昨日のプラタモリを見て、その昔、20年前の旅を思い出した。
鹿児島出身の良流娯さんから誘われて、屋久島の宮浦岳に登ろうということで、計画した旅だった。
その頃は、良流娯さんも私も、山に燃えていたのだ。
そうしたところ、山形で大学院に通っていた息子も一緒にいくといいだし、良流娯さんの子、Cちゃん、その友だちのAちゃんもいくことになった。
息子と旅するなんて、19歳で家を出てから、初めてだった。というより、中学のときに海外旅行にいって以来初めてだったかも。
ただ、息子は山は興味がないので、別行動するといっていた。
ところが、私と良流娯さんと一緒に、女の子たち2人も宮之浦岳に登るとわかると、ついてくることになった。
前日、登り口まで偵察にいった。1人、他の人も混ざって写っている。
翌日は相当早起きをして、6時には登り口についた。
九州最高峰(標高1936m)であり、日本100名山でもある宮之浦岳は、けっこう登りでのある山だった。
若者3人は、さすがに体力があり、どんどん登っていってしまう。
でも、初めての山だし、私たちが見えるところより、前にはいかないでといって、途中で待ってもらったりした。
山登りが初めてのようなAちゃんも、キャーキャーいいながら、楽しんでいた。
そして、山頂についた。
その日は、丸々12時間の行動で、もう山登りはいいというかなと思ったが、みんな縄文杉も見にいきたいという。
そこも、急坂ではないが、トロッコ道を延々と歩いていく往復22kmの長いコースだ。
しかも、自然遺産になって、どのくらいたっていたか、人気のコースで、人が多かった。
でも、樹齢2000年以上ともいわれる縄文杉までたどり着いたときは、みんな、やっぱりきてよかったと思った。
その旅では、みんなでかわるがわるレンタカーを運転して、屋久島一周をしたり、ほかにも、ガイドさんを頼んで、沢登りやカヤックなどに乗った。
沢登りのときの、ガイドさんが小原さんだった。
カヤックを教えてくれたのは、女性のガイドさんだった。
沈する練習。
こうして写真を見ていても、すごく楽しい旅だったなあと思う。