WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

よっしゃ。

2005-07-24 | アーティスト魂
トンネルの、出口はみえたかな…
今日はフラミンゴ第2回目のリハでした。

前回のリハでは、ようやく1コーラスできました…ってところで、「そんで、どーゆうリズムでやりたいワケ?」…といわれても、「リズム」ってものを普遍的カテゴリーにに変換する機能をもっていないワタシ。
「パカポコスカトン…ってな感じ」
「しゃらしゃらしゃ~~~ん!って感じ」
「どこどこどどどん…って感じ」
なんて幼稚な語彙なんだ!!!
私はピアノ&ヴォーカルの立場でずーっとずーっと生きてきている?ので、曲を聴くときもまず「歌詞」と「メロディー」。そして、コードの流れ。その周りにリズム…という順番で的の中心からもわぁ~っとだんだん焦点がぼけていってるという感じなので、「リズム」を重点的に聴くという習性がない!
しかし、ベースやドラムの人たちは、それぞれ自分の楽器に焦点をあてて音楽を聴く習性になってるワケです。
なので「歌詞」なんてのは、リズム隊にとってはもわぁ~っ…となってる部分なのよね。

実に、ホントに、ツライツライ今回の曲づくり。
しっかし、ここまで自分を追い詰めて、それで納得できる曲にならなかったら、こんなアホらしいことはないので、踏ん張るワタシ。

今日も、吉祥寺のスタジオに向かう途中の電車の中でもずっと脳内創作は続く。
電車に乗ったときから、ずっと詞のことを考えて、辛くて泣きそうになっていた。
でも、リハが始まると「でっ、これはとりあえずボサノバってことでいいんだな?」
リズム隊(ドラム、ベース、ギター)は淡々と、自分たちの作るリズムだけを問題にする。
私の内なるツライ世界なんつーのは全くどうでもいいのです。

こんなことで、良いアンサンブルができるのでしょうか?
私はリズム隊に、自分のイメージをきっちり伝えられない。
彼らは、私のうたのメンタルな部分は無視している…

…それが、、、できるのです。
「とりあえず」彼らが作ってくれた波にのって歌っているうちに、自分では予測もしていなかった「世界」が突然広がっていくのです。
今日、私が見たのは、エキゾチックな砂漠の夜でした。
メンバーの女性たちは、「スペインって感じ」とも。
ああ、アンダルシアの白い夜…うん、わかるわかる。

「歌詞なんか、勝手にやっててくれ。俺達はリズムを生んで世界をつくる!」
ってな感じ? そのうち、仕上がる頃になって、ようやく「どうやらこの曲はツラめの歌らしい」ってなことで、そこでさらに加わるのよ。リズムに、スパイスが。

よっしゃ。(ガッツポーズ)

この手応え、最高。ホント、いいメンバーだ!!
きょうはいい日だったなあ。
1日じゅうTakを託児してくれたHIROくんママ、ほんとにありがとう。

Comments (10)
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