WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

子育て相談

2005-08-30 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
ここのブログを読んで下さる方には、育児の先輩方がとても多いので、いろいろご意見や体験談をお聞かせいただきたく、お願い申し上げます。

今朝は5時に目覚めたので、久々にTakの「しまじろう」の、親向け、「入学準備プログラム」なんていう冊子を熟読しました。
小学生の父兄のアンケートで「入学前にやっておけばよかったこと」ってのがあって、
1 毎日コツコツ取り組む習慣をつける
2 自分の名前をひらがなで書けるようにする
3 先生や人の話を静かにきけるようにする
(以下略)
3に関しては、和太鼓とヤマハのレッスンを見て、先生によって態度が違うぞってのを知り、「できるけどやらないこともある」というレベルだってことがわかっています。
2に関しては、まださっぱりダメ。
そうなのです。Takはひらがなが書けない。まだ書く気がないんならいいや…と思っていたけれど、そろそろ親から意識的に声かけをしたほうがいいのかな~~
ちなみに、Takの保育園の年長児は、ほとんど書けるようだし、漢字で書ける子も珍しくいないし、文を書けるのも当たり前…って感じだしな~。
1は、も~~、まずは親の努力と忍耐ですよね。
遊びの延長としてやっていた「しまじろう」も、このところ「お勉強」っぽくなってきて、付録の「ちえあそびブック」を1日2ページ、毎日やればいいんでしょ。
うちの場合、どど~~っ!と、教材が届いた日から5日間ぐらいは遊びの延長でやるけど、そのうち忘れ去る…というパターン。
これはもう、親が忘れ去る、親がめんどくさい…に他なりません。親の責任です。
これから徐々に、その「習慣づけ」系の教材が届くようなのですが…

ここでふと私は、これから先、どんな方針で「教育」していったらいいのだろうか…と立ち止まりました。

私の母は、「教育ママ」でした。私は3歳頃からひらがなを書く練習をさせられたのを覚えています。Takの歳では、国立小学校受験のため、知能テストみたいな問題集を与えられて、自発的に楽しく取り組む子供でした。知能テストが好きだった。「書く」ことが好きだった。そんな私とTakは全然違う。とにかく「書く」ことに苦手意識があって、自分で自発的に挑んだにもかかわらず 2+3=□ の□の中に5がうまく書けなくて、15分ぐらい凹んでふてくされたりするのです(-_-;)
気持ちを言葉で表現することは素直にできるのに、書くのは苦手なので、「おてがみを書こう」って気には全然ならない…
私は、母の私に対する教育方針がよかったとは思えないので、Takに対しては、母と同じようにしようとは思わないのです。
自分で考えて、自発的に「勉強しよう」と思うような人間になってほしい。
でも一方、昨年、お受験予備校のようなところに数カ月だけ勤務した時、レッスンに取り組む子供達の様子を見ていて、彼らの集中力や、能力がどんどん伸びていくのを目の当りにしました。彼らは「入試に受かる」という目標を自分の中に持ってやっている。入ってきたばかりのときは、遊び半分でへらへらして、ごく普通の子供って感じなのが、授業を3回も受けると、顔つきが変わってくるのです。親のいいなりだけでは、決してあそこまではなりません。
親の意向本意の「お受験」を否定、批判的に見ることが多いですが、そんな親の思惑とは全然関係ないところで、子供は子供本来の生命力でどんどん伸びていっているのです。親や、先生のちょっとした、的確な声掛けや力添えで、どんどん伸びる。自分が伸びることが、彼らは大好きで、嬉しいのです。受かることが嬉しいのではなくて。
野生児のようなTakと比較して、この差はかなりショックでしたが、もしかしたら、Takもあの中に放り込めば、3回レッスンで顔つきが変わるのでは…という気もします。私自身も、お受験でツラかったなんて思いは全くないし、むしろ楽しかったのです。そして、小学校生活も、とっても楽しくて、「行ってよかった」と思ってます。もちろんそれには親の相当な努力が必須なんだけどね~(^_^;)あっ、お金もね。なので、Takにはお受験はさせられません(^_^;) 公立一貫です。

でっ、私はTakを自分で考えて自発的に勉強する(つまり手のかからないってことじゃん)子供に育てるのに、どんな努力をしたらいいのでしょうか??
これまでTakの「子育て」に関して、私は、殆ど努力ってことをやってきませんでした。地道な努力が苦手な私は、できることなら、「努力」は「自分で納得のできることを最小限に」コレでいきたいです。これを、諸先輩方にお伺いしたいのです。ちなみに、誕生日に決心した腹筋は今後も続きそうです。こんな程度ならできます(^_^;)これこそ「納得できることを最小限に」ってことよ。

                     (つづく)
Comments (10)
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