紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

リューマチ性多発筋痛症とステロイド

2010-12-07 18:17:03 | 11・健康
最近、私のブログに検索で、「リューマチ性多発筋痛症、ステロイドの減らし方」で訪れてくる人が何人かいる。
あ~、そうだなあ。寒くなってからステロイドを減らすと、痛みがでるよね、と昔のことを思い出した。

2007年3月に発症して(全身の痛みがおこった)、5月にリューマチ性多発筋痛症と病名が特定された。
その時から、ステロイドを処方されて、ずっと飲み続けていたが、ステロイド0(ゼロ)になって、1年半たった。

最初、病院の主治医からは、5月の初診の時に、「今年中にステロイドが切れるでしょう」といわれた。

ところが、そう簡単にはいかなかった。
ステロイドを減らすのは、1ヶ月に1mgずつと、ごく少量なのだけど、それでも減らすと痛みがもどってくるのだ。
また最初の痛みまでもどるのは耐え難いので、そこで、減らすのはのばして、元の量を飲むことにする。
減らしたり、増やしたりを何度か繰り返した。

最後に0にした時には、けっこう決心がいった。
先生も無理しないでいいとおっしゃったし。

やっと決心してやめることにしたのは、約2年飲み続けた時だった。去年の夏前。
この病気は、暖かい時期の方が痛みが少ないようなので、時期もよかったのだろう。
その後、痛みもなく、やめることができた。

この間から、整形外科(膝の痛みで)を受診したり、別の病気で内科を受診したり、インフルエンザの予防接種を受けたりした時、問診票に、この病気のことを書き込む。
そうすると、どの医師からも、この病気の症状などを詳しく聞かれる。
次には、よくステロイドがやめられましたね、といわれる。
そのくらい、ステロイドを切るのは難しいのだろう。

今も、再発の心配はある。そのために、2ヶ月に1度、検査のために、T医大病院に通っている。