紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

久しぶり♪ 尾瀬

2007-07-23 17:03:59 | 3・山の日記
ほんとうに久しぶりに行ってみると、昔も今も、尾瀬はけっこう遠いところだった。
尾瀬には、西に至仏山、東に燧ヶ岳がそびえている。どちらも日本百名山。
百名山がブームなので、日本全国から観光バスがやってくる。
でも、百名山は山好きの人にしか興味がないだろうが、尾瀬が有名なのは、やはり、あの「夏の思い出」の歌のおかげだろう。

夏が来れば 思い出す はるかな尾瀬 遠い空
霧の中に うかびくる やさしい影 野の小径


良流娯さんも歌であこがれていた尾瀬に一度行きたいというので、尾瀬ヶ原散策と燧ヶ岳登山をすることにした。

計画を立てている最中、百名山狙いの山仲間、Ueharaさんも7月に行くことにしている、というので、ところどころ同行することにした。


8:40  沼田駅を出るバスに乗ると、戸倉乗り換えで、10:55 鳩待峠に着く。

ここからUeharaさんは至仏山コースに。私と良流娯さんは山の鼻コースに。雨が降り出したので、雨具、スパッツ、ザックカバーなどつけている間に、気づいたら、もうUeharaさんはいなくなっていた。

11:10 鳩待峠出発。




12:10 山の鼻で昼食



 
Ueharaさんが登っている至仏山を前に記念写真。雨は上がったが、山の上はガスがかかっている。




12:40 山の鼻出発

尾瀬ヶ原にニッコウキスゲはもっと咲いているのかと思ったら、案外少なかった。
それでも、ところどころに咲いている花を見たり、写真を撮ったり、高山植物の本を見て、花の名前を確かめたりしながら、のんびりと木道を進んで行く。
次の日登る予定の燧ヶ岳山頂付近は、雲にかくれて、なかなか全体が見えない。見えたのは、ほんの数分。



コバイケイソウとバックにニッコウキスゲ。




2:40  竜宮十字路  後ろの方には、雨雲らしいものが見える。



3:00  その日の宿尾瀬小屋到着。




着いたと思ったら、雨が降り出した。その後も散策をしようと思ったが、やめにしてお風呂に入る。
尾瀬の小屋には、山小屋にはめずらしくお風呂がついている。ただし、環境を守るために、せっけん使用は禁止。歯磨き粉も禁止である。
でも、汗を流せるのは、とても気持ちがいい。

良流娯さんと二人でカンパーイ!



Ueharaさんの到着は、5時過ぎるだろうと思ったら、5時前に着いたので驚いた。木道をずっと駆け続けてきたそうである。雨でびしょびしょになっていた。
後で一人でカンパイするUeharaさん。(生ビールがあった!)



山小屋の夕食。



9:00 就寝。(翌朝は4:15に起きることにする)


計画表
◆久しぶり♪ 尾瀬
燧ヶ岳登山
尾瀬御池に下山
尾瀬ヶ原の花
燧ヶ岳の花