peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

一関市東山町「唐梅館公園」のヤマブキショウマ(山吹升麻) 2013年6月20日(木)

2013年06月25日 | 植物図鑑

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2013年6月20日(木)、一関市東山町の「唐梅館公園」に行きました。頂上に近い所まで一気に車で行き周辺を散策しました。唐梅館公園案内板が立てられている頂上付近の平地に生えているヤマブキショウマ(山吹升麻桜)が、白くて小さな花を多数咲かせていました。

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ヤマブキショウマ(山吹升麻) バラ科 ヤマブキショウマ属 Aruncus dioicus var.tenuifolius

葉脈のはっきりした小葉がヤマブキ(山吹)に似ていて、花の様子がユキノシタ科のショウマの仲間に似ていることから付けられた。柔らかい若芽は山菜として利用される。山地に生える多年草。高さは30~80㎝。葉は2回3出羽状複葉で互生し、小葉は9個ある。小葉は長さ3~10㎝の卵形で、先端は尾状に長く伸びる。6~8月、茎の上部に円錐状に総状花序をつくり、黄白色の小さな花を多数つける。雌雄別株。花弁は5個。雄花の雄しべは花弁より長い。雌花の雌しべは3個。雌花の雄しべは花粉をつけず、子房は3個で、熟して袋果(たいか)となる。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」&同「山渓カラー名鑑・日本の野草」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35065805&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市真湯のヤマブキショウマ(山吹升麻)2010年7月21日(水)]


一関市東山町「唐梅館公園」のミヤマザクラ(深山桜)の実  2013年6月20日(木)

2013年06月24日 | 植物図鑑

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2013年6月20日(木)、一関市東山町の唐梅館公園に行ってきました。城址の近くまで車で一気に登って周辺を散策しました。車を降りて城址の登って行く道の途中に植えられているミヤマザクラ(深山桜)が色付き始めた実を沢山付けていました。

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唐梅館公園案内板が立てられている頂上付近の平地に植えられているミヤマザクラ(深山桜)の果実。赤く色づきはじめていました。果実は黒く熟す。果柄は紅色を帯び、緑色の苞が目立つ。

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ミヤマザクラ(深山桜) バラ科 サクラ属 Prunus maximowiczii

山地から亜高山にかけて生える落葉高木。高さは普通7~10m、大きいものは15mほどになる。樹皮は紫褐色。葉は互生し、長さ4~8㎝の倒卵状楕円形で、縁には欠刻状の重鋸歯がある。葉の両面と葉柄には毛がある。花期はほかの桜よりかなり遅く、5月下旬から6月に葉が開いてから咲く。直径2㎝ほどの白い花が5~7個ずつ総状につく。花弁は丸く、先端に切れ込みがない。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

ミヤマザクラ(バラ科) Prunus maximowiczii Ruprecht

特徴:山地の比較的日当たりの良い所に生育する落葉小高木。幹は直立し、高さ10~15m、胸高直径30㎝になる。樹皮は紫褐色で横に長い皮目がある。若い枝には毛が著しい。葉身は倒卵状長楕円形で先は尾状に鋭く尖り、基部は広いくさび形または切形で、縁には鋭い重鋸歯がある。葉の両面にねた毛があり、特に裏面の脈上に多い。

花は6月、葉よりも少し遅れて開き、葉腋から出る総状または散房状の花序に4~10個集まって咲く。花弁は5枚で白色、広楕円形で先は円形である。花冠は径2㎝ぐらいで水平に開く。花軸の付け根の苞は卵形で鋸歯があり、花後にも残り、目立つ。果実は球形、黒色に熟し、果肉は苦い。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では山地にやや稀に見られるが、姫神山山頂周辺の南東斜面や岩手山北東斜面の焼走り溶岩流の縁辺部に多く見られる。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦 編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37541968&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館森林公園」のミヤマザクラ(深山桜) 2011年5月25日(水)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%DF%A5%E4%A5%DE%A5%B6%A5%AF%A5%E9 [peaの植物図鑑:ミヤマザクラ(深山桜)]


奥州市水沢区佐倉河のセイヨウミザクラ(西洋実桜)/サクランボ 2013年6月9日(日)

2013年06月24日 | 植物図鑑

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2013年6月9日(日)、奥州市水沢区佐倉河の国道4号線を車で走っていたら、繁華街にある農家のコンクリートブロック塀の上から実を沢山つけた「サクランボ」の木が見えました。黄赤色に熟し始めていました。

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セイヨウミザクラ(西洋実桜) バラ科 サクラ属 Prunus avium

「オウトウ(桜桃)」とも呼び、果実は「サクランボ」として親しまれている。西アジア原産の落葉高木。ヨーロッパでは古くから栽培され、野生化しているものも多い。日本に入ったのは明治時代初期で、北海道、東北地方、長野・山梨県などで栽培されている。生長が早く、高さは15~20mほどになる。葉は長さ6~12㎝の倒卵状長楕円形。

4~5月、直径2.5㎝ほどの白い花が咲く。果実は直径約2㎝、6月に熟すが、黄赤色のものや暗赤色のものまで多くの品種がある。佐藤錦は、ナポレオンと黄玉の交雑によって偶然にできた実生品。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」&同「山渓ハンディ図鑑3・樹に咲く花(離弁花1)」より]


一関市東山町のニワトコ/セッコツボク(接骨木)の実 2013年6月20日(木)&22日(土)

2013年06月23日 | 植物図鑑

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2013年6月20日(木)、一関市東山町長坂字東本町の県道19号(一関大東)線沿いに生えているニワトコ/セッコツボク(接骨木)の実が紅色に色づきはじめていました。

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(下7つ)一関市東山町松川の旧・狭山トンネル付近のニワトコの実

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ニワトコ スイカズラ科 ニワトコ属 Sambucus sieboldiana

山野に生える落葉低木。よく枝分かれして、高さ3~6mになる。樹皮はコルク層が発達し、老木では縦に割れ目が入る。葉は奇数羽状複葉で対生する。小葉は3~5対あり、長さ4~15㎝の長楕円形。花期は3~5月。葉が開くのと同時に淡黄白色の小さな花が多数集まって咲く。花は直径3~5㎜の筒形。早春の野山で目立つ花のひとつで、花や葉、実は薬用になる。

北海道と本州の北部には花穂に小さな粒状突起が多いエゾニワトコvar.muqueliiが分布する。分布:北海道、本州、四国、九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]

ニワトコ (スイカズラ科) Sambucus racemosa L. subsp.sieboldiana (Miq.) Hara

特徴:山地や原野に生育する落葉低木。茎は根元から株立ちし、よく枝分かれして高さ2~5mになる。葉は対生し、5~11枚の小葉からなる奇数羽状複葉で長さ8~30㎝。小葉は披針形または長楕円形で先は尖り、縁には細かい鋸歯がある。花は5月に新葉が開いてから新しい枝の先に付く円錐花序に多数集まって咲く。花冠は径3~5㎜で緑がかった白色をしており、5つに深く裂け、かすかに匂う。雄しべは5本で花弁より短い。果実は球形から卵形で長さ3~4㎜、暗赤色に熟す。

分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では山地や丘陵地で普通に見られ、土壌が肥沃で湿潤な所に多い。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦 編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37772898&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:奥州市水沢区のニワトコの赤い果実 2011年6月29日(水)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/e/ed0a518751cba3d000941eeb195b2281 [peaの植物図鑑:ニワトコ(庭常/接骨木)]


一関市東山町「唐梅館公園」のイワガラミ(岩絡み)の花  2013年6月20日(木)

2013年06月23日 | 植物図鑑

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2013年6月20日(木)、一関市東山町の唐梅館公園に行ってきました。城址の近くまで車で一気に登って周辺を散策しました。藤棚がある所の山側に生えている大きな木に絡みついているイワガラミ(岩絡み)が花を咲かせ始めていました。

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(下4つ)キャンプ場の近くに生えている松の木に絡まっているイワガラミ(岩絡み)

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イワガラミ(岩絡み) ユキノシタ科 イワガラミ属 Schizophragma hydrangeoides

山地に生えるつる性落葉木本。茎や枝から気根を出して岩や木に這い上る。茎は太いものは直径約8㎝にもなり、樹皮は厚い。葉は対生し、長さ3~10㎝の広卵形で先は鋭く尖り、縁には粗くて鋭い鋸歯がある。5~7月、枝先に白い装飾花が目立つ花序をつける。装飾花は1個の蕚片が大きく花弁状になったもので、長さ2~3㎝の卵形。両性花は小さく、多数集まってつく。分布:北海道~九州。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑2・夏の花」より]

イワガラミ(ユキノシタ科) Schizophragma hydrangeoides Sieb.et Zucc.

特徴:山地に生育する落葉性のつる植物。茎はよく枝分かれし、地表を這い、枝から小さい付着根を出して岩や樹木をよじ登り高さ10~15mになる。樹皮は褐色。葉は赤味がかった長い柄があり対生する。葉身は広卵形で先が尖り、縁に鋭く尖った粗い鋸歯がある。葉の表面は黒味を帯びた緑色で、しばしば白緑色の斑点がある。花は7月頃、枝先に伸びる散房花序に多数付く。花序の外側には白色で三角状卵形の花弁状の蕚片1枚をもつ中性花(飾り花)、内側には両性花を付ける。果実は蒴果で球状。

ツルアジサイ(蔓紫陽花)は葉柄が長く緑色で、葉身の縁は細かい鋸歯をもち、中性花の萼片は3~5枚(普通は4枚)なので区別できる。分布:北海道、本州、四国、九州。岩手県では丘陵地や山地の林床にやや普通に見られるが、丘陵地に多い。[岩手日報社発行「岩手の樹木百科(岩手大学教授・菅原亀悦:編著)」より]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=37692820&blog_id=82331 [[peaの植物図鑑:一関市狐禅寺のイワガラミ(岩絡み) 2011年6月18日(土)]

http://blog.goo.ne.jp/pea2005/s/%A5%A4%A5%EF%A5%AC%A5%E9%A5%DF [peaの植物図鑑:一関市東山町「唐梅館公園」のイワガラミ(岩絡み)]

https://app.blog.ocn.ne.jp/t/app/weblog/post?__mode=edit_entry&id=35044044&blog_id=82331 [peaの植物図鑑:真湯のイワガラミ(岩絡み)]