距離は、20km強。とうとうハーフマラソンの距離を家まで走ってやってきた。
帰りは、もちろん電車。夜だったし。
いろいろな物をもって行くので、リュックを背負って電車ということになった。
もって行くのは、たかちゃんの実家でとらせてもった、柑橘類をどっさり。
そして、私が煮た、黒豆と栗きんとん。夫が築地市場で買ってきてくれたものを少々。
青豆の話し、「1Q84・Book3」の最後を読みながら、昨日は黒豆を煮た。(笑)
Book1と2も、つい先々週あたりに、知り合いから借りて読んだばかり。
かなり、世の中のはやりに乗り遅れているのだけど、いったん物語世界に入りこんだら、すいすい読めた。
これを読み終わらないと、正月の仕度にかかれない。
というわけで、昨日は早起きして読んで、走ってやってきた娘に本をバトンタッチ。
おもしろい話しだった。
解決されない話しや、最後まで明かされないこともあるけど、村上春樹さんの話しは、いつもそんな感じで、もやもやしたものが残る。それがいやというのではなくて、言葉をかえると、余韻ともいえるかもしれない。
元の世界に戻っても、タマルさんや老婦人はいるんじゃないの?
あのNHKの料金を取り立てる人は、一体誰だったの? などなど、疑問は残った。けど、読後感はすごくよかった。
その話しを読んで思い出した。
一昨日、突然、9年ぶりくらいに友人から電話がかかってきた。9年前にはしじゅう、会って、一緒に行動していたけど、このところご無沙汰していた。
話しは弾んだし(2時間も誰かと電話で話すなど、私の場合、5年に1度もないくらいだ)、楽しかった。
あまり詳しくは書けないが、また以前の、そこの世界に戻ろうよという誘いだった、と思う。
でも、またそこに戻れるかというと、もう戻れないなあと思った。
ある時には、その世界しか見えない、その世界がとても大事ということがある。その頃はそうだった。
ところが、生きていくうちには、別の興味がわいていくし、いったん元の世界から離れると(いろいろ理由はあるが、もっと別の楽しい世界を見つけてしまった・・)、もうそこに帰って行く道はないなあと思えるのだ。
楽しかったけど、一昨日感じたのは、そういうことかもしれない。帰れない理由は、元の世界にあるのではなくて、今の自分自身にある。
今年も残り少なくなって思うのは、今は本を書くこと、テレマークスキーをすること、山登りすること、旅をすること。そのための体力を維持することだけに、できる限り多くのエネルギーと、時間を使いたい、と思っている。(あと、趣味のブログと連句かな)
人生の残り時間ということから考えても、今後しばらく、ずっとそれは変わらないだろうと思う。
帰りは、もちろん電車。夜だったし。
いろいろな物をもって行くので、リュックを背負って電車ということになった。
もって行くのは、たかちゃんの実家でとらせてもった、柑橘類をどっさり。
そして、私が煮た、黒豆と栗きんとん。夫が築地市場で買ってきてくれたものを少々。
青豆の話し、「1Q84・Book3」の最後を読みながら、昨日は黒豆を煮た。(笑)
Book1と2も、つい先々週あたりに、知り合いから借りて読んだばかり。
かなり、世の中のはやりに乗り遅れているのだけど、いったん物語世界に入りこんだら、すいすい読めた。
これを読み終わらないと、正月の仕度にかかれない。
というわけで、昨日は早起きして読んで、走ってやってきた娘に本をバトンタッチ。
おもしろい話しだった。
解決されない話しや、最後まで明かされないこともあるけど、村上春樹さんの話しは、いつもそんな感じで、もやもやしたものが残る。それがいやというのではなくて、言葉をかえると、余韻ともいえるかもしれない。
元の世界に戻っても、タマルさんや老婦人はいるんじゃないの?
あのNHKの料金を取り立てる人は、一体誰だったの? などなど、疑問は残った。けど、読後感はすごくよかった。
その話しを読んで思い出した。
一昨日、突然、9年ぶりくらいに友人から電話がかかってきた。9年前にはしじゅう、会って、一緒に行動していたけど、このところご無沙汰していた。
話しは弾んだし(2時間も誰かと電話で話すなど、私の場合、5年に1度もないくらいだ)、楽しかった。
あまり詳しくは書けないが、また以前の、そこの世界に戻ろうよという誘いだった、と思う。
でも、またそこに戻れるかというと、もう戻れないなあと思った。
ある時には、その世界しか見えない、その世界がとても大事ということがある。その頃はそうだった。
ところが、生きていくうちには、別の興味がわいていくし、いったん元の世界から離れると(いろいろ理由はあるが、もっと別の楽しい世界を見つけてしまった・・)、もうそこに帰って行く道はないなあと思えるのだ。
楽しかったけど、一昨日感じたのは、そういうことかもしれない。帰れない理由は、元の世界にあるのではなくて、今の自分自身にある。
今年も残り少なくなって思うのは、今は本を書くこと、テレマークスキーをすること、山登りすること、旅をすること。そのための体力を維持することだけに、できる限り多くのエネルギーと、時間を使いたい、と思っている。(あと、趣味のブログと連句かな)
人生の残り時間ということから考えても、今後しばらく、ずっとそれは変わらないだろうと思う。