WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

うかい竹亭

2005-08-13 | 美味礼讃
いつかこのお店のことを書こうと思っていました。
高尾山麓の懐石料理屋。うかい竹亭
全ジャンルの飲食処のなかで、私の中でNo.1に輝くのはココ!!

大学卒業した年に、先輩講師の先生たちに連れていってもらって以来、来なかった年はたぶんないし、バブリーな頃は年に何度か、季節を楽しみに訪れました。
何度来ても、いつも幸せな気分になれる~~~!

今日は夏の献立。
お部屋は「蕪村」。その名にふさわしい、ちょっと小さめの、景観も、自然のせせらぎを生かしたシブめの個室。
部屋によって、鯉の泳ぐ池のほとりだったり、竹の庭が見渡せたり、毎回違う雰囲気を楽しめるのです。

そして、本日の晩夏の料理。

まずはコースが始まる前に、「お暑い中をようこそ、まずは冷たいものでも…」
って出てくるのが、きらきらしたグラスに入った超ほっそぉぉ~~い素麺。茗荷の香りとかつおだしが絶妙。
もぉ~これだけで、これから始まる宴に胸がときめくってもんです。

そして、冷たい生ビールとともに「ウニ、アワビ、車海老のゼリー寄せ」
美しすぎて食べるのがもったいない!
口に運ぶと、こんどは、ゼリーのだしが美味しくて、飲みこむのがもったいない(^_^;)
もったいなくて、ついつい、ちびちび食べる貧乏人根性(-_-;)
そして、さらなる料理は題して

「朝顔につるべ取られてもらい水」(加賀千代)
この句を表現した前八寸。大きな水盤に氷を敷き詰めて、そのまん中に井戸をあしらい、朝顔の蕾を飾って、その周りに、小さな切子硝子や、ほおずきに品よく盛られた
3人分のうるかやぶとう豆。これらを、てきぱきと上手に懐紙を使いながら、銘々皿に取り分けてくれるのは、まだ20代半ばっぽい若いおねーさん…
フレンチとか、結婚披露宴のときに、大皿からスプーンとフォークで取り分けてくれるアレも手際よくてすごいな~と思うけど、おねーさんの手元、とってもきれいで、見とれてしまう…
ここで「おおおぉぉ~~」と3人は歓声をあげるわけですが、、、
このあとも宴は続き、次々と感動の料理が運ばれてくるのです。

しかし、いつしか酔いが訪れ、話は盛り上がり、料理は傍役となっていく。
コレがね、いいと思うのよ~~~
いつまでも料理にとらわれて、料理が主役の会合?なんて、ヘン!
どんなに料理が美味しくても、お部屋からの景色が美しくても、それらはしずしずと、ワキに回っていくのです。
あくまでも「語らい」そのものが主役。
鱧なんか、も~、おくゆかしくさりげなく、超傍役って感じで出てくるし。

冷たい夏野菜の焚き合わせの後には、部屋中がイッキに香りに包まれる鮎の笹焼き。
ひんやりとした茄子の歯ごたえも、苦酸っぱい蓼酢と相性最高の柔らかい鮎も、ちゃんと覚えていますとも!

そして、何も出しゃばらず、何も損ねず、満足感ひたひたでコースがおわる。

これで、2万円…とかだったら、私、ダメです。
「うかい竹亭」は、自分の収入の範囲で、自力で飲んで食べて語らってくつろげる最高のお店なのです。

ちなみに、「雪月花」の「雪」(上中下の上ってことです)をオーダーして、飲んべーTAKAMIが心ゆくまで飲んで約3時間半をゆるゆる過ごす予算は¥15000です。私ほど飲まなければもっと安いです(^_^;) コストパフォーマンスとしては、めっちゃイケてると思います。
値段って重要ですからね!
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コンサート♪

2005-08-12 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
突然ですが、あさって、仙台の国際村で行われるキューバ音楽の野外コンサートにいくことにしました。
…とはいっても、実はTakが今夜突如微熱を出していて不穏。
不発に終わるかもしれません。

行くことに決めて、もうチケットや電車の予約もしたところで、今日保育園にTakを迎えにいったら、「涙が出る」「頭が痛い」と訴え、家に帰って熱を計ったらちょっと高め。

ぬるめのお風呂に入れて早々に寝かせることにしました。
久々のおふろ。
最近家ではほとんどシャワーだもんね。
おふろはめんどくさいけど、入浴剤を溶かすのは大好きなTak。
今日は登別の湯だ!

「Takくん、あさってね、新幹線にのって、仙台っていう町に、コンサートをみにいくよ」
「えっ、お母さんが出るの?」←素早い反応

おかーさんが出るワケないじゃん!!!
…しかし、よくよく考えてみれば、Takって、5年間の人生では、規模は別として、私が出るヤツのほうが圧倒的にたくさん見てきたんだよな~~
こんな反応する子供って、特殊だよな~~~
世の中には、私が出ない、素晴らしいコンサートが無限にあるってことを、わかってないんだな、コイツは…(^_^;)

たいしたことなく、早く元気になりますように。


本日は2本同時更新しております。みてね~~~~~
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「風の鈴」

2005-08-11 | アーティスト魂
フラミンゴの女性メンバー3人で、「風の鈴」というグループをつくっています。
ピアノとコーラスで、童謡、日本歌曲、なつメロ…などを高齢者の福祉施設で歌う、ボランティアのグループ。
来週、そのミニコンサートなので、今日は練習に集まりました。

何度かミニコンサートをやりましたが、その度に、先人達の「名曲」の素晴らしさを再認識します。
子供の頃、耳にした曲、学校の音楽の時間に習った曲、その当時は、意味もわからず、感動もなく、なーんとなく歌っていた曲を、今になってくちずさむと、ふっか~~~い味わいを味わうことができます。
ぜひみなさん、声に出してうたってみてください。
「故郷」「我は海の子」「砂山」「赤とんぼ」…などなど、私の大好きな曲です。
まだまだあります。

今回のコンサートの中で、「荒城の月」をやることになりました。
リーダーのリクエストです。
そうそう、このグループのリーダーはピアニストのまゆこちゃん。私達は「バンマス」と呼んでいます(^_^;)
「ね~~この曲長いし、高音がツラいし、せめて2番までにしようよー」…と私。
実は、この曲、あまり思い入れがありませんでした。
PCでの連絡掲示板にも、「荒城」ってイッパツで出てこないし、
「工場の月」などと平然と間違えていたりして(^_^;)
「そうですか~、じゃっ、まあ一応そーいうことで…」と、バンマス。

荒城の月
   瀧 廉太郎 作曲  土井 晩翠 作詞

春高楼の 花の宴
巡る盃 かげさして
千代の松が枝 わけ出でし
昔の光 いまいずこ

秋陣営の 霜の色
鳴きゆく雁の 数見せて
植うる剣に 照りそいし
昔の光 いまいずこ

いま荒城の 夜半の月
替わらぬ光 誰がためぞ
垣に残るは ただ葛
松に歌うは ただ嵐

天上影は 替らねど
栄枯は移る 世の姿
写さんとてか 今もなお
嗚呼荒城の 夜半の月


このうたには、こんな美しい3、4番があったのか…
これはもう、ぜひとも歌いたい…と思いました。ツラくてもキツくても。俄ではありますが、節酒、発生練習で、がんばろう!!

自分の曲は自分にキーを合わせてつくる。
イタリア古典歌曲もスタンダードジャズも、自由に移調できるのに、オペラと日本歌曲は、キイが決まっています。
でもまっ、それはコンサートでのハナシで、なにも、一般の人がこれを絶対に二短調でうたわなくてはいけないってことはありません(^_^;)
ぜひ、口ずさんでみてくださいませ。
そうすれば、私がごちゃごちゃ書かなくてもわかっていただけます。

子供の頃、私の祖母は、中山晋平の「砂山」を子守唄がわりに歌ってくれました。
その頃はもちろん曲の名前もまして作曲者も知りません。
「海は荒海 向こうは佐渡よ 雀鳴け鳴けもう日が暮れる…」
この哀愁にみちたメロディーが、なんとなく好きだった…
10代後半になって、日本歌曲集の中に、この曲をみつけたとき、亡くなった祖母の思いでが突然鮮やかに蘇りました。夏の夜、蚊帳の中、夜中に目覚めて、喉が乾いたという私に飲ませてくれた麦茶、そのときのグラスの群青色の細い線の模様…それらが全部どどど~~っっ!!とくるのです。
まるで祖母に突然再会したような…懐かしさと嬉しさ。
これが「うた」が持っている力や優しさなのでしょう。

自分のつくった曲で自分を表現する…だけでなく、先人たちの名作を歌い継いでいけることも、ミュージシャン冥利につきます。
でも、祖母はミュージシャンだった訳じゃありません。
ほんとにうたい継いで伝えることができるのは、子供を、孫を愛おしむ気持ちなんでしょうねぇ…
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音楽の中の恋

2005-08-10 | アーティスト魂
THE END OF SUMMER

いくつもの夏を通り過ぎてきた 君の背中が切なくて
抱きよせて 壊してしまいたくなりそうな
揺れる想いとまらなくなる前に 繋いだ手をそっと離そう

平凡な時間を繰り返してきたけど どの夏より楽しかったね
はじける君にくすぐられて
僕はいつまでも眠れなかった

日暮れまで渚でゴムボートを浮かべて
揺られながら一緒に歌った
飛沫(しぶき)をあげてはしゃぐ君の涙に 僕は気付かなかった

いつまでも君の歌を聴いていたかった
こんなに好きなのに触れない 君の心はまるでイリュージョン
明日には秋の靴に履き替えて歩いてゆく 君のために
繋いだ手を そっと離そう

THE END OF SUMMER…




LIVEの当日は立秋なのでした。
ふと気付くと蝉時雨。
短い命を燃やしては、ぽとり、ぽとり…と樹から落ちていく蝉。

ところで、、、
演奏に恋をする、曲の中で恋をする…ってことがあります。
それも長い音楽ライフの中で度々。
みゅぅ~じしゃんのみなさん、そんなことってないでしょうか??私だけ???
先日も書いた、新曲の詞の中で、「わたし」は「あなた」を失ってしまった。
その「あなた」がギターの調べになって、「わたし」を包みにくるのです。
そこで私は金縛りにあったように、立ちすくんだまま、「あなた」の囁きをひとことも漏らさず聴こうとする。なんて優しくて愛おしい音…
恋に攫われる感じ…
そして、そのギターを弾いてるのはカッシー。
9年の歳月、ずっと一緒にやってきて、素のカッシーのことはよぉ~~く知ってるもんね。
いや、ホント、心から感謝しているのです。最初から今日までずっとずっと一緒にやってきてくれたのは、カッシーだけだもんね。しかも私のMacのPCライフをサポートしてくれて、24時間、いつもヘルプデスクやってくれたよね。

しかし! これって、この曲におけるカッシーの奏でる「ギターの音」にうたの主人公の「わたし」が恋をしているのであります。
これまでにも、いろんな人の演奏に対して、そーゆうことが何度も何度もありましたとも! 
ステージに惚れる、演奏に惚れる、声に惚れる…
これらを現実の生活と混同したり、錯覚してしまうところが、私のこれまでの恋愛人生の失敗点でありました!

音楽の中の恋は音楽の中で昇華する

コレです。これが最高。音楽の世界では性別も年齢差も全く関係ありません。たぶん、芸の世界って、みんなそうなんじゃないでしょうか。10代の少年が、90歳の女性の卓越した演技に恋をするってこともあるかも。逆に、90の女性は、10代少年の湧き出る感性に憧れ恋をするのです。実生活ではめっちゃ怪しすぎるもんね( ̄_ ̄;)( ̄_ ̄|||)
これって、「芸」の世界だからこそ純粋に成り立つってもんですよね。
人生後半、ポップでキュートな恋のうたを創り続けるために私は、コレでいきます!
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ありがとう

2005-08-08 | アーティスト魂
LIVEがおわりました。
いらしていただいたみなさま、本当にありがとうございました。

打ち上げが終わって、いただいたお祝のお酒や花束を持って帰って、朦朧としながらお花の水切りして、バケツにつっこんで、シャワーを浴びて、メイクを落として、バリバリに固まった髪をシャンプーする…
そして、いつのまにかベッドにころがりこんで、夜明けに目覚めて、これを書いている次第です。ここで、初めて、LIVEを冷静に振り返るのであります。

…と、ここまで書いて、FLIGHTで作ってもらったこの日のLIVEのCDを何度も聴いているうちに朝になってしまいました。
「新曲」については、これまでブログで何度も切羽詰まった創作活動について書いてきたので、どーなったかなあ…と思っていらっしゃる方も多いことでしょう。
この際ですから、歌詞を公開致します。
ボサノバの美しいメロディーに乗せました。
本番のときには歌に集中しすぎて気付かなかったけれど、夜明けにヘッドフォンで大音量で聴いていると、ギターがものすごく優しくて激泣きしてしまいました。シンセの微風にのって、32分音符の「あなたのかけら」がわたしを包みにくるのです。
メンバーが世界をつくってくれる。世界が広がっていく。音楽ってすごいです。


「街を渡る風」

深い深い空の底に 吸い込まれて溶けていった
あなたの名前が消えていった あなたのすべてか消えていった

空に溶けたあなたは夕暮れの陽射しになったり
街を渡る風になって 私の背中を抱き締めにくる
白い夜になって あたたかい闇になって 立ちすくむわたしに囁く

うつむいてもいい 泣いていい 佇んだままでいい
笑えなくていい 怨んでもいい そのままそこで生きていていい

あなたのかけらを溶かして街を渡る風が 囁く


ずっとずっと眠っていたい 夢であなたに逢いたい
笑うあなたのほほに触りたい やわらかな声を聞いていたい

水になってあなたは 手のひらに流れ落ちる
掬って飲めば 切なくて叫びたい身体を鎮めてくれる
冬には木枯らしに 夏の日は木漏れ日に 姿をかえてあなたはいる

まだ愛していたい 一年中あなたを見つけて感じたい
まだ歩き出せない 笑えない 祈ることばさえ知らない

あなたのかけらを溶かして街を渡る風に キスしよう

この手に触れるすべてに あなたのかけらが笑ってる
揺れる花びらにも 朝露にも 白い雪のひとひらにも

あなたのかけらを溶かしてまわる世界のすべてに キスしよう

こんなに愛させてくれて ありがとう ありがとう

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LIVEのごあんない

2005-08-06 | よしなしごと
このところ、アクセスカウントがどどお~ん!と増えているのは、もしや、私がLIVEのごあんない葉書をあちこちに送付したから??…
覗きにきて下さり、ありがとうございます。
ぜひぜひ、お気軽になんか一言コメントしていってくださいね。
「見にきたぞ」だけでも結構です。
それから、私のブログには、名コメンテイターたちが大勢いて、コメントの中身もスバラシイですので、ぜひ、お時間があれば、コメントも覗いていってくださいませ。
そして、私は、いつもみなさまのコメントに励まされ泣かされています。
じわぁ~~~っ…と泣けてくるのよ。
嬉しくて…

とりあえず、本日は明日のLIVEのご案内を再度掲載いたします。
明日、会場でお会いできることを楽しみにしています。



TAKAMI&フラミンゴ 
8月7日(日) 15:00~
フラミンゴは16:30ごろ~
LIVE THEATER FLIGHTこちら

CHARGE:¥1500+1drink
当日券¥1800 小学生¥700 幼児¥0

リーダーTAKAMI(年齢不詳)は8年前にフラミンゴを結成。以来ポップでキュートな歌を作り続け、都下のライヴハウスで活動するシンガー・ソングライターである。料理、飲酒、宴会王、恋愛クイーンなどさまざまな顔を持つスーパーウーマン?である(^^);

多彩多才なメンバーは…

ギター、アレンジャー、影のリーダーカッシー

ヴォーカル&キーボードKAZUMI元女優
 
光る男ヴォーカルゆみゆみ(いい声してる!)

ピアノ、気配りのA型麻由子ちゃんグーグー!!

ドラム&パーカッション剛SAN(最年長)先輩!!イメチェンがカッコイイ

そして、ベースは謎の中国人魯菜29歳(^^);


(↑すべて魯菜が書きました。真偽のほどは保障しません by TAKAMI)

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嬉し涙

2005-08-05 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
連日Takネタですんまそんm(_ _)m 記録しておきたいもので…

今朝のこと。
「おかあさん、ちょっときて、ちょっとだけ!」
私はPCに向かっていて、冷たい母でした。
「ちょっとまって、今はダメ。あとで!」
「ね~ちょっとだけでいいから!!」
「待ってっていってるでしょ!待ってっていったら、あとで必ず行くから待って!」
これはいつものホントお決まりの会話。
そして、「もーおかーさんなんか、知らない!ちょっとっていったって、全然ちょっとじゃないじゃん!!」
などと理屈をこねます。でも、筋は通ってるんだな、これが。
TakがTV鑑賞中など
「ちょっと掃除機をかけるからうるさいけど我慢してね」
などと言う時も、
「ちょっとじゃないじゃん!」
うん、確かにちょっとじゃなかったわ、スマンTak。

でっ、今朝も「ちょっと」じゃなくてヘソを曲げきったところに
ようやく「どしたのTakくん?」
と、いってみると、朝ごはんだからTVを自分から進んで消したら、画面が静電気でまっくろに汚れていたので、きれいに拭いてくれていたのでした。
これを母に見せたかったらしい。
「Takくんがきれいにしてくれたの?ありがと~~~~!すごく綺麗になったね!
Takくんって、こんなことに気がついて綺麗にしてくれるようになったんだ。
お兄ちゃんになったね~~!お母さんはすっごく嬉しいよ(#^_^#)」
大袈裟なんだけど、やっぱ一応、母として嬉しい気持ちには偽りはないのよ。
そして、ひしひし抱き締めてホメる。

そしたら、そのうちTakがTシャツで顔を拭きはじめました。
「なにやってんの、汗拭くんなら、タオルで拭きなさいよ。シャツで拭いちゃダメでしょ」
「ちがうの、涙」
えっ…
彼は、母に認められて、嬉しくて涙が出たんだそうだ、、、

こんな些細なことが涙が出るほど嬉しいんだ…と、こちらのほうが感動。
Takは、よく感動して泣くのです。
一番印象的なのは、少年「フォレスト・ガンプ」が足の補助器具を取り払って走れるようになった場面。静かに涙を流していました。

このところ、お泊まり会やら、LIVEの練習で、お友達の家に預けられたり、母と一緒に過ごす時間がほんとに少ないもんなー。
LIVEの翌日は、部屋の掃除や、食事の支度や、1日のんびりゆっくり「家事」を一緒にやったりして過ごそうかな。そして一緒に銭湯にでもいこうかな♪
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プライオリティ

2005-08-04 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
HAPPY BIRTHDAY!
まゆこ&mitsuki

Takの体調がイマイチです。本日は出張レッスンキャンセル。
お泊まり保育の疲れが出たんだろうな。明白。
でもでも、LIVEをキャンセルするわけにはいきません…
レッスンを休んでも仕事を休んでもLIVEだけは。
これが私のプライオリティ…っていうのが、こういう時、ほんとによくわかる。

以前、Takを妊娠中、LIVE直前に切迫早産で入院するハメになって、
「TAKAMI&フラミンゴ」を、急遽「KAZUMI&フラミンゴ」にして決行したこともあったな~
病室にKAZUMIちゃんがお見舞いに来てくれたとき、できれば、私に代わって歌ってほしい…ってお願いしたっけな。
彼女が「YES」の返事をするのは、ものすごく重いことだったと思います。
そのLIVE当日、私は根性で??退院できましたが、さすがに1曲だけでも歌えば…という話は辞退しました。
この時は当然お腹の中のTakを守ることが最優先。「1曲」でもうたうってことは、ものすごく腹筋を使いまくり、その間お腹の中の子供のことは忘れ去ることなんだもんね。
またある時は、KAZUMIちゃんおめでたのため、ピアニストのまゆこちゃんにコーラスを歌ってほしいとお願いしたことも…
彼女の「YES」の返事も重かった。

「私は、TAKAMIさんのお願いだからやるんです」

↑これをはっきりと口にしたのはまゆこちゃんですが、その時、私は、まゆこちゃんだけじゃなく、この言葉を言いたかったであろう人たちの顔がぼぼぼぼ~~ん!と何人も浮かんできました。

どれほどの人たちに支えられて私は生きてきたんだろう…

それは私に限ったことではないかもしれないけど、
人間ってみんな支えあって生きているんだろうけどね。
だけど、私は、ほんとのほんとに、仲間が財産。

さっきTakに、おかあさんはLIVEまで頑張らなくちゃいけないので、寂しい思いをさせることを謝りました。
何度もかーちゃんのステージを見てきているTakは、納得して、このことでは決して我が儘を言いません。「そんなことわかってるよ」だって。
1歳前からベビーカーに乗ってスタジオに付きあわされたTak。
1歳の頃は、本番を客席で見ていて、「僕もステージのとーちゃんかーちゃんのところに連れてってくれ~!!」と大泣きしたTak。
本番のステージで、おとなしくとうちゃんの足につかまり立ちしてたTak。
今ではちゃんと、事情をわきまえられるようになった。
いつか、お互いのステージについて語れるようになったらいいねー。

とりあえず、LIVEがおわったら、いっぱい遊ぼうね!


◆◆哲郎君を救う会◆◆
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押立保育園のお泊まり保育

2005-08-03 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
昨日~今日はTakの保育園のお泊まり保育でした。
行き先は、あきる野市自然休養村 「養沢センター
近くの川で川遊びをしたり、宿泊施設でのバーベキュー、キャンプファイヤー、打ち上げ花火大会…
そして、翌日の朝の鍾乳洞探検…
盛り沢山詰め込んだ、楽しみいっぱい、思いでいっぱいのお泊まり会。

Takの保育園はスバラシイ…と、何度も書いてきましたが、
今日もしつこく書かせていただきます。

この日、子供達がバスで到着するのは、3時前。
父兄は、お迎えに1:30に集合して、保育園のホールで一足先に帰ってきた、理事長、園長先生からの報告を聞いたあと、子供達の様子を撮ったビデオを観せていただけるのです。
ホールでの「出発式」に始まって、バスの様子、お弁当の様子、川遊び…などなど、
それぞれの場面での子供達ひとりひとりの様子を丁寧に撮って下さっていて、楽しんでいるのが手にとるようにわかります。
就寝前の様子や、朝の支度の様子なども。
わが子は、リュックが小さくて、荷物がなかなか入らず、女の子のおともだちにやって貰っていました。その様子がまざまざと…
あ~はずかしい…しかし、こうやって、子供たちの間でいろいろ助け合っているんだな~…っていうのも、親のいるところではみることができない光景。
先生は一切手出しをせず、全部自分達でやるのです。
食事の片づけ(残飯やゴミの分別)
汚れた衣類の仕分けや、パッキング

ビデオが終わって、子供達をホールに迎え、解散式。
年長の担任としては、初めて参加されたという先生が、挨拶のとき、安堵と感動で声を詰まらせていらっしゃいました。
父兄ももらい泣きしてしまったり…
こんなに園児たちに真剣に向き合って下さる先生ばかりで、ほんとに安心、信頼し切ってTakを保育園にお任せしています。

1泊2日って、短いようで、内容の詰まった時間。子供達にとってのお泊まり保育の思いでは、保育園生活の宝物になることと思います。

あとで養沢センターを検索してみたら、なんと24時間音出し可の、グランドピアノ設置のホールがある!!
こんどバンドの合宿やろ~かなあ…
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TAKAMI軍団暑気払い

2005-08-02 | 人生妙なり
HAPPY BIRTHDAY!
コバヤシ&いさおちゃん

Takが保育園のお泊まり保育でいないので、急遽仲間で飲み会となりました。
TAKAMI軍団というのがありまして… まっ、飲み仲間ですが、いつのまにかこのようなネーミングになっていて、最初は嫌がっていた私も、慣れてきて正式名称?として、承認されています
この日は、急遽、そのTAKAMI軍団暑気払い!?
懐かしい友達2人を含む8人がイッキに集まりました。
今日の会合のタイトルは、
「MさんTちゃんおひさしぶり&コバヤシ大台おめでとう暑気払い」??

新宿南口 「クライネヒュッテ」 ドイツ風居酒屋です。
レーベンブロイが、陶器の蓋付きジョッキで出てくる!感動~!
そして、ロールキャベツがめっちゃ美味しい!
これ、何のソースなんだろう?
さっぱりわかりません。
色と香りと味からすると、ココナッツミルク?柘榴??かすかにシナモンの香りもしたような…?? さっぱり原料がわからない、すご~くクリーミーで美味しいソース!
ソーセージもどれもこれも超美味し~い!

そして、久々に再会した友達…うれしかったなあ~~~
もう2度と会えないかもと思ってたもんね。
「ぜ~~~んぜん」変わってなかったMさんとTちゃん♪
あ~~気持ちよくノ飲んだ飲んだ!!

いくらTakのいない夜とはいえ、LIVE前の節制中の身なので、お先に失礼させていただきました。私にしちゃ~上出来!!


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ステージ衣裳 2

2005-08-01 | よしなしごと
今日から1週間、ヌーブラ強化週間とします。
ヌーブラは、ステージに耐えられるか!?
この胸のない私でさえ、汗で「ぺろん!」と剥がれるのではないかという不安を持ちつつ着用しているので、終日着用、または、めっちゃ暑い炎天下での着用…ってのはしたことがありません。
しかし…しかし…
ステージで「ぺろん!」を気にしながら歌うわけにはいかないので、
本日より終日着用、実験をしてみるというワケです。
心配なのは、胸がサウナ効果で、どんどん萎んでしまうのではってことなんですけど、、、、

しかし、こんなこと書くか、フツー…(-_-;)

実は本日、ステージ衣装をほぼ決定しました。
先日もリハのときに話題になったステージ衣装。
KAZUMIちゃんは、「さ◯◯◯◯色のワンピース」を買ったとか。
うんうん。なるほどぉぉぉ~~
「コレ一番!」
という曲に合わせて衣装を選ぶ…コレです。私も同じ。
私は本日、衣裳に合わせて、靴を購入しました~!うっれし~い!!

でもでも、何でも着られるってワケじゃありませんから。
隠すべきところは隠す。騙すべきところは騙す…
これに一番苦労するんだよな…


実は、私のブログ、ヒットする検索ワードでダントツに多いのが「ステージ衣裳」なのです。
すみません、こんな内容で…

 本日は2話、書きましたので、下にもどうぞ~ずずずいとスクロールして下さいまし。
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呼び込み

2005-08-01 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
昨日、Takは父親と1日を過ごしました。
以下は取材に基づいて構成した話です。

三鷹~吉祥寺あたりをうろうろ散歩していたらしい…
親子で歩いていると、呼び込みが…
ターゲットは子供。
「ヘラクレスオオカブト」がいるよ~~!!
とかなんとかいって、まず子供を釣る。
ホンモノのヘラクレスオオカブト…
ご存じでしょうか、私もこの歳まで知りませんでしたが、世界最大のカブトムシ。
それに、ホンモノのコーカサスオオカブト!

実はマンションのモデルルームの呼び込み。
最近はホンモノを見るには、モデルルームにいけばいいのか…

Takは当然憧れの「ヘラクレス…」ですので、まんまと釣られました。
仕方なく父親はついて行き、アンケートを書かされるハメに。
そして、ここは営業サイドにとっての最重要ポイント、家族構成や年収など、細かく聞かれたらしい。
Takの父親は、
「いや~うちは離婚してまして、、、、この子は別れたカミサンが引き取って育ててるんっす」…と、なるべく諦めてもらうよう、
「こんな状況だから、マンションなんか買うわけないだろっ」…ってアピールしたらしい。

しかしその間にも、かぶと虫の次は、かき氷。「いちご、レモンetc. いろいろあるよ、何かける~?」
そして、Takのとうちゃんは、最新式のトイレ、近付いただけで蓋が自動的に開くってヤツの説明を受けさせられたらしい。当然水も自動、閉まるのも自動。
あんたは座るだけでいいのよ…ってか??
どこまで進化するか、トイレ!?!?

託児要員のにーちゃんだか、ねーちゃんにやさし~くして貰って、おみやげにはヘラクレスのぬり絵と、チョロQまで貰った。
「パパの車はなに~?」
「セルシオ~」
「セルシオのチョロQもあるよ、はいどうぞ~~」
こんな感じ???(想像)
ここで「ワゴンR」といったら、ワゴンRも出てくるんだろうか?
相当高級そうなマンションだったようなので、高級車のチョロQしかなかったりして…

Takは、ぬり絵が超苦手なんです。自分から挑戦した試しがありません。
そのTakが、昨日は、ヘラクレスぬり絵をやると言い出して、最後まで塗って仕上げました。よっぽど印象的だったんだろうな~

しっかし、このマンション営業、スゴイ!
子供をタダで遊ばせるには、なかなかいいかも!
住宅公園なんか、もっとすごいのかな~~ いってみようかな~~


哲郎くんを救う会
募金目標額の半分を超えたようです。
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