peaの植物図鑑

草や木の花や木の実(果実)、特に山野草が好きで、デジカメを持ち歩いて撮っています。2024年3月、85歳になります。

胆沢城跡「あやめ苑」のハナショウブ(花菖蒲)村祭 2018年6月24日(日)

2018年06月28日 | 植物図鑑

2018年6月24日(日)、胆沢城あやめ祭り実行委員会主催の「第23回胆沢城あやめ祭り」[2018年6月23日(土)、24日(日)。会場:国指定史跡胆沢城跡]が開催されていたので、観に行ってきました。同じような品種の花が沢山植栽されていて、名札も付いていなかったので、とにかく沢山撮ってきました。このハナショウブ(花菖蒲)「長井古種系」の「村祭(むらまつり)」という品種ではないかと思います。ご存知の方がおられましたら教えてください。 

ハナショウブ(花菖蒲)村祭 アヤメ科 アヤメ属 Iris          cv.Mura-matsuri

系統:長井系。開花期:中生。花形:三英、小輪。花色:薄紫地に紫の筋(脈)。加茂花菖蒲園1988年に作出した品種。[下記Webサイトより]

www.kamoltd.co.jp/katalog/b-murama.htm [村祭(むらまつり)]

https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/documents/251muramatsuri2.jpg[村祭(むらまつり):長井古種系]

https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/documents/251muramatsuri3.jpg [村祭(むらまつり)] 


胆沢城跡「あやめ苑」のハナショウブ(花菖蒲)煙夕空 2018年6月24日(日)

2018年06月27日 | 植物図鑑

2018年6月24日(日)、胆沢城あやめ祭り実行委員会主催の「第23回胆沢城あやめ祭り」[2018年6月23日(土)、24日(日)。会場:国指定史跡胆沢城跡]が開催されていたので、観に行ってきました。同じような品種の花が沢山植栽されていて、名札も付いていなかったので、とにかく沢山撮ってきました。このハナショウブ(花菖蒲)「煙夕空(けむるゆうぞら)」という品種だと思います。 

ハナショウブ(花菖蒲)煙夕空(けむるゆうぞら)アヤメ科 アヤメ属 Iris   cv.KEMURU YUHZORA

江戸系。中生。ややくすんだ藤紫の三英花。花径はおよそ14cmほどの中輪。草丈100㎝前後。性質は弱い方。

江戸花菖蒲の古花の一つ。やや小型の花だが群生はとても美しい。優美な品種名は、その花色から。
明治神宮御苑の花菖蒲図譜には「えんゆうのそら」とある。栽培は希な江戸の花である。[下記Webサイトより]


胆沢城跡「あやめ苑」のハナショウブ(花菖蒲)七小町 2018年6月24日(日)

2018年06月27日 | 植物図鑑

2018年6月24日(日)、胆沢城あやめ祭り実行委員会主催の「第23回胆沢城あやめ祭り」[2018年6月23日(土)、24日(日)。会場:国指定史跡胆沢城跡]が開催されていたので、観に行ってきました。同じような品種の花が沢山植栽されていて、名札も付いていなかったので、とにかく沢山撮ってきました。このハサショウブ(花菖蒲)「七小町」という品種だと思います。 

ハナショウブ(花菖蒲)七小町(ななこまち)アヤメ科 アヤメ属 Iris      cv.NANA KO MACHI

江戸系  中生   薄青紫に白吹き掛け絞りの平咲き六英花。花径はおよそ16cm程度の中輪。
草丈は100cmを越す。性質は丈夫で繁殖は普通。

江戸花菖蒲の古花の一つで、一般には上写真の花が七小町とされているが、下の写真の、淡青
地に紫絞りの花が七小町となっているとこかき  ろもある。 

江戸古花のうちでは一般的でよく普及している品種だが、爽やかな色彩で古風な飾らない良さがある。[下記Webサイトより]

 www.kamoltd.co.jp/katalog/b-nanako.htm [七小町] 


一関市大東町摺沢のクレマチス・トワイライト? 2018年6月26日(火)

2018年06月27日 | 植物図鑑

2018年6月12日(火)一関市大東町摺沢の国道343号線と国道456号線の「く」の字形の場所にある神文ストア摺沢店(字石倉38-1)に立ち寄りました。この店に隣接している私が勝手に「バラ屋敷」と呼んでいる民家の庭に沢山植栽されている様々なバラ(薔薇)が、今を盛りと花を咲かせていました。

それらのバラの中に、紅紫色地の中央に濃桃色の中筋が入った大輪の花を沢山咲かせているクレマチスがありました。名札が付いていませんでしたので、確かなことはわかりませんが、’トワイライト’という品種ではないかと思います。 

 https://shop.takii.co.jp/CGI/shop/search/detail.cgi?item_code=NCL023[クレマチス・トワイライト]


奥州市胆沢城跡「あやめ苑」のハナショウブ(花菖蒲)長生殿 2018年6月24日(日)

2018年06月26日 | 植物図鑑

2018年6月24日(日)、胆沢城あやめ祭り実行委員会主催の「第23回胆沢城あやめ祭り」[2018年6月23日(土)、24日(日)。会場:国指定史跡胆沢城跡]が開催されていたので、観に行ってきました。同じような品種の花が沢山植栽されていて、名札も付いていなかったので、沢山撮ってきた画像を観ながら、インターネット検索で品種名を調べました。間違っているかもしれませんので、ご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。 

ハナショウブ(花菖蒲)涼夕(りょうせき)アヤメ科 アヤメ属 Iris ensata cv.Ryoseki

系統:肥後(熊本)。開花期:早生。花形:六英、大輪。花色:白地に水色がわずかに掛かる。コメント:短幹。[下記Webサイトより]

https://www.city.ome.tokyo.jp/koen/documents/76ryoseki3.jpg [涼夕(りょうせき)]

原種ノハナショウブ(野花菖蒲)で、江戸時代に品種改良が進められ、多くの園芸品種が生まれた。まず江戸で改良がはじめられ、原種に近い単純な江戸系ができた。丈が低く、花も小さなものが主体で、堀切の菖蒲園などに植えられ、江戸市民を喜ばせた。

 その後、江戸系を親として、熊本でも品種改良が行われ、熊本系の品種が生まれた。熊本系は武家によって栽培されたので、その気質にあった、大形で葉先が垂れ、花芯のしっかりした大輪の品種が好まれた。大輪の花は雨に弱いので、鉢作りにして鉢ごと座敷に飾るという鑑賞法も生まれた。

 また、現在の三重県松阪市周辺でも改良が行われ、伊勢系の品種が作り出された。伊勢系は花びらが垂れ下がるのが特色。風土や習慣、歴史の違いによって、特色のある3つの系統が生み出されたのは興味深い。

 最近の品種改良では、各系統の交雑が行なわれ、系統を分けることが困難になってしまった。[山と渓谷社発行「山渓ポケット図鑑1・春の花」より]