紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

校正

2010-08-10 17:27:35 | 2・仕事の周辺
今は校正をしている最中である。
ここまでこぎつけると、本になるまでに、あと少し。

だけど、私は校正に関しては「ザル」なので、集中してやらないとならない。
集中してやっても、抜けるんだけど。(汗)

 


10月頃には、新刊を手に取っていただける予定。

今は校正といっても、そんなに大きな訂正は入らない。
パソコンになってからは、メディア(またはメール添付)で渡しているので、編集の人はそれを元に直して、印刷屋さんに回す。

最初に書き始めた頃は、手書きだった。最初の1冊だけだったけど。その頃は文字の打ち間違いなどたくさんあった

2冊目からは、ワープロで書くようになった。ワープロに変わって、やっと腱鞘炎から解放された。

パソコンで初めて書いたのは、「最後の夏休み」
それまでは、パソコンはあっても、本を書くのはワープロで、東芝の「ルポ」を使っていた。
ルポは覚えている限り、液晶が3行の、10行の、20行のは2台つかったので、合計4台使った。
パソコンは家にあっても、なんか不安で、なかなか移行できなかった。
移行してからも、あ~あ、ということが何度もあった。

だけど、私は今でも、最初の原稿は手で書いている。その後、パソコンに書き写す。
こういう文章は、いきなりパソコンでもだいじょうぶだけど、創作の原稿だけは、紙にシャープペンである。
パソコンだと、なんかリズムが狂ってしまうのだ。
もうこれは一生変わらないだろう。