紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

おそるべし! ステロイド

2007-04-20 12:20:22 | 11・健康
なんとなく「リューマチ性多発筋痛症」というこわそげな病名を聞いただけで、あ~だいじょうぶなの、と思った人も多いみたいだけど、とにかく体中が痛かったので、その痛みを止めることができるとわかっただけでも、ホッとした。

そして、ステロイド。
毎晩、眠りから覚めた瞬間、夜中でも朝でも、体を動かさずにじっとしている。動かしたら、いつもの激痛がくるだろうかと考える。それを思い出すと、動かしたくないのだけど、寝ているにしても、人は寝返りを打ったり、体を動かしているものだ。
だから、思い切って1cmほど足を動かすと、もう体中(おもに膝や股関節や腕)の関節や筋肉が、思わずうめき声を上げてしまうほど、痛い。きしむような痛さ。
そんな日々が3週間ほど続いた。

昨日の夜、初めて5mgのステロイド・プレドニンを1錠飲んだ。
そうしたところ、夜寝てからの痛みは、それまでの半分くらいに減った。たったの一回で。
こんなにきくって、副作用もあるよなあ。それもまたこわいよなあ。

ステロイドは、飲んでいる間より、切る時が難しい。途中で勝手にやめると、リバウンドがくる。お医者様の指示に従って飲み、徐々に減らしていかなくてはならない。
なんだかこわい世界に足を突っ込んじゃった感じだ。でも、山に登れるようになるなら、あとのことは、なんとか耐えよう。

ステロイドは、また精神作用もあるらしい。だから、こういう時には重大な決断をしない方がいいみたい。
昨日は疲れていたのに、あまり寝ていない。眠れないのじゃなくて、眠くないのだ。目がぱっちりあいて。これもクスリの影響と思われる。