BUS GAMER 第1話
AAA(ノーネーム)
無愛想なのとタバコくわえた兄ちゃんと
へたれ出してハイできあがり。
チープな設定は多分こういう方法論だから
とやかくやいわないが、兄ちゃんどもを
雇ったエラいひとが「奴らを採ったのは
金が欲しい理由が記述されてなかったからだ」
って言ってたのに、その前後でわざわざ回想で
その理由をおぼろげにでもバラしてるのが
まあ、なんともせわしない。
バンブーブレード
-BAMBOO BLADE- 第24話 「剣と道」 △
広げた風呂敷閉じてみせ。
いろいろと新キャラなどを話しにキッチリ
からませ、ついでに過去の遺物も引っ張り
だしてきて一悶着させたわけだけど
まあ、大体これぐらいの落としどころだろう
とは誰でも予期しているわけで。
若い時分はちょこちょこ上手く
いってたことがちょっとしたことで
兵児たれることはあることだから共感が
できないようなワケでもなく、ダラダラと
話しを引っ張らずにそれなりにカタチを
つけられていることこそ今日では珍しい
構成の堅実さを示しているのではないか。
シゴフミ 第11話 「メザメ」 △
「郵便屋さん」から「配達人」
あるいは「検察官」
なんかあれだなあ、話しを繋ぐために
「死神」の「設定」をほじくり回したり
こんなサツバツとした世界でチアキが
「法の抜け道」を探してみたり
父親を「告訴」してみたり
伝統の「電撃文庫死神もの」も随分俗っぽく
なったものよな。
狼と香辛料 第12話 「狼と若僧の群れ」 ○
借金で首がまわらくなっているのにえらく
軽い話しをしていたり、かと思えばCMを
はさんで若僧の狼に追い回されたり
裏切られて地面に転がされたり
天気と同じく、展開がコロコロ変わる
これが旅の醍醐味か
自身の無力と後悔に涙するロレンスがよい
いや、目出度くはないのだけどさ。
普段は景気がいいことを吹いているけど
こういう荒事だととたんに無力だと実感
するのはすこし分かる。キャラクターの
言行に説得力があるってのはライトノベル的
王道の1つと言えるのでは。
次回でこの件はケリがつくのだろうけど
まあこのまま「泣き寝入り」ってことは
ないだろうからどんなオチがつくのか
今から楽しみ。