紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

「コクリコ坂から」

2011-10-07 06:46:44 | 13・本・映画・演劇・音楽など
昨日は、友人のK本さんご夫妻と一緒に、映画「コクリコ坂から」を見に行った。




コクリコ坂からの原作(マンガ)を読んだ時、今回は、ジブリ映画を見にゆかないなあと思った。
ストーリーにそうひかれなかったので。
ところが、夏に、NHKで「ふたり」というドキュメンタリーを見て、息子・吾朗さんと、父・宮崎駿さんとの確執やら、今回の映画制作にあたっての、苦悩などを知った。
それで、やはりこの映画を見てみたくなった。

「コクリコ坂から」公式サイト


映画はとてもよかった。
相当出おくれているので、ストーリーは省くが、画面からなつかしさが漂ってくるし、映像がきれいだし、音楽も心にしみた。
なにより、自分が高校生だった時のことを思い出させてくれた。
といっても、時代は、私が子どもの頃で、電気冷蔵庫も、お釜も、オート三輪車も、子どもの頃、身近にあったものだった。
公式サイトを読んだら、東京オリンピックの前年の設定ということだ。

主人公の「海」の父親は、船乗りだった。私が子どもの頃、船乗りという職業ははやっていて、当時大好きだったマンガ「おてんば天使」も父親が船乗りで、船が沈没して死んでしまった。そのマンガに熱中していたことも思い出した。

見終わってみて、やはり、内容や映像がジブリ映画という感じで、吾朗さんは2作目で何かを越えた気がした。

その後、K本さん達とランチとお茶をした。
久しぶりに、健康のことや、今燃えていること、子どもたちのこと・・etc、たくさん話しをして、楽しくもあり、刺激も受けた。
K本さんには、家の子どもたちが、まだ5歳と3歳の時、2ヶ月以上イギリス旅行をした時に、泊めてもらったり、イギリスを一緒に旅をしたり、とてもお世話になった。

◆ その時のことを書いたブログ