6月18日
今日は、新しい職場での仕事2日め。
まだ2日目なので、主任の方はとても親切で、どんなに作業がのろくても叱られないし、、今のところパラダイスであります。
まあ、いつまでも続くとはもちろん思っていませんけど。
久々の自転車通勤。
足の筋肉が衰えてることを、ひしひしと感じてしまいました(T_T)
ずっと立ち仕事だったり、フロアー内を歩きまわっていても、自転車を漕ぐ筋肉は全然別なのね。
でもまあ、きっと1週間ぐらいで慣れるとは思います。
ウチから職場まで、ものすごく快適な自転車専用道路が昨年開通したので、自転車通勤に苦情はいえないわ(^_^;)
でっ、まあ、それはそれ。
仕事から帰ってきて、次は「発表会の準備」であります。
生徒さんそれぞれの曲を、ミュージシャン用に譜面を作る作業。
瀬戸際オンナTAKAMI、もぉ~~切羽詰まりまくり。
「楽譜のコピーをとってきてください」と指示しただけでは、譜面全体がきちんと入っていなくて、ト音記号とかの左端や、右端が切れていたり、
本人は、自分が弾くために必要な「音符」が書いてある部分がわかればよいと思っているのだ。
しかし、楽譜の右端や左端は、アンサンブルの場合、とっても大切で、繰り返しの記号や、「ここに戻ってここへワープする」みたいな記号は最も大切な「枠組み」なのであります。
「コピーをとってきてね」としか言わなかった私がいけなかった!!!
私は、このたびの発表会で、生徒さんたちに「アンサンブル」の体験をしてもらいたいと思っているのだけど、その中での「楽譜」の役割というのも、伝えていきたいなと思っています。
私のお友達や知り合いでも、バンド活動をやっている人はかなりいるし、メジャーデビューしている人でも楽譜とは全く無縁でやってきた人たちもいることは事実。
それはそれで、スゴイことだと、耳コピだけでそこまで~~!!と心から感心してしまいます。
ずっと同じメンバーでずっと同じ曲をやっていくなら、それを深め、極めていくのに譜面なんて要らないかもしれないけど、私は違うところからアプローチをしています。
字を知らなくても、聖書が読めなくても、神さまを心から信じる人が大勢いる。
楽譜が読めなくても、音楽が大好きだったり、秀でている人も、大勢います。
音楽が好きでいることに、楽譜は必要ではないのです。
でも、共通の言葉でコミュニケーションができたら、世界中どこでも誰とでも簡単にプレイができます。
大昔、まだ20代の頃、大冒険していってきた、全く言葉が通じないブダペストの郊外のペンションで、ミュージシャンの人たちがディナータイムにライヴをやっていました。
日本の女の子が来た!といって、彼らは、大歓迎の意を表して、「里の秋」や「上を向いて歩こう」を演奏してくださり、私も一緒になって歌いまくりました。
スタンダードっていいね。
あっ、でもこれは「楽譜の要らない」世界。音楽を愛する人たちの世界共通の「スタンダード」。
発表会では、それぞれの生徒さんたちが、自分の好きな曲を引っ提げてきます。
「嵐」「陰陽座」アニメ「化物語」「千と千尋」…(@_@;)
サポートするミュージシャンの方たちとはリハ1回のみ。
これで、アンサンブルが成立するのは、「楽譜」あってこそ!
この共通語は「学ぶ」べきもの、技は鍛えるもの、感性は磨くもの…
こうして、音楽の世界は、どんどん広がっていくと確信しています。
私がやりたい「音楽教室」って、そういうことなんだな…と、自分でもなんだか、譜面を作っているうちに、光が射してきた感じ(*^_^*)
ところで、Takの中間テストや、部活の話題は宙に浮いたままですが、また徐々に書きます。
まずは、コンクール課題曲「じゅげむ」あたりから…(*^_^*)
-つづく