◇ NYは強気すぎ、TKは弱気すぎ = トランプ大統領の組閣が難産している。イエレンFRB議長が議会で、利上げに前向きな姿勢を表明した。この2つの出来事は、ニューヨーク市場にとっては少なくとも大歓迎する材料ではない。だが東京市場にとっては、将来の円安が望めるから悪材料ではない。にもかかわらず先週のニューヨーク株式は連騰。東京の株価は大幅に値下がりした。
ダウ平均株価は7日間の連騰で、終り値は2万0624ドルに。週間では355ドル値上がりして、史上最高値を更新した。2万ドルの大台に乗せてから3週間なのに、もう2万1000ドルを狙う勢いである。その一方で日経平均は先週144円の値下がり。企業が続々と最高益の決算を発表しているなかで、まことに元気がない。
間もなくトランプ大統領が、30年ぶりの税制改革を公表する。それへの期待感から、今週もダウ平均は上昇するのか。それとも急ピッチの上げを修正するのか。日経平均は好決算を見直して、遅れた分を取り戻そうとするのか。日経新聞の集計によると、上場企業の昨年10-12月期の純利益は最終的に25%の増益となった。
今週は20日に、1月の貿易統計。21日に、12月の全産業活動指数。23日に、1月の企業向けサービス価格。アメリカでは22日に、1月の中古住宅販売。23日に、12月のFHFA住宅価格。24日に、1月の新築住宅販売が発表される。
≪20日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
ダウ平均株価は7日間の連騰で、終り値は2万0624ドルに。週間では355ドル値上がりして、史上最高値を更新した。2万ドルの大台に乗せてから3週間なのに、もう2万1000ドルを狙う勢いである。その一方で日経平均は先週144円の値下がり。企業が続々と最高益の決算を発表しているなかで、まことに元気がない。
間もなくトランプ大統領が、30年ぶりの税制改革を公表する。それへの期待感から、今週もダウ平均は上昇するのか。それとも急ピッチの上げを修正するのか。日経平均は好決算を見直して、遅れた分を取り戻そうとするのか。日経新聞の集計によると、上場企業の昨年10-12月期の純利益は最終的に25%の増益となった。
今週は20日に、1月の貿易統計。21日に、12月の全産業活動指数。23日に、1月の企業向けサービス価格。アメリカでは22日に、1月の中古住宅販売。23日に、12月のFHFA住宅価格。24日に、1月の新築住宅販売が発表される。
≪20日の日経平均は? 予想 = 下げ≫