紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

鳥海山・おまけ

2010-08-08 09:26:20 | 3・山の日記
鳥海山に登った後、どこか温泉宿に泊まってこようと思い、吹浦の海辺の宿を選んだ。(湯ノ田温泉)

鳥海山のふもと、鉾立てからのバスは、一日3本しか走っていない。

 


3:45 酒田行きバスに乗り、吹浦駅一つ手前の羅漢前でおりて、てくてくと15分歩いたところに、宿「さかた屋旅館」はあった。

 


海が見えるいい宿だった。

 


ところが、着いてすぐに、帰りが大変だというのに気づいた。
吹浦は、特急(いなほ)が止まらないのだ。

鈍行に乗って遊佐まで行き、そこでいなほに乗り換えて新潟に行き、新潟から新幹線に乗る。

乗り継ぎがいいのは、吹浦発、朝6:10。
それじゃあ、あまりに早すぎるでしょう、ということで、バスを探した。
朝だけ2本通っている遊佐行きのバス。

9:02 のバスを待つ。

 


来たのは、このようなバス。なんとスクールバスだった。バスはあちこちめぐり、9:45 遊佐に着いた。

 

途中で、「おくりびと」の撮影で、チェロを弾いている月光川を渡った。映画では、バックに鳥海山が見えていたけど、全く、なにも見えなかった。

特急いなほに乗って、新潟に着くと、もうあとちょっとで東京だなあと思う。

 


月山もそうだけど、鳥海山も、あまりに交通の便が悪い。