意志のなかにいる

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アニメモ

2008-03-05 08:55:35 | アニメ感想(07・08・09年)

BAMBOO BLADE 第22話 「敗者と勝者」 ○



このお話を見よ



以前、バンブーは手持ちの材料を扱うのが
上手だと書いたことがあったけれども、今話は
それをネガティブな方向で用いてきたわけで
「1話でボコったチンピラな名前も忘れた先輩」と
「タマちゃんの弱点」っていう要素。

ここまで、まあいろいろあっても基本的には
「明るく楽しいスポーツコメディ」っていうセンで
バンブーは話しを進めてきていて、そしてそれに
かなりのところまで成功していたと付け加えてもよく
このままその流れでいっても「良作」の評価は固い
はずであったのにそれを支えていた「キリノの下地」と
「タマちゃんの強さ」のうち後者をここにきてペッキリ
折って自分で自分に異議申し立てをしてしまうあたり
まあ弁証法的といおうかマッチョといおうか、
今日では天然記念物なぐらいスポーツものしてるなあ
なんて最近完結した某テニヌを比較して思い浮かべたり。
なんにせよ次回以降の話しが純粋に
楽しみでしょうがないのであります。





ARIA The ORIGINATION 第9話
「その オレンジの風につつまれて…」 ◎



声優つながりでバンブーから続けて見るのも
一興かと。


冒頭、卒業していくアリスがでっかく見えたのは
絵の問題なのかそれとも自分がじょじょに
そうなっていたのを見過ごしていたのか。


いっぽうで「アテナ先輩がいるときは時間が
止まるんです」って発言も興味深い、
「今のままでいること」とも取れるようで。

そのアテナ先輩が語った「夕暮れ時の
火星(オレンジプラネット)は人の郷愁をさそう」
って発言は実際には「地球から観測した火星」で
あって、橙のまんまの火星内部からそのまま
見たかつての光景というわけではないわけで
そこには幻想(イメージ)があると言えるわけだ。
そしてそれはあたかも黄昏時がすぐに過ぎ去って
夜を迎えるように、アテナの一番弟子ってだけでは
いられなくなるような時間の流れのある種のはかなさが
重なるとも言えるのだけど、その一瞬、プリマになる
という夢がかなったこと、それを仲間たちが祝福
してくれていること、そしてカンツォーネを心から
楽しんで歌っているそのよろこびこそが
「ルミス・エテルネ」(永遠の光)ってことなのかも
しれない。





しち面倒なことをつらつらと書いてきたけど要は
「おめでとうございます」ということなんです。
コメント
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