WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

ダイエッター必読!食生活講座

2005-08-24 | 健康とダイエット
2年ほど前に、友達の誘いで、食生活講座??にいったことがあります。
地元の文化会館大ホールで、専門科の先生を講師に招いての講演。どこだかの病院で「ビタミン外来」?とかいう科の臨床医もやりながら、栄養についての講演をあちこちで行っているという先生でした。名前がわからなくてすみません。間違ったダイエットがどれだけ身体をボロボロにするか…ということと、栄養バランスを取ることがどれだけ大事なことか…の講座を2時間かけて聞いてきました。
以下は、その内容を、某サイトに報告した文章です。
最近、わがブログもダイエット系で盛り上がっているので、引っぱり出してきました。


農耕民族である日本人の身体は、日本の食生活でつくられてきたので、欧米の食文化は合わない。理由は2つ。日本人は大昔から米を食べる文化を持っていたので、遺伝的に血糖値を下げるインシュリンを少しずつしか出せないこと(米はハラ持ちがいい)。それから、飢餓に強く、飽食に弱い。余ったものはすぐに貯える身体になっている。だから、30年間で糖尿病が27倍にも増えたのだそうです。(欧米食、ファストフードなどは、すぐに血糖値が上がるものがとても多い。)
ごはんは1日2合食べてもだいじょうぶ。ごはんと、おかずの、食生活をしなさい。(欧米の食生活はメインディッシュとサイドディッシュ? パンは主食ではない)子供の残したおかずを食べるから太るんです。子供にはおかずをしっかり残さず食べさせなさい。日本食は、世界で最も成熟した食文化で、海、山の幸、それに、湿度があるので「醗酵」食品が発達している。ごはんを美味しく食べるために、これらのおかずを少しずつ摂るという、旅館の朝ごはんのような食事が理想。1日2食は和食が理想。月に数回、どぉ~ん…とメインディッシュのある欧米食にすればいい。
バランスがとれていれば、満腹中枢は、余分なものを求めない。余分に貯えてしまうこともない。やめようと思っても食べて太ってしまう人は満腹中枢もこわれているのです。
栄養バランスで、不足しているのは、ビタミン、ミネラルだけれど、野菜サラダにドレッシングやマヨネーズをかけると、野菜をどんなに補っても、脂肪がさらに加わるので、バランスは全然とれません。それよりも良いサプリを選んで利用したほうがいい。サプリも、文明が産んだ食品のひとつと考える。巷には加工食品があふれて、土からとれたものに含まれる栄養も、50年前とくらべると1/8~1/20になってしまった。これは文明が産み出した奇形であり、サプリもまた、逆の意味で、生鮮食品に失われたものだけを集めた奇形食品ともいえる。
30年前とくらべると、美味しいものは増え、野菜の栄養価は下がってしまって、「好きなものを何でもたべる」という食生活をしたら、病気になってしまう時代になった。自分や家族の身体の中に入って身体をつくるものに、ちゃんと目をむけて、「バランス」を最優先に考えた食生活をすれば、余分なシボウを貯えない、健康なボディーメイキングができる。

あとは、筋肉をつける運動をまずやりなさい。ウォーキングや有酸素運動は完全に2の次。有酸素運動はよほどの時間やらないとダメ。効果があらわれる前に、間違えたダイエットをやっている身体では、膝や腰、あちこちの関節を痛めてしまう。はっきりいって有酸素運動では痩せません!と、言い切ってたわ。それよりも、農耕民族はレジスタンス運動。筋肉を鍛えて、グリコーゲンとして筋肉にたくわえ、すぐに燃やせるからだをつくることが、遺伝的にも、日本人には合っている、そうです。
(フィットネスにいったら、エアロビクスよりも、ジムで筋トレ…ってことよね。)

…とのことでした。
あ~~もっといっぱいいろんな話を聞いたんだけど、こんなんで、ちょっとは伝わったでしょうか?

Comments (8)
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