紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

カナディアンロッキーの旅=11日目

2012-09-21 17:53:16 | 5・旅の日記
■9月1日(土)・カナナスキスでラフティング

その日の予定は、午後1:30集合でラフティングをすることになっていた。

午前中は、カナナスキスに来てから、まだ一度も牧場の外に出ていないので、昼ご飯を調達しつつ、カナナスキス・ヴィレッジに行ってみることにした。




インフォメーションでまた地図をもらう。

外では、なにやらデモンストレーションをしている。
なんだろうと思ったら、クマ退治のスプレーの使い方を教えているのだった。
このスプレーは、山登りをする人に、ただで使わせてくれるようだけど、確かめたわけではない。

スプレーは、飛行機には持ち込めないので、買った人は、みなこういうところに置いて、次の人に役立ててもらうのだろう。(想像)




レイクオハラの山でも、忘れ物のストックを、誰にでも借りられるように、デイシェルターに置いてあった。

カナナスキスビレッジ。バンフなどから遠いし、ロッジなども少ししかないけど、そこの土産物店で、2人も日本人が働いていたので、驚いた。
ワーキングホリデーだろうか?




帰る途中、湖に寄る。








昼は牧場に戻って、食べた。







そろそろラフティングをするには寒すぎる頃になっていた。水着を着ていくようにいわれるが、その上はどうなるかちょっと気になった。

そうしたところ、ウェットスーツと靴を借りて、行くのだった。

小さい順に並んで、スーツを借りる。私たちは、子どもに混ざって並んだ。




スーツを着たら、暖かくなったが、実際に川に出ると、水をかぶって、スーツの中にも水が入ってきて、かなり寒くなった。

カナナスキス川の上流に運んでくれるのは、また使われなくなったスクールバス。このボートが先に川に出発していった。




川の入水地点に行くと、いろんなツアー会社のボートに乗る人でいっぱいだった。

こんな風にボートを川におろす。



私たちのリバーランナーは、コリンさんといって、日本に1年間住んだことのある人だった。少し日本語が話せた。

最初に注意を受ける。

オールの先から、絶対に手を放さないこと。放すと後ろの人に当たって、歯が折れる事故がよくあるそうだ。

前こぎ、後ろこぎ、よく指示を聞いて、そのようにこぐこと。わからなかったら、前の人のまねをすること。
ということで、私たちグループは、最後尾に乗ることにした。

以下の写真は、私の防水デジカメと、ツアー会社の人が陸から撮ってくれた、私たちが乗ったボートの写真である。

いきなり、落差のあるところを下ったが、直前までこいでいるが、ガタンと落ちるところは、ボートの中に座るので、これなら落ちる心配はない。










スラロームといって、個人競技の時に、上の棒を右や左によけながら下って行く場所らしい。私たちはふつうにただ下っただけ。










最後はゆっくりした流れ。




水をかぶると、ウェットスーツの中に入るので、最後は寒くてたまらなかった。ここで泳いだカナダ人の兄弟は、けっこうガマン強い。

そして、4:00頃終了。楽しかった。




最後の夕食。










食堂はけっこうにぎわっている。




最後の夜もふけてゆく。




ピアノタイム。





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