peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町松川のベニシタン(紅紫檀) 2012年11月25日(日)

2012年11月25日 | 植物図鑑

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2012年11月25日(日)、「ひがしやま病院」(一関市東山町松川字卯入道)のすぐ傍にある民家の庭に植えられているベニシタン(紅紫檀)の木が、真っ赤に熟した実を枝全体にびっしりとつけていました。

http://map.goo.ne.jp/printout_color.php?MAP=E141.15.10.330N38.57.31.240&ZM=10&P=1202E141.15.10.330N38.57.31.240&direct=0&COLOR=1 [一関市東山町松川字卯入道周辺(goo地図)]

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(上と下)砂鉄川側(南)から眺めたひがしやま病院周辺。

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ベニシタン(紅紫檀) バラ科 シャリントウ(コトネアスター)属 Cotoneaster horizontalis

中国原産の落葉または半常緑性の小低木。日本には昭和初期に入り、挿し木や実生で簡単に殖えるため、庭木や生け垣などによく植えられている。高さは約1m。枝は横(水平)に広がり、老木になると枝が枝垂れる特徴がある。葉は互生し、長さ5~15mm、幅6~8mmの倒卵形で小さく、革質(厚くて)で光沢がある。裏面と葉柄に毛がある。

5~6月、葉のつけ根に淡紅色または白色で直径6mmほどの小さな花が咲く。果実は枝にびっしりとつき、直径5mmほどの球形。秋に鮮やかな紅色に熟す。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38598744&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町のベニシタン(紅紫檀)の真っ赤な果実]

http://www.hana300.com/benisi.html [紅紫檀(ベニシタン):コトネアスター]

http://www.e-yakusou.com/sou02/soumm327.htm [ベニシタン(薬用植物一覧)]

http://www.yonemura.co.jp/zukan/zukan-f/naiyou/sirositan0.htm [ベニシタン(米村花卉園芸コンサルタント事務所]

http://www.ootk.net/cgi/shikihtml/shiki_414.htm [四季の山野草:ベニシタン]

http://www.e-bonsai.org/photo_Folder/mi_Folder/benisitan_folder/benisitan.html [ベニシタン(べにしたん・紅紫檀)実もの盆栽の「販売と育て方・作り方」]

http://kakuremino2.p2.bindsite.jp/pictorial/pictorial2/pictorial2120.html [ベニシタン(紅紫檀)]


一関市山目立沢のネリネ・ボウデニィー 2012年11月20日(火)

2012年11月25日 | 植物図鑑

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2012年11月20日(火)、一関市山目字立沢の広い道路沿いにある「LILANA(リラーナ)」の近くの民家の庭に植えられているネリネが、ピンク色の花を咲かせていました。

http://map.goo.ne.jp/printout_color.php?MAP=E141.7.0.956N38.55.51.038&ZM=11&P=1202E141.7.49.040N38.55.54.410&direct=1&COLOR=1 [一関市山目字立沢周辺(goo地図)]

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ヒガンバナ科 ネリネ属 Nerine:南アフリカ、ボツワナ、ナミビア原生、有皮鱗茎の半耐寒性秋植え球根植物。

ネリネ ヒガンバナ科 ネリネ属 Nerine spp. 

草丈は30~70㎝。葉は線状または扁平な革紐状で根生し、多くの種は秋から初夏にかけて生育する。夏に休眠する種と、しない種がある。秋に1球根あたり1まれに2の太い花茎を生じ、茎頂に光沢のある数花を散形状につける。花色は紅、桃、白などがある。日が当たると花弁がきらきらと輝く美しい品種もあり、英名をダイヤモンドリリーという。開花時の状態はヒガンバナLycoris radiataに似る。花被片の基部は分離し、筒部がない。

種類:ウンドゥラタN.undulataは「ヒメヒガンバナ」の和名があり、葉は樋状で、長さ30㎝くらい。径2~3㎝の球根から11月ごろに細長い花茎を伸ばし、先に桃色の10花がつく。クルウィフォリアN.curvifoliaは大正末年に日本に入り、品種の親となった種類で、葉の出るのと開花が同時。球根は径5㎝で、花は緋紅色。

切花として輸入されているボウデニィーN.bowdeniiと、鉢物として栽培されるサルニエンシスN.sarniensisやその園芸品種があるが、さらに種間交雑が可能で、’ビルゴ’Nerine cv.Virgoなど雑種の園芸品種がある。一般には鉢栽培とし、切花生産ではベッド栽培が多い。花期:9~12月。用途:鉢植え、切り花。

栽培:終日、日のよく当たる場所に置き、冬は霜と寒風の当たらない軒下などに移す。寒冷地では室内に入れる。初夏に葉が黄色くなったら水やりを止め、鉢のまま乾燥させる。休眠直後または出葉開始前に植え替えるが、夏の高温期は避ける。排水のよい土を用い、冬は無加温室または5℃前後に保つ。繁殖は分球または種子による。植え付け:8~10月。

[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」&同「同・観葉植物」&西東社発行「知りたい花の名前がわかる 花の事典」より]

http://minhana.net/wiki/%E3%83%8D%E3%83%AA%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%9C%E3%82%A6%E3%83%87%E3%83%8B%E3%83%BC [ネリネ・ボウデニィー(みんなの花図鑑)]

http://www.e878.net/shopbrand/006/O/ [ネリネ/ダイヤモンドリリー(四国ガーデン)]

http://www.ayaengei.com/plant/nerine.html [ネリネ/ダイヤモンドリリー品種画像(綾園芸)]


一関市山目立沢のツワブキ(石蕗) 2012年11月20日(火)

2012年11月24日 | 植物図鑑

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2012年11月20日(火)、一関市山目字立沢の広い道路沿いにある「LILANA(リラーナ)」の近くの民家の庭に植えられているツワブキ(石蕗)が、黄色い花を咲かせていました。

http://map.goo.ne.jp/printout_color.php?MAP=E141.7.0.956N38.55.51.038&ZM=11&P=1202E141.7.49.040N38.55.54.410&direct=1&COLOR=1 [一関市山目字立沢周辺(goo地図)]

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ツワブキ(石蕗) キク科 ツワブキ属 Farfugium japonicum

葉につや(艶)があるフキ(蕗)という意味の艶蕗がなまって、ツワブキになったのではないかといわれる。若い葉柄はフキと同じように、キャラブキなどにして食べる。初冬の花のない季節に黄色の大きな花をつけ、葉も美しいことから、庭などによく植えられ、葉に斑が入ったものなど、園芸品種も多い。また食用として畑に栽培されることもある。

海岸の岩の上などに生える多年草。葉は直径10~30㎝の少し横長の円形で、厚くて光沢があり、長さ10~40㎝の長い柄がある。若葉は握り拳のように丸まり、灰褐色の軟毛をかぶっている。花期は10~12月。根生葉の間から高さ30~75㎝の太い花茎を伸ばし、黄色の頭花を多数つける。頭花は直径4~6㎝で、舌状花と筒状花でできている。分布:本州(太平洋側では福島県以西、日本海側では石川県以西)~沖縄。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」より]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/15c46b43cd0125e8d8f6f234dac92217 [peaの植物図鑑:一関市街地のツワブキ(石蕗)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35918700&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:「千厩秋の山野草展のキフツワブキ(黄斑石蕗)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=32934805&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市川崎町薄衣のキフツワブキ(黄斑石蕗)]

 


一関市銅谷町のカンツバキ(寒椿)・シャンソネット  2012年11月20日(火)

2012年11月24日 | 植物図鑑

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2012年11月20日(火)、一関市銅谷町のむらかみクリニックの東隣にある民家の庭に植栽されているカンツバキ(寒椿)・シャンソネット と思われる樹木が、ピンク色の花を沢山咲かせていました。

ツバキの図鑑に掲載されている「緋乙女(ひおとめ)」というカンツバキ系のサザンカにもよく似ていると思います。

http://map.goo.ne.jp/mapb.php?MAP=E141.7.48.934N38.55.52.435&icon=on&asc=&ZM=12&MT=%E4%B8%80%E9%96%A2%E5%B8%82%E9%8A%85%E8%B0%B7%E7%94%BA%E3%80%80%E3%82%80%E3%82%89%E3%81%8B%E3%81%BF%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF&sw=9&P=1005E141.7.48.934N38.55.52.435&P2=1202E141.7.46.350N38.55.50.330&SZ=2[一関市銅谷町(goo地図)]

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  サザンカ(山茶花) ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia sasanqua

ツバキ(椿)より日本南部に分布し、九州から屋久島、種子島、奄美大島、沖縄、西表島(いりおもてじま)などに自生する常緑小高木。ツバキ(椿)とよく似るが枝が細く葉や花が小さく、新芽に毛がある点、また雄しべや花弁が束にならず、ばらばらである点などで区別できる。

ツバキと同じく多くの品種が育成されている。品種には秋咲き、寒咲き、春咲き、花色は桃、紅、縁紅ぼかし、白など、また一重、八重咲きなどがある。系統として江戸サザンカ、熊本サザンカ(肥後サザンカ)が知られている。また、ツバキとサザンカの中間タイプにカンツバキ(寒椿)C.×hiemalis、交雑種のハルサザンカ系×vernalisもある。カンツバキの1品種’勘次郎’cv.Kanjirouは関西地方の名で、関東地方では’立寒椿’cv.Tachikantsubakiといわれる。栽培:繁殖は実生、挿木、接木による。花期:品種により、秋、冬、春。[山と渓谷社発行「山渓カラー名鑑・園芸植物」より]

http://www5e.biglobe.ne.jp/~tanuma/Collection/sazanka/sazanka.htm [サザンカ(山茶花)/カンツバキ(寒椿)/ハルサザンカ/ほか]

カンツバキ(寒椿)・シャンソネット ツバキ科 ツバキ(カメリア)属 Camellia × hiemalis cv.Chansonette:整った千重咲き。中輪、花弁は明るい紅色、花弁の基部がやや濃色。花期:10~12月。米テキサス州で「獅子頭」の実生から選抜したもの。カンツバキ群。

緋乙女(ひおとめ) Hi-otome 関西産。[花]桃色を含んだ紅色、千重咲き、小~中輪。[花期]10~12月。[葉]狭長楕円、やや小形。[樹]立性、強い。[来歴]カンツバキ系。1950年代後半より池田や宝塚から販売をはじめて普及した品種で、紅乙女、昭和の誉、御幸などの別名がある。

サザンカ(カンツバキ系):獅子頭(関東では「寒椿」と呼ぶ)の後代と考えられる一群の品種で、開花期が晩い冬咲きの重弁花(八重咲き)が多い。樹形は横張りとなる傾向があるが、他の品種とも容易に交雑して実生が生まれるため、狭義のサザンカ品種とは厳密には区別できない。[誠文堂新光社発行、日本ツバキ協会編「最新日本ツバキ図鑑」より

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36194722&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市銅谷町のカンツバキ(寒椿)’シャンソネット’]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/d/20091106 [peaの植物図鑑:一関市街地のカンツバキ(寒椿)’シャンソネット’]

http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/Chansonette.html [カンツバキ(寒椿)’シャンソネット’]

http://blog.goo.ne.jp/rocky63/e/095ddbf42e20201e0e386c7881dfd72e [テキサス生まれのシャンソネット:花の公園・俳句ing]


奥州市「白鳥舘遺跡」&ピラカンサの実 2012年11月23日(金)

2012年11月23日 | 植物図鑑

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2012年11月23日(金)、奥州市教育委員会 世界遺産登録推進室:主催の奥州市「白鳥舘遺跡・第11次発掘調査現地説明会」が、現地(奥州市前沢区字鵜ノ木田・白鳥舘地内)で開催されましたので行ってきました。

発掘調査中の現地近くに植栽されているピラカンサ/ヒマラヤトキワサンザシが、朱橙色に熟した実を沢山つけていました。

白鳥舘遺跡は、白鳥川北上川の合流点の南東約700mの地点に位置し、北上川に半島状に突き出した丘陵に立地します。遺跡は標高27~30m前後で、北と東が北上川に接しています。これまでの発掘調査によって、遺跡の丘陵部は10世紀頃に集落として利用されたのち、14世紀頃に城館となり、15世紀半ばには現在のような城館として大きく整備されたと考えらています。

http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1207111.html [世界遺産追加登録へ調査本格化、奥州など各地で 2012/7/11 岩手日報]

http://www.iwate-np.co.jp/sekai/sekai/sekai1112011.html [かわらけ窯遺構確認、奥州・白鳥舘遺跡]

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ヒマラヤトキワサンザシ(ヒマラヤ常盤山査子) バラ科 ピラカンサ(トキワサンザシ)属 Pyracantha crenulata

ヒマラヤ原産の常緑低木で、日本には昭和初期に渡来した。。花も実も美しいので、庭や生け垣などに良く植えられている。カザンデマリやインドトキワサンザシともいう。高さは2~3mになり、よく枝分かれし、枝には刺がある。葉は互生し、長さ2~5㎝の長楕円形~披針形で革質、両面とも無毛で、表面は光沢があり、裏面は淡緑色。縁には細かい鋸歯がある。

5~6月、短い枝の先に散房花序を出し、直径1㎝ほどの白い花が枝いっぱいに群がって咲く。果実は直径7~8㎜の球形で、10月頃、光沢のある橙紅色または真紅色に熟す。一般にはヒマラヤトキワサンザシ、タチバナモドキ、トキワサンザシなどをまとめて、ピラカンサと呼ぶことが多い。用途:庭木、鉢植え、盆栽、花材。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑3・秋の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の樹木」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=38525011&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広二丁目のヒマラヤトキワサンザシ/ピラカンサ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36649557&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市田村町のヒマラヤトキワサンザシ]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=36189615&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市末広二丁目のヒマラヤトキワサンザシ/ピラカンサ]