紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

青空屋台のおうち

2010-02-23 07:18:03 | 4・テレマークスキー日記
今回のスキーで楽しみにしていたことの一つが、青空屋台のおうちに泊まること。

以前、民宿という言葉がでてきた頃、泊まるのは、ほんとうにふつうの家だった。
が、今では、そういう民宿はめったに見られなくなった。

この青空屋台のおうちは、今でもふつうの民宿。
居間を、私たち5人を泊めるために、急いで片付けて下さったという。

まきストーブのやわらかな暖かさがんみんなを包んでくれる。
自然食のお料理、野菜中心のお総菜も、玄米も、カレーも、チャパティも、何もかもおいしく、身体に優しいのだった。




小2のうららちゃん、5歳のこころちゃん、チビちゃんのタオ君はまだ2歳くらい。みんなで食事を運ぶお手伝いをしてくれる。
3人とも自宅分娩で、ご主人がとりあげたと聞いて、ビックリ。
でも、こういう主義だからということではなく、自然な感じ。たまたまよい産科が近くになく、助産院も遠かったので、自宅で分娩することにしたという。

ふだんは、カレー屋さんで、自宅でカレーを食べさせてくれる。(予約が必要)
イベントがあると、屋台にカレーを仕込んで、出向いて行かれるとのこと。

 

夜は今までした世界放浪、日本放浪の話しを聞かせてくださった。
たまたま一時住んだ北海道の大滝村では、いつかニョロニョロツアーにつれていってくださったF氏の2軒隣りの家に住んでいたことがあったり、不思議なつながりを感じた夜だった。