経済なんでも研究会

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今週のポイント

2017-01-23 08:02:20 | 株価
◇ 市場の“敬意”は100ドル弱 = トランプ大統領が登場した。注目された就任演説は、これまでツイッターで発信してきた政見の集大成。新しいことは何も出なかった。ただ乱暴な表現はさすがに影を潜め、紳士の側面だけが強調された形。市場はこれに一安心し、この日のダウ平均は95ドル上昇した。しかし週間では58ドルの値下がり。

東京市場は先週、海外からのニュースだけで変動した。まず17日に、イギリスのメイ首相がEUからの完全離脱を表明。同じ日、トランプ氏が経済紙のインタビューで「ドルは高すぎる」と発言。さらに18日にはイエレンFRB議長が「政策金利は19年までに3%に上昇する」と予測した。日経平均は前の2つのニュースで下げ、最後のニュースで上げている。週間では149円の値下がり。

今週はトランプ大統領が、次々と指示を下すとみられる。TPP(環太平洋経済連携協定)への不参加やNAFTA(北米自由貿易協定)の再交渉のほか、移民問題などでも方針が確定されるだろう。とくに貿易問題については、日本も素早く対応策を考えなければいけない。国会で政府の考え方がどこまで示されるのか。ボールは日本側に投げられている。

今週は23日に、11月の全産業活動指数。25日に、12月の貿易統計。26日に、12月の企業向けサービス価格。27日に、12月の消費者物価。アメリカでは24日に、12月の中古住宅販売。25日に、11月のFHFA住宅価格。26日に、12月の新築住宅販売とカンファレンス・ボード景気先行指数。27日に、10-12月期のGDP速報と12月の消費者物価が発表される。

      ≪23日の日経平均は? 予想 = 上げ


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