金曜日に、Takの担任のS先生との個人面談がありました。
話題の大半はTakの太鼓のことでした(#^_^#)
以前から、Takには突出したものがない、凡人で素直なだけが取り柄…としつこく書いておりますが、このところ、彼の太鼓に対する情熱にはただならぬものがあるというような話が中心でした。
彼は全身を耳にして、先生の話をきいて、真剣に上手になろうとしています。
好きなこと、打ち込めることを見つけた子供ってすごい。
太鼓には「桶胴太鼓」「平太鼓」「締太鼓」…など、いろんな種類があるようなのですが、私はさっぱりわかりません。
ある日、Takが「ぼく、しめだいこがやってみたい」と言いだしました。
「えっ( ̄_ ̄|||)それなに?」
「かいちゃんがやってるやつ」
ああ、あれか。
締太鼓というのは、メトロノームのように、全体のテンポキープをする、アンサンブルの要となるような役割の小さな太鼓。意外でした。
相当リズム感が必要。
等速感が身についてないとツライものがあるぞ。
Takは凡人
「えーっ、Takくん、あれがやりたいの? どうして? 大きな桶太鼓のほうがかっこいいんじゃないの?」
だって、かっこよさが目立つのはやっぱり大きな太鼓だもんね(^_^;)
でもTakは、大きい太鼓は小さな自分の身体ではうまく打てないと思っているらしい。そして、小さな締太鼓の音が好きなのだそうだ。
もっともな理由に「なるほどぉ~」と感心しました。
「じゃあこんど、先生にやりたいって言ってみてごらん」
先生はTakの希望を聞いて下さり、次の曲ではやらせてみようということになったようです。
しかし、案の定、最初は他のおともだちの太鼓に気をとられて、自分のリズムキープに集中できなかったらしい。
「Takくん、みんなの方を見ないで、先生のお顔をみて!!」
かなり厳しいお稽古だったようです。
そして、終わったあと、先生が
「どうだった?Takくん、締太鼓、やってみる?」
というと、緊張の解けたTakは「やるぅ~~!」といって先生に抱きついたそうです。
先生のこのお話に、私はふっかぁ~く感銘を受けました。
私は、「先生」という人に抱きついたことはないし、生徒に抱きつかれたこともあまりありません。
師弟関係って、その根底には「愛」があって、その上に「信頼」があって、その上に「尊敬」があって、その上に「技」…というピラミッド。
S先生とTakの関係って、お互い意識するしないに関係なく、こんな理想的な関係じゃん。
凡人のTakですが、締太鼓に関しては、S先生のもとで彼は必ず「やる」と思います。
継続は力、努力は才能…を地でいってほしい。
彼の名前は「匠」(=アーティスト)
地味ですが、地道な努力で技芸を磨く人になってほしい。
…そんな想いをこめてつけた名前。
ちなみに私は地味で地道な努力は超苦手…(-_-;)
私にできなかったことをアンタがやってね!ってなもんよ、ひっで~~
しかし、Takはケナゲにそれを今、やっております。
それを見ながら、私は自分の音楽講師としてのありかたをかなり真面目に考えなおしたりしているワケです。
話題の大半はTakの太鼓のことでした(#^_^#)
以前から、Takには突出したものがない、凡人で素直なだけが取り柄…としつこく書いておりますが、このところ、彼の太鼓に対する情熱にはただならぬものがあるというような話が中心でした。
彼は全身を耳にして、先生の話をきいて、真剣に上手になろうとしています。
好きなこと、打ち込めることを見つけた子供ってすごい。
太鼓には「桶胴太鼓」「平太鼓」「締太鼓」…など、いろんな種類があるようなのですが、私はさっぱりわかりません。
ある日、Takが「ぼく、しめだいこがやってみたい」と言いだしました。
「えっ( ̄_ ̄|||)それなに?」
「かいちゃんがやってるやつ」
ああ、あれか。
締太鼓というのは、メトロノームのように、全体のテンポキープをする、アンサンブルの要となるような役割の小さな太鼓。意外でした。
相当リズム感が必要。
等速感が身についてないとツライものがあるぞ。
Takは凡人
「えーっ、Takくん、あれがやりたいの? どうして? 大きな桶太鼓のほうがかっこいいんじゃないの?」
だって、かっこよさが目立つのはやっぱり大きな太鼓だもんね(^_^;)
でもTakは、大きい太鼓は小さな自分の身体ではうまく打てないと思っているらしい。そして、小さな締太鼓の音が好きなのだそうだ。
もっともな理由に「なるほどぉ~」と感心しました。
「じゃあこんど、先生にやりたいって言ってみてごらん」
先生はTakの希望を聞いて下さり、次の曲ではやらせてみようということになったようです。
しかし、案の定、最初は他のおともだちの太鼓に気をとられて、自分のリズムキープに集中できなかったらしい。
「Takくん、みんなの方を見ないで、先生のお顔をみて!!」
かなり厳しいお稽古だったようです。
そして、終わったあと、先生が
「どうだった?Takくん、締太鼓、やってみる?」
というと、緊張の解けたTakは「やるぅ~~!」といって先生に抱きついたそうです。
先生のこのお話に、私はふっかぁ~く感銘を受けました。
私は、「先生」という人に抱きついたことはないし、生徒に抱きつかれたこともあまりありません。
師弟関係って、その根底には「愛」があって、その上に「信頼」があって、その上に「尊敬」があって、その上に「技」…というピラミッド。
S先生とTakの関係って、お互い意識するしないに関係なく、こんな理想的な関係じゃん。
凡人のTakですが、締太鼓に関しては、S先生のもとで彼は必ず「やる」と思います。
継続は力、努力は才能…を地でいってほしい。
彼の名前は「匠」(=アーティスト)
地味ですが、地道な努力で技芸を磨く人になってほしい。
…そんな想いをこめてつけた名前。
ちなみに私は地味で地道な努力は超苦手…(-_-;)
私にできなかったことをアンタがやってね!ってなもんよ、ひっで~~
しかし、Takはケナゲにそれを今、やっております。
それを見ながら、私は自分の音楽講師としてのありかたをかなり真面目に考えなおしたりしているワケです。