紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

さて今週は・・

2015-08-16 06:51:41 | 18・家族のことなど
ほんとうなら、そろそろそ三宅島に帰る頃ですが、私はまだ数日調布にいる。
今週木曜日には、広島の娘と孫が夏休みで遊びにくるので、それから、一緒に三宅島に行く予定。
だけど、台風が発生したというし、どうなるでしょうか?

島に渡ると、どうにもならないのが、台風。
船もこなければ、飛行機も飛ばない。

昨日は、トントン姉と孫がきた。まあ、とても大きくなったRちゃん。約1年ぶりかな。

心○がいると楽しく遊んだだろうけど。
最初は心○のためにとったドラエモンビデオを見ていたけど、そのうち、遊びたくなった。
わずかしかないブロックを見つけた。
心○が三宅島にくるのに、オモチャ1つないため、荷造りしている中に入れておいたもの。




そのうち、大きなぬいぐるみに気づいた。
羊のぬいぐるみ。羊年生まれの息子が、生まれた時にもらったものだ。36年前に。
そうしたら、とても気に入ってくれたので、こんなに古くてもいい? と聞いたら、いい、というので、プレゼント。




片方の目はとれてしまったので、かわりにボタン。洋服は娘が小さい頃、友人が作ってくれて、着ていた物。
喜んでくれて、嬉しいわ。








お盆で実家へ

2015-08-14 17:08:02 | 18・家族のことなど
このために三宅島から帰ってきたのだけど、昨日、おとといは、お盆で千葉の実家にいった。

お寺さんが来て下さって、お経をあげれくれた。
初めての方だったが、とても気さくな感じで、「みなさんがお経を唱えて下さるので、まちがえてはいけないと緊張しました。」とのこと。
いつも、お経を唱えるときは、心をこめて、声をだして唱えることにしている。

その後、義母、義兄、義姉、甥、息子夫婦たちとウナギを食べに行った。







あまりにおいしくて、内地には、このようにおいしいものがあるのだと、あらためて感じた。




そして、今日は写真にはないが、お寿司を食べにいった。

島にはあまりそういう物も、食べさせてくれる店もない。
けれど、だからといって、それが不満でもなく、それで十分だと思う。

島では、ちょっとしたごちそうを、ほんとうにありがたいと思って頂いている。



買い物デー

2015-08-11 21:44:14 | 20・日々のできごと
昨日は、飛行機が飛ぶかどうか、かなり気をもんだ。

気をもみつつ、万願寺とうがらしの袋詰め。




こんなラベルも作ってもらった。村役場から。




夫は今日帰る予定を、台風のために早めて、昨日の1:30の船で帰ることにした。

私はただでさえ、弱い船に、この荒波の時に乗るなど考えられない。

飛行機のチケットは15:00のをとってあった。

でも、それだと、夫に飛行場まで送ってもらえないので、とりあえず、船に乗れるぎりぎりの時間に飛行場に送ってもらって、飛行場で待つことにした。
バスもあるにはあるが、めったにない上に、すべての集落をまわっていくので、時間がかかる。

飛行場に着いたのは12:00頃。

12:30の便はネットでは満席と出ていたが、一応聞いてみたら、あいているという。

それで帰ることにした。
いつも飛行機に乗れるとわかると、ホッとする。




上から見た三宅島。白波が立っている。




空は青空。

陸地が見えてきた。




と思うと、雨のかたまりが見える。



たったの39分で調布飛行場に着いた。
土砂降りの雨の中、自転車で家に帰り着いた。

帰って来ると、三宅島では買えない物の買い出しで、大忙し。
昨日はパルコ。今日はホームセンターのユニディ。

けれど、三宅島に宅急便で送ってもらうのに、サービスカウンターでかなりいやな顔をされたので、次回買い物の予定があったら、ユニディではなく、別のホームセンターにしようと思う。

全部書くと長くなるが、宅急便の箱160cm一箱分、約2万円の品物を、もうちょっとで、送らなくていいですから、陳列棚に返すので、代金返してください、と3回くらいいいそうになりましたね。
送れないなら、送れないで、最初からそういってくれたらいいし、結局送ってくれるなら、えー、こんなにたくさん送るんですか? という反応なしに、もうちょっと手早くその手続きをしてほしいものだ。
2人の人(男性1人、女性1人)はやってくれようともせず、最後にもう1人女性がやってきて、それから話しが進み出した。そうじゃなかったら、多分全部返品していたところだ。2時間もかけて、選んだけど。

男性はいやいや、ようやく、大きなダンボールを1つ裏から持って来てくれたものの、「こんなに入らないですよ。」
最初にいた女性は、ダンボールがありませんといって、やってくれようともしなかった。
あとからきた女性は「入りますよ。」といって、ダンボールに入れてくれた。1つ入らないのがあったが、それは持ち帰った。ヤマト便なら、送れたけど、もうそれ以上いうと、こちらの気分悪くなるので、やめておいた。

あんなに大量のもの、車じゃないのに、持ち帰れるわけがない。









島巡り・2日目

2015-08-09 15:37:39 | 25・三宅島観光
昨日は、台風の影響か、海もうねりがあった。
泳ぐのは、伊ヶ谷の海にして、午前中は島を巡った。

1983年の噴火のあとが、そのまま残っている阿古小・中学校跡を見に行った。
遊歩道をたどると、溶岩流が、ごつごつした黒い岩石となって残っている。







それから、めがね岩を見に行った。




溶岩流が波で浸食されてできたということだ。

夕方は、また伊ヶ谷の海にいったが、いつになく波がうねっていて、サカナがいつもより少なかった。




夜は、Oさんが豚もやし、夫がトビウオをさばき、私がかんたん五目寿司と西野さんから頂いた里芋料理など、3人の合作。




そして、今日は、突然わいた台風14号で、O笹さんたちが帰れるか、心配になった。
が、早朝伊ヶ谷に船がきて、八丈島に向かった。これで、ほぼ帰れる見込みが立った。

午前中は、私もまだ行ったことがない伊豆岬にいった。







海はうねっていた。

そして、通常より、少しおくれた1:50 家の近くの伊ヶ谷港に船が入港し、二人を見送った。

お祭りに来ていた人も多く、すごいたくさんの人が乗船した。







船の見送りは、なんとなく風情がある。遠いところに行ってしまう感じがする。

1番上の甲板で手を振る二人。またね~。




実際には、台風の影響がなければ、明日調布で会えるのだけど。

台風は、島にいると、予定を狂わすものだ。






友人たちと島巡り

2015-08-08 08:20:17 | 25・三宅島観光
昨日は、4:45の船で、O笹さんとTちゃんが調布からやってきた。
初めて三池港に迎えにいった。
薄くらい中、船が近づいてくる。船の旅は味わい深いなあと思う。




接岸すると、係留したり、陸の人は忙しくなる。




人が降り始める。そして、Oさんたちが到着。




午後から島巡り。

初めてアカコッコ館にいった。アカコッコは、三宅島の鳥。まだはっきりと姿を見たことがない。




太路池にもいった。三宅島の水はここからとられているということだ。




長太郎池にもようすを見に行ったが、この間とは大違いで、台風の影響で、波が荒い。




その後、七島展望台に登っていった。ここは山の中腹なので、山の気候。すごく景色がいいが、噴火の傷跡も感じられた。






台風の影響で黒雲が出て、七島は見えなかったが、景色のいい、すてきなところなのがわかった。




帰ってきてから、伊ヶ谷の海で泳いだ。

夜は、Tちゃんがビビンバ丼を作ってくれて、みんなで食べた。








三宅島のお祭り・富賀神社大祭巡り神輿(都指定無形民俗文化財)

2015-08-06 06:06:15 | 24・三宅島の行事
昨日と今日は、三宅島のお祭りで、伊ヶ谷に御神輿が回ってくる番。
富賀神社大祭といって、都指定無形民俗文化財に指定されているそうである。
阿古を出発した御神輿は、1日ごとに各地区を回る。

昨日は朝からいって、おむすび作りを手伝う。

午後は1:30にバスが出て、御神輿をお迎えにいくというので、一緒に乗っていった。

1日お祭りで終わったが、いろいろ初めての人とも知り合えた。

今日も、手伝いに行く。

ここで、阿古からの御神輿を待つ。絶対に遅れてはいけないということで、1時間半も前に着いた。




獅子舞。




2地区の真ん中の線のところで、御神輿がきたあと、受け渡しの儀式をする。




若者が、走って御神輿のところまで行き、担ぐ。こんなに人が住んでいたのねというほどの人数。
木遣り歌に合わせて、御神輿を担ぐようすは、とても勇壮だった。







伊ヶ谷までずっと歩くのではなく、途中からは車にのせるが、それでも、大変そうだった。

お祭りは男の領域。女は台所。夫も初めてだけど、旗を持って、歩いた。




そして、もちろん祭りといえばお酒なので、私は初めて、夕方一人で車を運転して買い物にいった。

明日から友人親子が来島するが、残念なことに、昨日タイドプールに、カツオノエボシ(クラゲ)がでた。このままずっとダメなのかどうかは、よくわからない。
伊ヶ谷も海は、まだだいじょうぶなようす。





伊ヶ谷の海

2015-08-05 05:46:05 | 23・三宅島のくらし
一昨日、昨日と、夕方伊ヶ谷の海(大船戸海水浴場)で泳いだ。
夕方5時前後に行くと、昼寝からさめた子どもを連れた人がきている。
昼間は暑すぎて、私も海にゆく気になれない。
だんだんとシュノーケルにも慣れて、磯の方にいくと、サカナが群れて泳いでいるのが見えた。
もう少し慣れたら、もぐって、サカナと一緒に泳ぎたいが、今はこれが精一杯。







昨日は、よく晴れて、青空が広がった。

久しぶりに離島が見えた。これは神津島か?




明日、あさってと2年に1度の三宅島のお祭りがある。
御神輿が、集落から集落へと渡され、島を一周するらしい。







伊ヶ谷でも、その準備が始まった。

昨日は、空気がクリアだった。日没の瞬間。








昨日は、庭の大掃除。

2015-08-03 14:43:18 | 23・三宅島のくらし
毎週末は、毎日小学生新聞の校正をするのだけど、今回はそれが送られてこなかったので、昨日の日曜日は、1日庭の掃除をしていた。

朝晩は過ごしやすいけど、日中動くと、滝のような汗が出る。
内地とは、暑さの種類が違う気がする。じわっとわくような汗ではなくて、ほんとうに流れる。まるで、山登りをしているときみたい。


来週は調布に帰るけど、その後もどってくる時には、娘と孫、義母も一緒にくるので、今掃除をしないと、する時がない。
というわけで、昨日は1日掃除にはげんだ。

家の前の庭。左横は家だけど、こちらには持ち主の荷物があるので、手はつけない。
そして、片付けた木は、そのうち、燃やす。




もう一つの小屋を、おととい片付けた。小屋の中から出てきたもの。これでも、まだ十分の一ほど。




今日一部分を燃えるゴミに出していたら、おとなりの80歳のご婦人に、手伝いましょうか、と声をかけられた。
この島の人は、ほんと元気である。

残りは、今日またクリーンセンターに持って行った。

ここ数日で、開拓した夫の畑。前見たときの、3倍くらいになっていた。
毎日、昼と夕方に、帰ってくるときは、くたびれ果てた感じだけど、島で農業をするというのは、簡単ではない。
そして、開拓したところは、これから機械をいれて、耕さなくではならない。まだ道は遠い。




ハウスの万願寺とうがらし。




やっとひとつなった島のメロン。




それでも、楽しみもある。今日初めて、夫が作った「万願寺とうがらし」に値札をつけて、お店に並べることができた。

今日とれた分。いいのとダメなのとより分けたら、売りに出せるのは半分弱になった。




いいものは、ビニール袋に入れて、野菜の名前、生産者の名前、値段をつけて、農協の店に並べた。







売れたとしても、数百円の利益だけど、もともと仕事として農業をしにきたわけではないので、誰かがおいしいと食べてくれれば、十分なのである。