属)の根元に、
銀白色の斑が入った葉をつけたピレア・カディエレイ/アサバソウが植えられていました。
ミズ(ピレア)属 Pileaは、熱帯から亜熱帯に約400種ほどもあるとされている
多年草あるいは一年草で、半低木になるものもあるとのこと。葉は対生し、
3脈を持つ種類が多いという。日本にはミズP.hamaoi,ヤマミズP.japonica
などが自生する。
岩手県立花きセンターの「アサバソウ/ピレア・カディエレイ」
2007年12月21日
2007年12月21日(金)、金ケ崎町六原にある「岩手県立花きセンター」
の「花の館」温室の「亜熱帯・沖縄の植物たち」と表示がある部屋に
「アサバソウ/ピレア・カディエレイ」という白い斑が入った葉の植物
が植えられていました。
名札には「ピレア・カディエレイ Pilea cadierei gagep.etCuill.
イラクサ科 ミズ属 分布:ベトナム、葉にアルミニウム塗料を塗った
ような銀白色の斑がある。」と書かれていました。
アサバソウ/ピレア・カディエレイ イラクサ科 ミズ(ピレア)属
Pilea cadierei
ベトナム(東南アジア熱帯雨林気候区)原産。高さ15~30cmになる
多年草で、茎葉ともに多汁質。平滑、よく分枝し株立ち状になる。
葉の長さは5~7cmぐらいで、葉に銀白色の斑が入り光沢がある。繁殖
は容易で水に挿しても発根し、耐陰力が強いという。夏の強光では葉
の光沢が悪くなる。葉の斑の色から>アルミニウムプランツ
ミズ属(ピレア属 Pilea)は、世界の熱帯・温帯に200種以上がある。
このうち日本にも数種自生する。熱帯産のものがほとんどで、温室内
や下草や鉢植えとして、小型の愛らしい葉を鑑賞する。特にミニ観葉
としてテラリウムに多用される。一年草または多年草でまれに小低木
もある。匍匐性のものが多く、葉は対生し、全縁または鋸歯縁、通常
3脈である。