peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)の果実

2008年11月22日 | Weblog
一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)の真っ赤な実
 2008年11月22日






2008年11月22日(土)、一関市博物館(一関市厳美町字沖野々215)
の歴史講座「史料から平泉を読み解く」(全7回)の第6回目が行わ
れましたので、妻と共に出席しました。少し時間があったので、庭
に植えてあるサンシュユ(山茱萸)の木を見てきました。真っ赤な実が
沢山ついていました。







一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)の果実
 2008年9月27日






2008年9月27日(土)、一関市厳美町字沖野々215にある一関市博物館
に行きました。庭に植えられている4~5株のサンシュユ(山茱萸)の木
に果実が沢山ついていて、色づきはじめていました。これから紅葉した
葉が落ちる頃は真っ赤になっていることでしょう。





一関市博物館のサンシュユ(山茱萸)の赤い実
 2006年11月4日



2006年11/4、妻が一関市博物館に行きたいというので、厳美町字
沖野々215にある一関市博物館に行ってきました。館内の展示物は
何回も見ているので特に見たいものもないので、昨日同様、近くに
ある名勝・厳美渓付近を散策してみることにしました。

この博物館には小さな植物園もあり、毎年、素晴らしいサンシュユ
(山茱萸)の花と果実(実)を見ることができます。


 
サンシュユ(山茱萸)ミズキ科 ミズキ属
 Cornus officinalis
朝鮮、中国原産の落葉小高木。日本には江戸時代に中国、朝鮮
から果実を薬用とするために伝えられたというが、現在では花や
実(果実)を鑑賞するために庭園樹や公園樹として植えられてい
ることが多い。

高さは10mほどにもなる落葉高木で、樹皮は灰褐色で鱗片状に
はがれる。葉は有柄で対生し、長さ4~10cmの卵形または楕円形
で、裏面の主脈の基部には褐色の毛が多い。紅葉もなかなか美
しい。

3~4月、葉より先に4弁の黄色の小花を散形花序につける。花径
は4~5mm。早春に黄色の花が咲くので「ハルコガンネバナ(春黄
金花)」の別名もある。

果実は1.5cmほどの楕円形の核果で秋(10~11月)に赤く熟す。
乾燥した果実を漢方薬や薬用酒などにするという。
分布:朝鮮、中国
最近セイヨウサンシュユ C.masも栽培されるようになった。
園芸品種にバリエガタVariegataなどがある。
[栽培]強健なため栽培は容易であるが、花や果実をよくつけさせる
ためには日当たりを良くして、多肥や強剪定を避けることが大切。

カリン(花梨/花櫚)の果実

2008年11月21日 | Weblog
一関市街地のカリン(花梨/花櫚)の実
2008年11月11日




2008年11月11日(火)、一関市青葉町の山目公民館の近くにある民家
の門口に植えられているカリン(花梨/花櫚)の木に、
黄色に熟した果実が沢山付いていました。





一関市街地のカリン(花梨/花櫚)の実
2006年10月26日



2006年10/26(木)、一関市山目の市街地を歩いていて、果実を沢山
つけた「カリン(花梨/花櫚)」の木を見つけました。





カリン(花梨/花櫚)バラ科 ボケ属
 Chaenomels sinensis
中国原産の落葉小高木~高木。日本には古い時代に入り、淡紅色の花
が美しいので庭木や盆栽として植えられている。高さは5~10mになる。
樹皮は鱗片状にはがれ、その跡がまだら模様(雲紋状)になってよく
目立つ。

葉は有柄で互生し、長さ4~8cmの卵形~倒卵形。花期は4~5月。短枝
の先に直径3cmほどの淡紅色の花が1個ずつ咲く。花弁は5枚、雄しべは
多数ある。

果実は大きく、長さ8~15cmの楕円形または倒卵形で、秋(10~11月)
に黄色に熟し、よい香りがする。果肉が堅くて酸味が強いので生では
食べられないので、果実酒や砂糖漬けにする。喘息(ぜんそく)や咳
止めなどの薬用にも利用される。最近は果実のエキスでのど飴がつく
られている。材は家具材、床柱に使われる。分布:中国

なお、よく似た「マルメロ」は果実の表面が柔らかい毛に覆われている。 

マルメロ

2008年11月21日 | Weblog
一関市街地のマルメロの花
 2007年5月16日




2007年5/16(水)、一関市街地の住宅地を歩いていたら、
「マルメロ」の花が咲いていました。「カリン」の花と
違って、淡いピンク色です。




一関市街地のマルメロの実 2006年10月18日


2006年10/18(水)、一関市山目町2丁目から3丁目の住宅街を
歩いていたら、黄色く熟した「マルメロ」の実が見つかりました。
果実が沢山落ちていましたが、カタツムリの仲間に軸が食われ
るからだと思います。







マルメロバラ科 マルメロ属 Cydonia oblonga
中央アジア(トルコ、イラン、イラク地方)原産の落葉小高木。
ヨーロッパでは、紀元前の昔から栽培されてきたという。日本に
は、江戸時代の1634年に長ヨーロッパから崎に移入されたという。

春5月頃、淡いピンク色の花を開く。果実は夏から秋にかけて大
きくなり、「西洋梨」のような形になる。果実は堅くて生では食
べられないが、香りが良いので、砂糖漬けや果実酒に利用する。

「マルメロ」という名前は、ポルトガル語のMarmeloをそのまま英
語読みしたもの。
 品種には、「在来種」「スミルナ」「かおり」などがある。

北海道、青森県、秋田県の森吉町や長野県の諏訪地方に多く植栽
されており、諏訪市ではマルメロもカリンと呼んでいるという。

マルメロとカリンはよく似ているが、別の植物であり、カリンは
バラ科ボケ(カリン)属で、原産地は中国。日本への渡来時期は
マルメロより古い時代に伝わったと言われている。品種として名前
を持つものはないとのこと。

 なお、「マルメロ」や「マルメロとカリンの見分け方」について
は、下記のWebサイトに詳しく記載されています。

 http://www.town.ono.hokkaido.jp/sightseeing/marumero/marumelo.htm
 
 http://www.asahi-net.or.jp/~db3t-kjmt/kigi/marumero.htm

 http://www.pref.akita.jp/kaju/monogatari/quince/marumero.htm

マルメロ と カリン 似ているが違う果物

2008年11月21日 | Weblog
マルメロ と カリン
「マルメロ」と「カリン」は花も果実も似ているため、混同されるこ
とがあります(長野県の諏訪地方では、マルメロも「カリン」と呼ん
でいるそうです)が、、別の植物です。どちらの果実(果物)も生で
は食べられませんが、大変香りが良いので、「香りを楽しむ果物」と
して活用されています。

この画像は、マルメロの果実ですが、バラ科 マルメロ属の落葉果樹で、
中央アジア(トルコ、イラン、イラク地方)が原産。ヨーロッパでは、
きわめて古い沿革を持つ果樹で、ギリシャ、ローマ時代から栽培され
ていたそうです。ヨーロッパ各地への伝播は、イタリアを中心とし、
812年頃にはフランスでかなり栽培されていたそうです。その後、14世
紀後半には、イギリスにおいても一般の人々によく知られた存在にな
っていたようです。

アメリカへは、初期移民のスペイン人、イギリス人、フランス人によ
ってもたらされ、居住区の庭木や家庭果樹とされていたそうです。

日本に渡来したのは、日本植物学年表で寛永11年(1634年)となって
います。この時期長崎に渡来し、マルメロの主産地のひとつである北海
道の大野町へは明治初期と伝えられています。「在来種」「スミルナ」
「かおり」などの品種があります。

名前は、ポルトガル語の「marmelo」に由来するとされています。日本
の主な産地は、長野県、秋田県、青森県、北海道です。ちなみに英語で
は「quince」、フランス語では「coing(コワン)」というそうです。

花言葉は誘惑。マルメロの花は、わずかにピンク色で、開ききると白く
見えます。バラ科のカリンやボケと、とても似ています。

この画像は、カリンの果実ですが、カリンは、バラ科カリン属(またはボケ
属)で、原産地は中国です。日本への渡来時期は不明ですが、マルメ
ロより古い時代に伝わったといわれています。マルメロと異なり、品
種として名前を持つものは無いそうです。

マルメロ と カリン の見分け方
果実では、マルメロの果実の表面には細かい白い毛がありますが、
カリンは無毛です。カリンの果実は楕円形のものが多く、マルメロ
の主な品種はリンゴに近い球形をしています。

花では、カリンの方がやや早く開花し、花弁の色もやや赤味が強い
特徴があります。
葉では、カリンの葉の縁にはギザギザ(鋸歯)がありますが、マル
メロは滑らかです。

樹の大きさでは、カリンの樹はマルメロに比べて大きくなりやすく、
8mほどになることもあります。また、カリンの樹の表面は、マルメ
ロと対照的に樹皮が目立たず、滑らかです。

果実の食べ方は、どちらも果実酒にして香りを楽しんだり、シロッ
プや砂糖、蜂蜜に漬けて柔らかくなった果肉を食べたりします。また、
マルメロ、カリンともにその加工品は、咳や痰を鎮め、喉の調子を整
える効果があるとされています。

我が家のヤマモミジ(またはイロハモミジ)

2008年11月21日 | Weblog
我が家のイロハモミジ(またはヤマモミジ)
 2008年11月20日





2008年11月21日(金)、昨日屋根に積った雪もすっかり消えて、今日は
暖かくなりました。11/21付地元紙「岩手日日」には、”一関・両磐 冬
いよいよ本番 初積雪、子供たち大はしゃぎ”の見出しで、下記のような
記事が掲載されていました。

"二十日の一関・両磐地方は、真冬並みの寒気が入り込む冬型の気圧配置と
なり、一関市の市街地は今冬初の積雪となった。街角では玄関前の雪を掃
いたり、車に積もった雪を払い落としたりする光景が見られた。盛岡地方
気象台によると、最低気温は一関で十二月中旬並みの氷点下一度と今季一
番の冷え込み。千厩では同月上旬並みの同一・七度だった。一関の積雪は
午後三時現在で二センチ、祭畤(まつるべ)では十八センチを記録した。
(以下省略)”

我が家では、今日車を使用する予定があったので、午後になって冬タイヤ
に交換しました。これで、どっさり降られても慌てる心配が無くなりました。





我が家のヤマモミジ(またはイロハモミジ) 2006年11月13日


2006年11/13(月)、我が家のヤマモミジ(またはイロハモミジ)の
木の枝が伸びすぎて、落ち葉を遠くまで飛ばすので、近所迷惑になら
ないように剪定しました。
今年は黄色や赤に紅黄葉してとてもきれいでしたが、残念ながら画像
では良くわかりません。





我が家のヤマモミジ(またはイロハモミジ)の紅黄葉
 2006年11月10日





2005年11/10(金)、我が家のヤマモミジ(イロハモミジ)が紅黄葉
し、見頃を迎えています。妻は昨年取り付けたイルミネーションを一
旦外して取り付け直すというので手伝いました。イルミネーションの
数をもっと増やせば良いと思うのですが、電気料金が増えるので我慢
しているのだそうです。







我が家のヤマモミジ(イロハモミジ)の木に咲く花 
2005年11月15日



2005年11月15日、我が家のイロハモミジは、上記の画像の通り、
きれいに紅葉しませんでした。木の上半部の枝の葉は霜にあたった
ため枯葉色のまま落ちてしまいました。
 イロハモミジの木に咲く花
このように寂しくなってしまった我が家のイロハモミジの木に妻
が人工の灯りで花を咲かせてくれました。もう少しすればもっと
素敵な花を咲かせてくれるかもしれないと期待しています。
(昔、マイク真木という人が歌ってヒットした「ばらが咲いたばら
が咲いた」という歌を思い出してしまいました。)