higeさんが沖縄から帰っていらしたその足で、お土産を届けてくださいました。
以前にも記事にした「ジミーのアップルパイ」です。
「ジミーズ アップルパイ」で画像検索すると、美味しそうな画像がずらずらと出てくるので、気がひけてしまうのですが…
私はものすご~~く楽しみにしてました。
だって、コレ、沖縄でしか買えない。通販でも冷凍じゃなきゃ買えないらしいです。
そして、戦後の味、沖縄の味、沖縄の哀しさ、したたかさ、柔軟さ、そして明るさの集大成のような味…とはいったいどんなもんなんだろうか!?!?
でっ。
早速食べました!!
まるごとの画像はナシです。
なぜなら、以前からお裾分けを約束してたお友達が今か今かと待機していて、5分の2を切り分けて大急ぎで持って帰ったからです(^_^;)
その後、ゆっくりと切って、「淡路島牛乳」と一緒にいただきました。
美味しかったよ♪
これじゃー、説明にならないか(^_^;)
全体的に蜂蜜に包まれたようないい香り。
higeさんが「マズイんです」と仰っていたのは、きっと中身のペーストが今どきにしては甘め、パイはぼそっとそっけない(パイというより、タルトに近い感じかなあ?)…ということなんだと思うんだけど、
そ~れ~が!イイのです。このバランスが!!
だから、、、時々思い出しては、食べたくなる、懐かしい味なんだろうな。
国道246沿い、福生市、横田基地のそばにピザレストランがあります。
何故か私は、いただきながら、突然その店を思い出しました。
ピザと、アップルパイ、全然違うんだけどね~~
でっ、このたび検索してみたら、それは「ニコラ」という店で、やはり、戦後初めてピザを日本に持ち込んだとのこと。
日本人「ジミー」が米軍基地の厨房でアップルパイのレシピを教わったという経緯とは全然違うようだけれど、「戦後」の味を守り抜いている点が共通なのかな?
これまた言葉では言い表せないけれど、人間の「味覚」の記憶って、深く刻まれているものじゃないだろうか?
私としては、どこかに、繋がるものを感じたに違いないのです。
「昭和の味の記憶」…
たとえば、私たちの給食。
コッペパンと、マーガリン。
先割れスプーンで食べた、鯨の竜田揚げや、マッシュポテトとコンビーフ(馬肉)、大豆がいっぱい、豚バラ肉がほんのちょびっと入ったトマトスープ、、、
(実はこれら、かなり苦手だったんだよな~~… でも今となれば、ナニゲに懐かしい)
給食の献立表、とっておけばよかったなーー
ゼヒ、小中学校のお子さんのいらっしゃる方、春夏秋冬それぞれ、スキャンして保存しときましょうよ♪
今では、日本各地域の郷土料理や、世界の料理が給食で味わえる時代。
インドの「ナン」やロシアの「ボルシチ」なんて、小学校の頃、単語さえ知らなかったもんね。
この子たちが大人になったとき、次の世代の給食はどうなっているんだろうか??
汚染されていない食材を選ぶことがまずは最優先…という状況になっているかもしれない…
ジミーのアップルパイをしみじみといただきながら、結局こんなことに思い至るのでありました、、、